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倉庫をリノベーションしたライフスタイルカフェ「ラカグ/lakagu」(神楽坂)

物を収納するだけの無機質な倉庫が、人を迎え入れる温かなカフェに

沢山の人で賑わっている表通りと、静かで落ち着いた雰囲気の裏通り。
同じ場所にいながらも、二つのまったく違う空気を味わえるここ“神楽坂”は、アクセスの良さや、お洒落で美味しい飲食店の多さから、都内屈指の人気エリアです。
そんな神楽坂の街に、まるで昔からそこにあったと思わせる、大きな倉庫カフェがあります。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】「lakagu(ラカグ)」(神楽坂)
その名は「la kagu」

お店の場所は、神楽坂駅の二番出口の出ると、すぐ目の前。
「la kagu」がある場所はもともと、20年間使われていない大手出版社の倉庫でしたが、2014年10月に大規模なリノベーションにより、カフェを含めた商業施設へと変貌を遂げます。

倉庫の持ち主である大手出版社と、カフェやアパレルを手がけるファッション企業と、日本を代表する建築家の隈研吾氏の3者のコラボレーションにより、「la kagu」が誕生しました。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】「lakagu(ラカグ)」(神楽坂)
倉庫と聞くと、冷たく無機質なイメージを持つ方が多いでしょう。
しかし、ここ「la kagu」は倉庫の無機質な雰囲気を上手く活かし、回りの植林などによる“自然の温かさ”と倉庫の“無機質な雰囲気”を融合させたオリジナリティー溢れる空間に仕上がっています。

太陽の光を受けて輝く木の階段、そしてガラス扉を抜けると、外の光をそのまま映したような明るく、しかしどこか落ち着く店内が広がります。

カフェと、本と、ファションが楽しめる空間

店内は、カウンター・キッチンともに、白を基調としたシンプルな作り。
キッチンはオープンになっていて、どんな手順で料理をしているのかを、見ることもできます。
席は、20人ほど座れる大きな木のテーブルが2つ並んだダイニング風のスペース。
テーブルには、積み重ねられたニュースペーパー風の目を引くメニューがあり、注文後はメニューをランチョンマットのように使い、料理を頂くスタイルも可能です。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
メニューは、バリエーション豊かなホットドッグやサンドウィッチ、ポテトやサラダなどのサイドディッシュ。
ドリンクはコーヒー、紅茶などと、ビールなどのアルコール類も揃っています。

しっかりと食べたい時はサンドウィッチやホットドッグ、小腹がすいている時はポテトやサラダだけ、といった使いわけが出来るのもいいですね。
ブラウニーやジェラートなどのデザートも揃っているので、神楽坂散歩の休憩にもピッタリです。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
また、カフェがある1階には、雑貨やレディースの洋服、2階にはメンズの洋服、そして本の取扱いがあります。2階には作家の方がトークショーなどのイベントを行うスペースもあり、出版社の倉庫であった一面が、ここでも見られます。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)

街と繋がる、生まれ変わった大きな倉庫

いま世の中には、日々の忙しさに追われて、自分が住んでいる街への関心や興味が薄れ、街との繋がりが弱くなってしまっている人も多くいると思います。
しかし、賑やかさと静かさ、その両面を備え持つ神楽坂は、今もなお“街と人”とのつながりがしっかりと残っています。きっとそれは、自分の街を想う人が多いからではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
そんな神楽坂にあった、昔から街の一部としてそこに存在していたのに、人々と繋がることは無かった大きな倉庫。カフェとして生まれ変わったことで、沢山の人と繋がり、また沢山の人々を繋ぐことが出来るようになりました。
「la kagu」を通じて、神楽坂は、ますます“街と人”との繋がりが強くなっていくことでしょう。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
街にある倉庫一つがカフェになるだけで、街の景色や繋がりは変わっていきます。
“ただ歩くだけの道、あるだけの建物”、そんな考えを少しだけ変えて生まれ変わった倉庫カフェ「la kagu」を覗いてみませんか。

面白い!日本のいろんなリノベカフェ(日本編)

日本中のおもしろリノベーションカフェをまとめて公開!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベまとめ】vol.7です。

いま日本を含めて世界中に、古民家や倉庫、工場をリノベーションした素敵なカフェが、沢山ありますね。前回は「世界中の工場カフェ」をご紹介しました。
工場リノベカフェ自体の数はまだ少ないですが、その分、お店のクオリティも高いです!もっともっと増えていきそうですね。

さて今回は、ちょっと変わった“おもしろリノベカフェ”です。
例えば、銭湯や学校などの施設をリノベーションしたカフェです。学校は独特の天井、銭湯はタイルなど、随所に施設ごとの面影が見られるので、なんだが不思議な感覚になりますよ!

①Cafe茨木湯(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
【閉店】
住所:大阪府茨木市宮元町4-1

②ゆーゆー(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:広島県尾道市土堂1-3-20
アクセス:尾道駅から8分
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜
TEL:0848-25-5505
ゆーゆーの詳しい情報はこちら(食べログ)

③カフェスタイルリゾート 嵯峨野湯(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町4-3
アクセス:嵐山駅より徒歩1分
営業時間:11:00~19:30
定休日:不定休
TEL:075-882-8985
カフェスタイルリゾート 嵯峨野湯の詳しい情報はこちら(食べログ)

④前田珈琲明倫店(学校→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2 京都芸術センター 1F
アクセス:地下鉄四条駅から徒歩5分
営業時間:10:00~21:30
定休日:不定休
TEL:075-221-2224
前田珈琲明倫店の詳しい情報はこちら(食べログ

⑤さらさ西陣/SARASA NISHIJIN(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
アクセス:大徳寺前バス停下車より徒歩10分
営業時間:12:00〜23:00
定休日:水曜
TEL:075-432-5075
さらさ西陣の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑥カフェ・アンデパンダン(新聞社→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928ビル B1F
アクセス:京都市役所前駅より徒歩5分
営業時間:11:30~24:00
定休日:無休
TEL:075-255-4312
カフェ・アンデパンダンの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑦イーエイチバンク/E.H BNAK(銀行→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:兵庫県神戸市中央区海岸通9 神戸チャータードビル 1F
アクセス:元町駅東口から徒歩10分
営業時間:11:30~翌5:00
定休日:無
TEL:078-331-6553
イーエイチバンクの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑧フクモリ万世橋(旧駅舎下→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:千代田区神田須田町1-25-4
アクセス:秋葉原駅より徒歩4分
営業時間:11:00~23:00
定休日:無
TEL:03-6206-8381
フクモリ万世橋の詳しい情報はこちら

