お茶に人一倍こだわった古民家カフェ「茶々工房(ちゃちゃこうぼう)」(高田馬場/早稲田)

学生が多い街、高田馬場。駅周辺には、たくさんの日用雑貨店やレストランが立ち並ぶ賑やかなエリアから、早稲田大学を繋ぐ早稲田通り沿いを進むと、所々に古書店や古着屋があり、高田馬場駅から遠のくにつれ落ち着いた雰囲気がでてきます。

【リノベ・古民家カフェ No.】「茶々工房」(高田馬場駅)

15分ほど早稲田大学方面に進んだところに、おしゃれな古民家カフェがあります。路地裏にあり人目につきにくいため、大通りに目印の看板が出ています。

【リノベ・古民家カフェ No.】「茶々工房」(高田馬場駅)

そのカフェの名は「茶々工房」。お茶に人一倍こだわったお店で、有機栽培無農薬やお茶療法などを取り入れています。
「茶々工房」は、2003年にオープンして、今年で12年目になるカフェです。

地域に密着したお茶のお店

ここの魅力はなんといっても種類豊富なお茶。聞いたことのないお茶もあれば、自分の故郷で採れているお茶まで、ラインナップが充実しています。

そして、メニューにはそれぞれのお茶がどのような味を持っているのか丁寧に記載されているので、自分に合ったお茶を探すことができるのが魅力的。

【リノベ・古民家カフェ No.】「茶々工房」(高田馬場駅)

お茶とひとことで言っても、その種類は、緑茶、紅茶、抹茶と多岐に渡ります。このお店ではその全てをカバーしているので、むしろ選ぶのが迷ってしまいそう。
ドリンクは400円から、和菓子は350円からとリーズナブルな値段設定です。

【リノベ・古民家カフェ No.】「茶々工房」(高田馬場駅)

ドリンクの充実したメニューに負けないぐらい、和菓子にも手をかけています。その中で特におすすめなのが、かき氷。
和風かき氷で有名なのといえば抹茶ぜんざいですが、ここのお店には梅みつ練乳や白桃など、珍しい種類があります。

【リノベ・古民家カフェ No.】「茶々工房」(高田馬場駅)

座席数は15席ほど。イスとテーブルは黒で統一されているため、シックで落ち着いた印象の店内です。料亭のように整えられたカウンター席もあり、食事を楽しむもよし、お店の人とお茶について会話を楽しむもよいでしょう。

また、お店には和の小物やお菓子も販売しています。手作りにこだわったものや、交流のある人から仕入れたものなど、そのお店と関わりのある人たちを垣間見ることができます。

お茶をお供にリラックスタイム

お茶にはたくさんの効用があります。昔それが薬として利用されており、ビタミンCを多く含んでいたり、虫歯や食中毒を防いだりという効果があります。飲むだけで身体に良い影響を与えてくれるなんて、日頃からお茶を飲む習慣のある日本人にとっては楽チンですよね。

もちろんお茶にはリラックス効果もあります。一人で癒されたい人や、少人数の友達とお喋りしながら気分を晴らしたい方など、お茶を飲みながら過ごすと一息つくことができるかもしれません。

お茶の持つ魅力を飲み物や食べ物で味わうだけでなく、おいしい淹れ方や種類なども、お店の人から少しお話を聞くだけで新たな発見がありそう。

お店の雰囲気に合った穏やかなジャズ調の音楽がさらに居心地の良い空間を作り上げています。また、大通りに面していないので、がやがやした街並を見ることもなく、落ち着いて過ごせるのが良いところ。

調子が良くない日や、体調が気になる日にこそ行ってほしいお店が、「茶々工房」。薬としての役割を持つお茶がきっと体調を癒してくれるはず。
あなたの気分や好みに合ったお茶が探せる場所です。