2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に登場し、明治維新の精神的指導者であった幕末の思想家・吉田松陰。今回訪れたのは、彼を祀る東京都世田谷区にある、「松陰神社」です。
東京都内に残る数少ない路面電車の一つ、急世田谷線のレトロな車両に揺られ、「松陰神社前」という小さな駅で降ります。
商店街を歩いているとすぐに、白い壁が目印のかわいいお店、路面電車の街に立つ小さなカフェ「cafe Lotta」を見つけました。
笑顔になれるメニューと心遣い
古い民家をリノベーションしたお店とのことでしたが、ドアを開けるとそこはまるで、ヨーロッパに住む女の子のお部屋のよう。
ケーキがぶショーケースや、それぞれ違う机や椅子、壁にかかったインテリアなど、あちらこちらにかわいらしさが満載です。
広すぎない店内だからこそ、気楽にくつろぐことができました。
看板メニューであるカフェオレ(650円)と、ロッタ風ポークライス(800円)をいただきました。
お店の看板娘的な存在であるキャラクター「ロッタちゃん」の愛らしいラテアートに、思わずこちらまでにっこりしてしまいます。描かれる表情は毎回変わるそうなので、次回訪れるのが楽しみになります。ポークライスは見た目以上に食べ応えが抜群です。
メニューは他に、少しだけお腹が空いているときに嬉しい各種トースト(550円~)や、豊富な種類のケーキから好きなものを二つ選ぶことができる、よくばりケーキプレート(680円)など。
コーヒー類以外にも、アルコールを含めドリンクの種類が豊富で、また場所が商店街だということもあり、「ちびっこサイズ」のフレッシュジュースも用意されていました。お子様を持つママさんにとっても良い場所ですね。
「かわいい」でいっぱいのロッタちゃんのお家
実はこのお店、オーナーさんご自身が現在子育てをされているお母さん。
ロッタというお店の名前についても、ご自身のブログで、開店前の建物に対し「ちいさな女の子をイメージ」し、「よく妊婦さんがおなかの中の赤ちゃんに話しかけるときに『ひよこちゃん』と呼ぶ感じ」で付けていた呼び名が由来であると書いていらっしゃいました。
ドリンクもご飯もスイーツも種類が豊富で美味しくて、たくさんの「かわいい」と温かい心遣いにあふれたロッタちゃんのカフェにぜひ、遊びに行ってみてください。