⑨TOKYO SALONARD CAFE (ストリップ劇場→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:東京都渋谷区道玄坂1-11-3富士商事ビル2F
アクセス:渋谷駅から徒歩6分
営業時間:12:00~24:00
定休日:無休
TEL:03-3463-0724
TOKYO SALONARD CAFEの詳しい情報はこちら(食べログ)

次回は“世界のおもしろリノベーション”

日本の“おもしろリノベカフェ”、いかがだったでしょうか。
銭湯をリノベーションしたカフェなどは、日本独自ですね。古民家カフェ同様に、外国人の方々も喜ばれそうです。
おもしろリノベカフェは、かなりインパクトがあるので、街の集客にも一役買いそうですね。

次回は、“世界のおもしろリノベーション”です。
カフェに限らず、工場や教会が刑務所が、住宅や図書館やホテルに!?など、面白いリノベーションご紹介していきます。
一度でいいから、入ってみたい空間が広がっていますよ!

↓過去の【リノベカフェシリーズ】
こちらも併せてご覧ください。
vol.1 古民家カフェ編(東京編)
vol.2 倉庫カフェ編(国内編)
vol.3 倉庫カフェ編(海外編)
vol.4 古民家カフェ編(全国編①)
vol.5 古民家カフェ編(全国編②)
vol.6 世界の工場カフェ編

自動車整備工場をリノベーション!「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

東京東エリアのカルチャー発信地!

「東京の東エリア(セントラルイーストトーキョー/CET)」

当サイトでも何度か紹介しているこのエリアは、東京の新たなカルチャーの発信地として最も注目を集めています。
このエリアは、2005年前後から古い建物をリノベーションした個性的な新しいカフェやショップ、レストラン、ギャラリーが増え、街全体が変化し、新たなコミュニティが生まれ、盛り上がり続けています。

そんな盛り上がりの火付け役であり、このエリアのカルチャー発信元になっているカフェがあります。
そのカフェの名は、

「OnE drop café(ワンドロップカフェ)」。

もともとは自動車の整備工場だった築50年のビルの1階をリノベーションし、2009年にオープンしました。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

オーナーが作りたいと考えたのは、「年齢も職業も様々な人が集まる自由な空間」。
店名の“one drop”には「一滴のしずくが波紋を広げ、やがては大きな波になるように」という想いが込められているそうです。

まさにその想いの通り、この「OnE drop café(ワンドロップカフェ)」から様々な広がりや盛り上がりが生まれています。

無骨な空間と、こだわりのお酒やコーヒー、美味しい料理

店内は、車の整備工場だっただけあって天井は高く、開放的。
ゆったりした空間に、ソファとローテーブルが並び、座席数は30ほど。
奥にはカウンター席が5席ほどです。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

店内奥の壁面には残されたシャッター、天井には蛍光灯が取りつけてあった痕跡。
店内のいたるところに整備工場の無骨な面影が残されており、それが良い意味での気取らない感じと居心地の良さに繋がっているのでしょう。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

ドリンクはビールやカクテルをはじめ、梅酒森蔵やコーヒー焼酎、どぶろく蔵元などの珍しいお酒が揃っています。
また、お酒以外にカフェメニューも豊富。
こだわりのドリップコーヒー、水だしアイスコーヒー、ジャスミン茶、各種ハーブティー、など多彩です。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

フードメニューも勿論、充実。
様々な地域の“ローカルフード“を中心に、手の込んだ美味しいものばかりです。

人気の秘訣はイベントによるコミュニティつくり

OnE drop café(ワンドロップカフェ)では、定期的に様々なイベントが開催されています。
アーティストのライブ、DJが入っての音楽イベントをはじめ、落語会、日本酒好きによる日本酒ナイトなるものなど。

そんなイベントを通して、様々なコミュニティが形成されるOnE drop café(ワンドロップカフェ)は多くの人に愛され、いつも賑わっています。

ここ、OnE drop café(ワンドロップカフェ)がいつも賑わっている、そして東京東エリアのカルチャー発信源になっている大きな理由に、“定期的なイベント開催によるコミュニティ創り”があるのだと思います。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

OnE drop café(ワンドロップカフェ)の運営方法は、カフェやショップ、企業のみならず、自治体なども参考になる点は大いにありそうですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

深夜2時まで営業されているので、飲み足りない時や一人でゆったりしたい時、深夜にコーヒーを飲みたくなった時などには是非、“開かれた秘密基地「OnE drop café」(ワンドロップカフェ)”を訪れてみてください。

世界中の工場リノベーションカフェ

世界中の“工場リノベーション”をまとめて公開!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベまとめ】vol.5です。

倉庫や民家、工場や学校をリノベーションした素敵なカフェやオフィスが、日本含め世界中に沢山ありますね。前回、前々回は「全国の古民家カフェ①」「全国の古民家カフェ②」をご紹介しました。

京都の町家など、古民家カフェはその地域らしさが出るのも面白さの一つ。
東京での古民家は少なくってきましたが、国内で見れば古民家自体はまだまだあります。もっと素敵な古民家カフェが全国に増えていきそうですね。

今回はなんと、“工場をリノベーションしたカフェ”です!
工場カフェは倉庫カフェよりも更に、無骨な空間です。
まだまだ工場カフェ自体の数は少ないですが、その分、お店のクオリティも高いです!
人気リノベカフェの一つになるポテンシャルは存分に感じられますね。

①MORIHIKO/モリヒコ

世界中の工場リノベーションカフェ
ikigoto-tumblrより
住所:北海道札幌市中央区南二条西26-2-18

②ベーカリーカフェ レンガ/Bakery cafe renga

世界中の工場リノベーションカフェ
ikigoto-tumblrより
住所: 群馬県桐生市東久方町1-1-55

③D×M/ディーバイエム

世界中の工場リノベーションカフェ
ikigoto-tumblrより
住所:北海道 札幌市札幌市中央区北3-6-356

④Anthracite Coffee

世界中の工場リノベーションカフェ
ikigoto-tumblrより
所在地:Seoul/ Korea South、ソウル/韓国

⑤Sightglass Coffee/サイトグラスコーヒー

vol.5_05
ikigoto-tumblrより
所在地:San Francisco/The USA、サンフランシスコ/アメリカ合衆国

次回はちょっと変わった“おもしろリノベカフェ”

いま、世の中に多いリノベカフェは、古民家、倉庫、工場などです。
しかし、とてもユニークなリノベカフェはまだまだあります。
例えば、銭湯や学校などの施設をリノベーションしたカフェ。随所に施設ごとの面影が見られるので、なんだが不思議な感覚になりますよ。

次回は、そんな“おもしろ”リノベーションしたカフェをご紹介します。

↓過去の【リノベカフェシリーズ】
こちらも併せてご覧ください。
vol.1 古民家カフェ編(東京編)
vol.2 倉庫カフェ編(国内編)
vol.3 倉庫カフェ編(海外編)
vol.4 古民家カフェ編(全国編①)
vol.5 古民家カフェ編(全国編②)

ほっと一息出来る古民家カフェ「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)【休業】

2015年5月から休業されました。

路地奥から広がる、“築60年”の心落ち着く懐かしい空間

江戸風情の残る街、日本橋人形町。
日本最大の現金問屋の街、日本橋馬喰町。

その2つの街の中間に位置し、近年はCETエリアの一角として賑わい、アートギャラリーやショップ、カフェなどが立ち並ぶ街、日本橋小伝馬町。

この街に、築60年に及ぶ古民家がリノベーションされた都会とは思えない空間が広がるカフェがあります。その名は「紅(もみ)」。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

お店の場所は大通り(江戸通り)から、一本脇道に入ったところ。
道路に面している建物の外観自体はいわゆる古民家風ではなく、正面口では雑貨などの販売をしており、カフェへの入り口はありません。
一見、「どこが古民家カフェ?」と思ってしまいそうな外観です。

しかし、店の横にある細い路地を奥へ進むと、昭和の雰囲気が漂う古民家の佇まい。
入り口の扉をガラガラとあけ、靴を脱ぎ畳の部屋にあがると、とても懐かしく、心落ち着く空間が広がっています。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

中庭を眺めながら、美味しい茶でほっと一息

店内は、8畳ほどの畳部屋には1人~2人用のテーブルが6つ程、3~4人用のテーブルが3つ程、 開け放された隣の部屋はソファー席が2つと席数自体は多くないですが、どの席もそれぞれ特徴があってユニークです。
畳の間には襖や掛け軸などもあり、正に“古民家を堪能できる空間”となっています。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

また、大きく開かれた窓からは、都会にいるのを忘れてしまうような中庭の景色が広がっていて、つい長居したくなってしまいそう。
そんな中庭を眺めながらゆったりと読書などしている人もいます。とても贅沢な時間ですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

メニューは、台湾茶を中心にコーヒー、ハーブティー、チャイ、自家製ジンジャーエールなど、20種類ほど。

ランチタイム(11:30~14:00)もあるので、フードメニューも充実しています。もちろん、ケーキなどの甘味もあるので、お昼過ぎのひと息つきたい時などにもいいですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

ますます求められていく都会のオアシス的カフェ

「紅」がある日本橋小伝馬町、馬喰町エリアは、古くから衣料品問屋街として栄え、現在は様々な企業がオフィスを構え、昼夜多くの人で活気立つビジネス街でもあります。

そんな慌ただしさのある都心の一角で、喧騒を忘れさせてくれる古民家カフェ「紅」は、日本橋界隈で働く人達の“オアシス”的存在して愛されています。

ビルが立ち並ぶ都心部では、心落ち着く古民家カフェのような空間のニーズはますます高まっていきそうです。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

実はこの「紅」、茅場町に3店舗も姉妹店が有ります。
「鳥徳」、「URA徳」、「TALO」。
この3店舗はどのお店もカフェではなく、焼き鳥屋、ビールバーといったスタイル。ただ、「紅」同様に温かみのある空間のお店です。
また違った使い方、楽しみができますね。

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)

全国の“古民家カフェ”をまとめて公開!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベ◯◯まとめ】vol.5です。

今回も、前回に引き続き“古民家をリノベーションしたカフェ”の、全国編②(後編)です!
全国にはまだまだ素敵な古民家カフェが数多くありますね!

※前回の古民家をリノベーションしたカフェ”の、全国編①(前編)はこちらから

①独鈷(どっこ)

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:静岡県伊豆市修善寺970
アクセス:修善寺駅から車で5分
営業時間:9:30~17:00
定休日:木曜
TEL:0558-72-6112
独鈷の詳しい情報はこちら(食べログ)

②Cafe asile(カフェ・アジール)

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:香川県高松市仏生山町甲2507
アクセス:高松中央I.C.下車して車で10分
営業時間:8:30~18:00
定休日:日曜
TEL:087-889-1531
Cafe asileの詳しい情報はこちら(食べログ)

③土佐水木(TOSAMIZUKI)

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:高知県高知市槇山町10-24
アクセス:朝倉駅前駅から徒歩20分
営業時間:9:00~21:30
定休日:不定休
TEL:088-844-5580
土佐水木の詳しい情報はこちら(食べログ)

④Metro Cafe

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:熊本県山鹿市山鹿1392
営業時間:11:00~22:00
定休日:火曜、第3月曜
TEL:0968-43-0874
Metro Cafeの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑤engawa cafe & space

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色1664-1
アクセス:神奈川県立近代美術館葉山館バス停より徒歩1分
営業時間:11:30~14:00、18:00〜21:00
定休日:無
TEL:046-827-7188
engawa cafe & spaceの詳しい情報はこちら(食べログ

⑥カフェありか

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
【閉店】
住所:京都府京都市中京区壬生東大竹町21-4

⑦DAYS386

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内 377
アクセス:逗子駅よりバスで10分
営業時間:11:00~22:00
定休日:木曜
TEL:046-876-5750
DAYS386の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑧kamakura 24 sekki

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:神奈川県鎌倉市常盤923-8
アクセス:鎌倉駅より徒歩19分
営業時間:11:00~17:0
定休日:月曜、火曜、水曜
TEL:0467-81-5004
kamakura 24 sekkiの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑨うめや

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:福岡県福岡市室見2-2-11
アクセス:室見駅より徒歩8分
営業時間:11:00~15:00
定休日:不定休
TEL:092-982-0248
うめやの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑩ao café

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:福岡県八女市 本町44-2
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜
TEL:0943-24-9700
ao caféの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑪ハコニワ

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:沖縄県国頭郡本部町字伊豆味2566
営業時間:11:30~17:30
定休日:水曜、木曜
TEL:0980-47-6717
ハコニワの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑫どんぐりの木

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:石川県金沢市武蔵町16-19
アクセス:北鉄金沢駅から徒歩10分
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜
TEL:076-255-1678
どんぐりの木の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑬TUBO CAFE

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:石川県金沢市竪町101
アクセス:金劇パシオン前バス停から徒歩9分
営業時間:12:00~16:00、18:00~24:00
定休日:水曜
TEL:076-263-3323
TUBO CAFEの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑭フルオブビーンズ

日本全国の古民家カフェ大集合!(後編)
ikigoto-tumblrより
住所:石川県金沢市里見町41-1
アクセス:香林坊バス停より徒歩5分
営業時間:11:30-15:30、17:30-22:00
定休日:水曜
TEL:076-222-3315
フルオブビーンズの詳しい情報はこちら(食べログ)

次回は“工場カフェ”!

全国には、もっと大きいスケールや、雰囲気のある古民家カフェがまだまだありそう。旅先では、その土地ならではの古民家カフェを見つけてみるのも楽しそうですね。

さて、次回は“工場をリノベーションしたカフェ”です。
工場リノベカフェは倉庫リノベカフェに近い雰囲気もありますが、もっとスケールが大きいカフェが多くなります。圧巻の“工場リノベカフェ”をお楽しみに!

日本全国の古民家カフェ大集合!(前編)

全国の“古民家カフェ”をまとめて公開!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベ◯◯まとめ】vol.4です。

倉庫や民家、工場や学校をリノベーションした素敵なカフェやオフィスが、日本含め世界中に沢山ありますね。前回の「世界中の倉庫カフェ」をご紹介しました。
スケールの大きいカフェがたくさんあり、どのカフェにも行ってみたくなります。

今回は再び“古民家をリノベーションしたカフェ”の、全国編①です!
全国には京都の町家など、その土地特有のリノベカフェなどが数多くあり、東京とは違った面白さがありますね。

①カフェ ハナナ/Cafe Hanana

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:茨城県かすみがうら市五反田261-1
営業時間:11:30~15:00
定休日:日曜、月曜
TEL:0299-37-7778
カフェ ハナナの詳しい情報はこちら(食べログ)

②コミカフェななほし

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:島根県出雲市斐川町学頭1264
営業時間:10:30~16:00
定休日:火曜日、第2・4月曜
TEL:0853-31-7570
コミカフェななほしの詳しい情報はこちら(HP)

③ひだまり商店

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:埼玉県さいたま市浦和区北浦和2-11-22
アクセス:北浦和駅より徒歩13分
営業時間:11:30~17:00
定休日:土曜、日曜、月曜
TEL:070-5461-5615
ひだまり商店の詳しい情報はこちら(食べログ)

④les trois maisons(レトロワメゾン)

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市上京区姥ケ榎木町848
アクセス:北野白梅町駅から徒歩15分
営業時間:11:00~22:00
定休日:火曜、第2・4月曜
TEL:075-950-7299
レトロワメゾンの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑤おでかけ日和

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市中京区三条油小路東入三条油小路町145-1
アクセス:二条城駅から徒歩7分
営業時間:11:30~21:30
定休日:火曜
おでかけ日和の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑥cafe1001

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市上京区泰童町288
アクセス:千本中立売バス停より徒歩5分
営業時間:12:00〜20:00
定休日:金曜
TEL:075-406-0738
cafe1001の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑦Hygge/ヒュッゲ

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市下京区西新屋敷中堂寺町74
アクセス:丹波口駅から徒歩約6分
営業時間:11:30~22:00
定休日:木曜・第3水曜
TEL:075-708-7956
Hyggeの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑧Cafe LINQ Takasegawa/カフェリンク タカセガワ

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:島根県出雲市今市町733
アクセス:出雲市駅から徒歩5分
営業時間:11:00~23:00
定休日:木曜
TEL:0853-25-7945
Cafe LINQ Takasegawaの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑨Cafe Bibliotic Hello!/カフェ ビブリオティック ハロー!

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市中京区二条柳馬場東入ル晴明町650
アクセス:京都市役所前から徒歩5分
営業時間:12:00~23:00
定休日:不定休
TEL:075-231-8625
Cafe Bibliotic Hello!の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑩Cafe Marble

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市下京区仏光寺通高倉東入ル西前町378
アクセス:烏丸五条駅から徒歩10分
営業時間:11:30~22:00
定休日:水曜
TEL:075-634-6033
Cafe Marbleの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑪卯サギの一歩

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町91-23
アクセス:東山駅から徒歩12分
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜
TEL:075-201-6497
卯サギの一歩の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑫円山茶寮

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
所在地:北海道札幌市中央区北4条西27-1-32
アクセス:西28丁目駅から徒歩4分
営業時間:11:00~24:00
定休日:木曜
TEL:011-631-3461
円山茶寮の詳しい情報こちら(食べログ)

⑬MINOH KAJIKASOU(ミノオ カジカソウ)

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:大阪府箕面市箕面1-6-6
アクセス:箕面駅から徒歩4分
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休
TEL:072-734-8531
MINOH KAJIKASOUの詳しい情報はこちら(食べログ)

次回も古民家カフェ全国編(続編)

全国には色んな古民家カフェがありますね。
東京にはない雰囲気のカフェがたくさんあり、どれも行ってみたくなります。

今回だけでは紹介しきれないほどまだまだあるので、
次回も「古民家カフェ全国編②」として、引き続き全国の古民家カフェをご紹介していきます。

↓過去の【リノベカフェシリーズ】
こちらも併せてご覧ください。
vol.1 古民家カフェ編(東京編)
vol.2 倉庫カフェ編(国内編)
vol.3 倉庫カフェ編(海外編)

長屋の古民家をリノベーションカフェに!「テネメント/TENEMENT」(恵比寿/広尾)

恵比寿と広尾の真ん中にある築100年のカフェ

渋谷区と港区の狭間に位置する恵比寿、広尾。
きれいな街並みに、有名料理店やショップが点在し、「住んでみたい街」調査では必ずトップクラスにランクインされる都内でも屈指の人気エリアです。

そんな恵比寿、広尾エリアに、以外にも京都の町家を彷彿させる長屋の古民家を改装したカフェが佇んでいます。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

そのカフェの名は「TENEMENT」
築100年を超える長屋の古民家をリノベーションし、2002年にオープン。

“Tenement”とは直訳すると「庶民的な長屋」という意味です。
『日常の憩いの場、生活の一部』という思いが込められているそうです。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

さすが築100年の古民家。独特の情緒と趣があります。
瓦屋根(かわらやね)の入口を入ると、 木の温もりを感じる優しい空間が広がります。

オーナーのアーティスティックな世界観が表現された空間

店内は1階と2階の2フロア。
1階は、使い込まれた木の風合いが生かされ、そば屋さんなどの和食屋さんの雰囲気を感じさせます。席数は14席ほどです。

ちょっと遊び心のある階段を上がると、 2階はゆっくり寛げるようなソファ席などがあり、落ち着きのあるラウンジ的な空間となっています。
尚、1階が禁煙席で2階が喫煙席です。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

“TENEMENT”のオーナーは音楽家の方(猪野秀史氏)だけあって、BGMのセンス抜群。
空間とマッチした心地よい音楽に癒やされます。
また、棚には壁にはレコードなど音楽関連の小物がバランスよく置かれていたり、椅子がピアノ用というのも、このお店ならではユニークなところ。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

メニューはオーナーの地元宮崎県からの新鮮な食材を中心に、旬の野菜や日向地鶏を使った料理が中心。また、黒豆ベイクドチーズケーキなどのデザートも、手間ひまを惜しまず全て手作りでご提供されているそう。
どれも美味しそうです。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

夜はビール、ワイン、カクテルをはじめ、お酒の種類も豊富で、26時まで営業されています。お昼とはまた違った楽しみ方が出来るのも魅力ですね。

築100年の空間を味える贅沢

築100年を超えるような古民家は、都心部では非常に少なくなってきています。
どんな技術を使っても、築100年を超える古民家の空間は、新たには作ることができません。そんな空間自体を味わえるという事だけでも、少し贅沢な時の過ごし方なのではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

“TENEMENT”の魅力の一つは、この古民家空間の使い方にあると思います。インテリアをはじめ、メニューやスタッフの方など、お店を構成する様々な要素がこの古民家空間を引き立てているのでしょう。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

恵比寿、広尾エリアは街の景観が美しく、歩いているだけで気持ちが良いので、散歩をしながら点在するショップやカフェを巡るのも面白いですね。

世界中の人々が集うカフェ&バー「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

隅田川のほとりにある、グローバルなカフェ/バーラウンジ

東京を代表する観光地“浅草”から程近い隅田川のほとりの街、「蔵前」。
羽田空港と成田空港を結ぶ浅草線の中間地点にあるため、実は東京観光を楽しむ外国人旅行者が多いエリア。

この街に、連日連夜、日本語、英語、フランス後、ドイツ後など様々な言語が飛び交い、多くの人で賑わっている、センス抜群の空間が広がるカフェ/バーラウンジがあります。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」 (蔵前)

その名は「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(ヌイ ホステル&バーラウンジ)」。
名前の通り、ホステル(ゲストハウス)です。
このホステルの一階にあるカフェ&バーラウンジのコンセプトは、「Beyond all borders(あらゆる境界線を越えて人々が集える場所)」。

まさにコンセプト通りに、そこには様々な国から来た外国人旅行者はもちろん、近隣の住民、周辺に遊びにきた人達などが集まって、談笑したりソファで寛いだりと、グローバルで自由な空気が流れ、活気に溢れています。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(ヌイ ホステル&バーラウンジ)」は、江戸時代から300年続くという玩具店の倉庫だった6階建てのビルをリノベーションし、2012年9月にホステル兼バーラウンジとしてOPENしました。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

温もりを感じる空間と、リーズナブルで美味しいメニュー

店内に入ると、パッと目に入ってくるのが入り口正面にある圧倒的な存在感を放つ三つ又の木。
左手には巨木を継いだバーカウンターとキッチンがあり、右手にはウッドデッキの段差を利用したベンチソファー。

倉庫だったことを想起させる4mほどありそうな高い天井やむき出しのコンクリートの壁面が、店内に使われた大きな木々を一層豪快かつ、しなやかに演出してくれています。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

座席数は25席ほど。チェアやテーブルはそれぞれ異なったデザインですが、どれもNuiの空間に馴染んでいます。
そして、Nuiという名前は「手縫い」の「縫い」の文字からとったそう。
家具や照明含めて、空間全体から“手の温かみ”を感じとる事ができます。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

また、充実したドリンク、フードメニューも大きな魅力。美味しくて、とにかくリーズナブルです。

ドリンクは、ソフトドリンク300円~、コーヒー400円~、ビール500円~。
フードは、ナッツやピクルスなどおつまみが300円~、ピザやローストチキンなどは500円~、グリーンカレーなどのご飯ものは700円~など。

さすが、ホステルです!
バックパッカーなどの旅行者にとっても、お財布に優しい充実したメニューは嬉しいですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

自らの経験を活かしたコミュニティとスペース作り

このホステルを運営しているのは、なんと“バッグパッカーズジャパン”というベンチャー企業。2010年に上野に古民家をリノベーションしたゲストハウス「toco.」をオープン。続く2店舗目がこの「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」。

創業者の本間貴裕さんやスタッフは20代という若き集団です。
本間さんは学生時代に自身がバックパッカーだったそう。その時の様々な体験が、この「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」にも凝縮されているのでしょう。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

国籍も宗教も職業も年齢も越えた様々な人々が自然に分かち合う空間。
そして、そこに形成させていくコミュニティ。
「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」が連日連夜、賑わっているのは、経験者だからこそ創り出せた“ここにしかない空間”と“ここにしかないコミュニティ”に魅せられる人が大勢いるからなのではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

なお、建物の2F以上がゲストハウスになっており、相部屋形式はだと1人1泊2700円~と、こちらもリーズナブル。勿論、内装もかっこういいです。
都内在住の方でも気軽に一人で宿泊に行き、“夜は1Fのラウンジでグローバルな仲間を創りに行く”なんていうのも魅力的ですね!

倉庫からカフェに大変身!リノベーションカフェ海外編

海外の“倉庫リノベカフェ”をまとめて公開!!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベ◯◯まとめ】vol.3です。

倉庫や民家、工場や学校をリノベーションした素敵なカフェやオフィスが、日本含め世界中に沢山ありますね。前回の【リノベ◯◯まとめ】では、「倉庫カフェ編(国内)」をご紹介しました。

倉庫リノベカフェは、倉庫の無骨な感じがブラックコーヒーの渋さと絶妙にマッチします。美味しいコーヒーを飲みながら、ゆったりとしたソファに腰を掛けると、何時間でもいたくなってしまいそうですね。

さて、今回のリノベ◯◯は、海外の“倉庫をリノベーションしたカフェ”を、まとめてご紹介していきます!日本とはまた違った倉庫の雰囲気がカッコイイですよ。

①Never ending summer

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Bangkok/Thailand(バンコク/タイ)

②FRONT

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:San Francisco/USA(サンフランシスコ・アメリカ)

③Blue Bottle Coffee

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:San Francisco/USA(サンフランシスコ・アメリカ)

④Speicherstadt Kaffeerösterei

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Hamburg/Germany(ハンブルグ/ドイツ)

⑤mercat

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Amsterdam/the Netherlands(アムステルダム/オランダ)

⑥The Grounds of Alexandria

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Alexandria/Australia(アレキサンドリア/オーストラリア)

⑦Mikser House

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Beograd/Serbia(ベオグラード/セルビア)

⑧The Grounds of Alexandria

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Sydney/Australia(シドニー/オーストラリア)

⑨Code Black Coffee

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Brunswick /Australia(ブロンズウィック/オーストラリア)

⑩UNION STREET CAFÉ

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:London /England(ロンドン/イングランド)

⑪THE FACTORY CAFÉ

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Durban/Republic of South Africa(ダーバン/南アフリカ)

⑫Mike’s Kitchen

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Sydney/Australia(シドニー/オーストラリア)

⑬Parish-Foods&Goods

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Atlanta/USA(アトランタ/アメリカ)

⑭Lux Foundry

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Melbourne/Australia(メルボルン/オーストラリア)

⑮SEVEN SEEDS

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Melbourne/Australia(メルボルン/オーストラリア)

次回は“古民家“リノベカフェ(全国編)

いかがったでしょうか。
写真を見ていると、そこに行ってコーヒーを飲んで、読書して…なんて、色々想像してしまいます。

海外の倉庫リノベーションカフェはスケールが大きい物が多いですね。カフェ好きな方は、海外に出かける際など、是非とも参考にしてみてください。

さて、次回は再び“古民家をリノベーションしたカフェ”の全国編です!
全国には京都の町家など、その土地特有のリノベカフェなどが数多くありますね。

【リノベ◯◯まとめvol.1】では、古民家カフェ“東京編“をご紹介しています。
こちらも併せてご覧になってみてください!

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山形の美味しいが集まる倉庫リノベーションカフェ「フクモリ」(日本橋馬喰町)

山形の“おいしい”を発信する、カフェ兼定食屋

“セントラルイーストトーキョー(CET)エリア”、“リノベーションカフェ”、そして“美味しいお店”に興味を持つ人であれば、知っているかもしれません。
2009年5月に日本橋馬喰町にオープンして以降、お客さんが途絶えない人気の“カフェ兼定食屋”の「フクモリ」。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

料理のコンセプトは“山形から届いた食材を使った美味しいごはん”。
山形の3旅館(湯の浜の「亀や」、天童温泉の「滝の湯」、かみのやま温泉の「葉山舘」)の監修のもと、山形の食材を使った和食メニューが盛り沢山です。

昼は日替りの定食、カフェタイムは珈琲とスイーツ、
夜は地酒と共に山形県産の食材を存分に楽しめます。店名の「フクモリ」は「福を盛る」と「ごはんを盛る」を掛けた意味があるそうです。

元倉庫を活かした広々空間と、美味しく豊富なメニュー

もともと倉庫だった物件をリノベーションした空間は間口が広く、天井も高くて、とても開放的。中央には大きなテーブル席、壁沿いにソファ席と、バランスよく配置されています。また、店内の奥に見えるキッチンからは活気が溢れ、店内の雰囲気をいい感じに和ませてくれています。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

料理メニューは、山形の食材を活かした和食が中心。
肉、野菜、魚などの食材はほぼ毎日、山形から直送されている新鮮なものばかりです。
山形定番の“だし”に始まり、野菜、魚、肉。揚げ物、焼き物、蒸し物と山形の食材を活かした色々な料理を楽しむ事ができます。

プラス500円程で定食セットに出来るのも嬉しいところ。夜に、一人で訪れても美味しいご飯を手軽に味わうことができます。
ドリンクは日本酒、焼酎、ビール、カクテルが中心。料理同様にドリンクも種類豊富に用意されています。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

また、お店の奥には「タナフクモリ」という物販コーナーがあり、自宅用にもお土産用にも使い勝手が良く、日々の暮しを豊かにする厳選された生活雑貨が並んでいます。見ていると色々と買いたくなってしまいます。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

※螺旋階段を上った2階は、フクモリを経営するデザイン事務所のオフィスです。

CETエリアを盛り上げる中心地「フクモリ」

フクモリがあるここ馬喰町周辺は、江戸時代から問屋街として栄えていましたが、近年はCETエリアの中心地として、新たな賑わい、カルチャーが生まれ、注目を集めています。

数年前から、問屋街の倉庫として利用されていた古くなった雑居ビルが、様々なリノベーションを経て、ギャラリー、カフェ、レストラン、ショップへと次々に生まれ変わり、街自体が大きく変わり続けている真っただ中です。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

フクモリもその一つであり、その草分け的存在です。
2005年にオープンして以来、頻繁にライブや寄席などのイベントも開催し、CETエリアに沢山の人を呼び込み、新たなコミュニティを作り続けています。
そして、CETエリアの中心スポットとして多くの人から愛されています。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

フクモリ2号店のマーチエキュート店については、こちらでご紹介しています。こちらの店舗は、高架下をリノベーションした素敵な空間のお店です。

歩けば歩くほど面白いスポットに出会えるCETエリア。
お気に入りの場所をどんどん発掘してみてはいかがでしょう。

倉庫からカフェへの大転換!リノベーションカフェ国内編

国内の“倉庫リノベカフェ”をまとめて公開!!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベ◯◯まとめ】vol.2です。

倉庫や民家、工場や学校をリノベーションした素敵なカフェやオフィスが、世の中には沢山ありますね。
前回の【リノベ◯◯まとめ】では、「古民家カフェ編(東京)」をご紹介しました。どこのカフェも古民家を活かした素敵な空間です。

今回はリノベ◯◯は、無骨なイメージとワクワク感溢れる“倉庫(蔵)をリノベーションしたカフェ(国内版)”を、まとめてご紹介していきます!

①rub luck cafe/ラブ・ラック・カフェ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:和歌山県有田市千田1470-2
アクセス:[有田大橋から]国道42号線、20号線を南へ車で約10分。
営業時間:11:00~日没
定休日:月〜金 ※土、日、祝日のみ営業
TEL:0737-83-0028
rub luck cafeの詳しい情報はこちら(食べログ)

②la kagu/ラカグ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:東京都新宿区矢来町67番地
アクセス:神楽坂駅から徒歩0分、牛込神楽坂駅から徒歩6分
営業時間:8:00~21:00
定休日:不定休
TEL:03-5579-2130
la kaguの詳しい情報はこちら

③Nui/ヌイ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:東京都台東区蔵前2-14-13
アクセス:蔵前駅より徒歩3分
営業時間:9:00〜25:00
定休日:無休
TEL:03-6240-9854
Nuiの詳しい情報はこちら

④イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:東京都台東区寿4-7-11
アクセス:田原町駅より徒歩3分
営業時間:11:00−20:00 
定休日:月曜
TEL:03-5830-3863
イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫の詳しい情報はこちら

⑤cafe umie/カフェ ウミエ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:香川県高松市北浜3-2北浜alley
アクセス:JR高松駅から徒歩20分
営業時間:11:00~24:00
定休日:水曜日
TEL:087-811-7455
cafe umieの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑥Necojaraci/ネコジャラシ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:石川県金沢市保古3-170
アクセス:JR西金沢駅より車で2分
営業時間:11:30~15:00、18:00~23:00
定休日:木曜日
TEL:076-227-9199
Necojaraciの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑦フクモリ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:東京都千代田区東神田1-2-1
アクセス:馬喰町より徒歩4分、小伝馬町より徒歩6分
営業時間:11:30〜23:00
定休日:日曜、祝日
TEL:03-5829–9987
フクモリの詳しい情報はこちら

⑧Cafe Soul Tree/カフェソウルツリー

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:東京都世田谷区鎌田3-2-15
アクセス:二子玉川駅から徒歩12分
営業時間:11:30~26:00
定休日:無
TEL:03-6411-7312
Cafe Soul Treeの詳しい情報はこちら

⑨悠日カフェ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:栃木県宇都宮市吉野1-7-10
アクセス:南宇都宮駅から徒歩3分
営業時間:11:30~18:00
定休日:水曜
TEL:028-633-6285
悠日カフェの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑩川原町屋

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:岐阜県岐阜市玉井町28
アクセス:「長良橋」バス停下車徒歩3分
営業時間:9:00〜18:30
定休日:無
TEL:058-266-5144
川原町屋の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑪安蔵里カフェ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:福岡県糸島市川付882
アクセス:八反田バス停下車徒歩3分
営業時間:10:00~16:30
定休日:火曜
TEL:092-322-2222
安蔵里カフェの詳しい情報はこちら(食べログ)

次回は“海外”の倉庫リノベカフェまとめ!!

いかがったでしょうか。
倉庫リノベーションカフェは見えているだけで、ワクワクしますね。

リノベーションカフェといっても、倉庫カフェと古民家カフェとはまた全然違った魅力があります。
気分に合わせて上手に使い分けたいですね。

次回は、海外の“倉庫をリノベーションしたカフェ”をまとめてご紹介します!
スケールの大きい素敵な空間が、目白押しですよっ!

2020年東京オリンピックまでに、インフラ系で起こることまとめ

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日本国内の空き家率ランキング

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茨城県の古民家・リノベーションカフェ10選

茨城は東京からのアクセスが多く、連休や長期休暇を利用してリフレッシュにおとずれる方も多いのだとか。しかし、まだまだリフレッシュできるスポットはたくさんあります。今回はリフレッシュができるリノベーションカフェを中心に紹介していきます。

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木造倉庫をリノベーション!女性オーナーのセンスが輝るカフェ「iriya plus café@カスタム倉庫」(田原町)

下町のリノベーションカフェをリードする“2号店”

東京東エリアのリノベーションカフェをリードする存在「イリヤプラスカフェ」
その2号店「イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫」は、調理道具店や食器店など立ち並ぶ“かっぱ橋道具街”がある東京メトロ銀座線の「田原町」駅にあります。

ここは、プロの調理人からお料理好きまで集まる、調理道具の聖地とも言われている場所です。
そんな“かっぱ橋道具街”があるこの街は、食器や調理具を買い物に来る人や、観光客の外国人でいつも賑わっており、活気に溢れています。

【リノベ・古民家カフェ vol.8】 「iriya plus café@カスタム倉庫」 (田原町)
お店のある裏通り。独特の存在感です

【リノベ・古民家カフェ vol.8】 「iriya plus café@カスタム倉庫」 (田原町)
看板は以前の倉庫のまま。一見カフェか分からずに、「ん?」となってしまいます。笑

「イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫」は雑居ビルと住宅が交錯するエリアにある築50年以上の木造倉庫をリノベーションして2012年10月にオープンしました。1号店の「イリヤプラスカフェ」同様に、独特の存在感で醸し出しています。

倉庫の武骨さに、女性オーナーの繊細さが加わった空間

築50年以上の古い倉庫を改装した店内は、倉庫の無骨な雰囲気を残しながらも味わいのある木の梁(ハリ)とレンガ調の壁、そしてオーナーのセンスが光る家具や小物が絶妙にマッチした温かみのある空間になっています。

築50年以上の古い倉庫を改装した店内は、倉庫の無骨な雰囲気を残しながらも味わいのある木の梁(ハリ)とレンガ調の壁、そしてオーナーのセンスが光る家具や小物が絶妙にマッチした温かみのある空間になっています。
様々なモノが絶妙にマッチした店内

【リノベ・古民家カフェ vol.8】 「iriya plus café@カスタム倉庫」(田原町)
元倉庫らしい高い天井

不揃いの椅子やテーブル、照明などは、オーナーがポートランドで直接買い付けされたものと、自作のものだそう。全てが不揃いなのに、店内は見事に調和がとれています。
ここがイリヤプラスカフェのすごいところ。オリジナリティが引き立っています。

【リノベ・古民家カフェ vol.8】 「iriya plus café@カスタム倉庫」(田原町)
棚にはかわいい小物がびっしり

【リノベ・古民家カフェ vol.8】 「iriya plus café@カスタム倉庫」(田原町)
店内のイスは一つ一つ違った表情

店内の奥に比較的広めのオープンなキッチンとカウンターがあり、セルフ&キャッシュオンスタイルになっています。そのため1号店よりもお値段が少し安く、ホットコーヒーが350円で楽しめます。(1号店は390円です)
食事もパンケーキなどスイーツが多い1号店とは違い、パニーニなどの軽いものがメイン。
珈琲を飲みに行ったり軽食を取ったりと、フラっと立ち寄れる気軽さも魅力です。

【リノベ・古民家カフェ vol.8】 「iriya plus café@カスタム倉庫」(田原町)
店内の奥に構えるカウンターとキッチン

【リノベ・古民家カフェ vol.8】 「iriya plus café@カスタム倉庫」(田原町)
看板メニューのパニーニとカフェラテ

街の景色を受け継ぎ、想いを紡ぐ“リノベーションカフェ”

「イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫」があるこの物件は、もともとはこの地で事業を営んでいた倉庫です。入り口の上にある看板は当時の倉庫のモノをそのまま使用されており、外観はあまり変わっていないそう。
街の景色をしっかりと受け継ぎながら、街に更なる活気を与える場所として、この倉庫を上手に蘇らせてもいるのですね。

下町には使われなくなってしまった倉庫や町工場が点在しています。
そんな町工場や倉庫が「イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫」のようにリノベーションされていくと、街の景色は受け継ぎつつ、新たなコミュニティ空間ができ、そこからまた街が盛り上がっていきます。
もっと、「イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫」のようなリノベーションカフェが増えていくと、面白い街が増えていくと思います。

【リノベ・古民家カフェ vol.8】 「iriya plus café@カスタム倉庫」(田原町)
温もりを感じる店内の壁

【リノベ・古民家カフェ vol.8】 「iriya plus café@カスタム倉庫」(田原町)
当時の看板。良い雰囲気ですね

この「イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫」の1号店である「イリヤプラスカフェ」は、入谷の築50年の古民家をリノベーションしたカフェとして2008年から営業されています。1号店も同様に素敵な空間です。1号店の「イリヤプラスカフェ」は、こちらをご参考にどうぞ。

谷根千エリアのシンブル!古民家カフェ「カヤバ珈琲」(根津/日暮里)

多くの人に愛されて蘇った、古民家カフェ

歴史ある建物や街並みが残る、谷中、根津、千駄木。
都心部に近いながらも下町情緒に溢れるこの“やねせんエリア”(谷中、根津、千駄木)は、地元民には勿論、多くの観光客に愛されています。

この“やねせんエリア”のシンボル的なカフェ、「カヤバ珈琲」。
築90年を超える本格的な古民家をリノベーションした、都内でも最も有名な“古民家カフェ”の一つではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェ vol.7】 「カヤバ珈琲」(根津/日暮里)
築90年を超える古民家

【リノベ・古民家カフェ vol.7】 「カヤバ珈琲」(根津/日暮里)
お店近くの街並み。いい素敵な建物が沢山残っています

カヤバ珈琲は、昭和13年(1938年)に開業した老舗の喫茶店です。
2006年に店主だった女性が亡くなられたことで、多くの人に惜しまれながらも一度お店を閉じてしまいます。

しかし、閉店から3年後の2009年、地元のNPO法人たいとう歴史都市研究会と現代美術ギャラリーSCAI THE BATHHOUSEが協力して建物を借受けて運営することで、カヤバ珈琲は復活再生しました。

築90年の面影が残る店内と、心落ち着く喫茶メニュー

建物の外観はさほど手を付けていません。
外周や店内の花はプランツアーティストの木咲 豊氏、内装デザインは「永山祐子建築設計」の永山 祐子氏が担当されました。

大正町家の柱梁や外観、昭和喫茶の思い出ある看板、椅子、カウンターなどを再利用し、建物の雰囲気と店内の面影を残しつつも、見事なまでに、現代にフィットした空間になっています。

【リノベ・古民家カフェ vol.7】 「カヤバ珈琲」(根津/日暮里)
古天井に妙にマッチしたモダンな照明

フロアは1階と2階。
1階は、テーブル席で壁やカウンターなどの細部にモダンな要素が取り入れた空間。2階は1階とは大きく変わって、畳にちゃぶ台、と“これぞ古民家”といった空間。足を伸ばして座るとついつい長居したくなってしまいます。

【リノベ・古民家カフェ vol.7】 「カヤバ珈琲」(根津/日暮里)
畳の温もりが、心をほぐしてくれます

【リノベ・古民家カフェ vol.7】 「カヤバ珈琲」(根津/日暮里)
2階へのアプローチは、この急な階段で!

【リノベ・古民家カフェ vol.7】 「カヤバ珈琲」(根津/日暮里)
カヤバ珈琲の名物「ルシアン(ココアとコーヒーのブレンド)」

8時から始まるデイテイムメニューのドリンクは、コーヒー、ココアに始まり、ミルクセーキ、メロンフロートなど。フードはたまごサンド、ハムサンドやバタートーストなど所謂、昔ながらの喫茶店の名残があるメニューとなっています。

18時~23時のディナータイムのドリンクは、ワイン、ビール、オリジナルカクテルなどのアルコールメニューと、コーヒーなどのカフェメニュー。フードはポテトや唐揚げ、アヒージョなどのおつまみから、しっかりお腹にたまるサンドウィッチや丼モノまでと豊富なメニューが用意されています。

この他にもランチタイムにはランチメニューもしっかりと用意されています。
これだけ営業時間が長く、メニューも豊富ですと、様々な使い分けができますね。

店の再生によって進化する、下町のコミュニティ

生まれ変わったカヤバ珈琲は連日連夜、多くのお客さんで賑わっています。
朝は8時から、夜は23時までと営業時間の長さと、それに合わせた営業スタイルが大きな魅力。

午前中は朝食を食べにくるお客さん、出勤前にコーヒーを飲みにくるお客さん、
日中はランチを食べにくるお客さん、友人や家族とお茶を楽しむお客さん、
夜は仕事終わりの一杯にくるお客さん、恋人とのデートにくるお客さん。

【リノベ・古民家カフェ vol.7】 「カヤバ珈琲」(根津/日暮里)
メニューのイラスト、いい雰囲気です。

【リノベ・古民家カフェ vol.7】 「カヤバ珈琲」(根津/日暮里)
炎天下でも入店待ちの人気ぶり

地元のお客さんが中心だったカヤバ珈琲は2009年のリノベーションを期に、遠方から訪れるお客さんも増え、様々なコミュニティが生まれています。

歴史あるお店が新たな価値を持って、再生する。
それによって、新たなコミュニティが作られ、更に地域が盛り上がる。
カヤバ珈琲の再生は、様々な地域の再生にも繋がるヒントになるのではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェ vol.7】 「カヤバ珈琲」(根津/日暮里)