山形の美味しいが集まる倉庫リノベーションカフェ「フクモリ」(日本橋馬喰町)

山形の“おいしい”を発信する、カフェ兼定食屋

“セントラルイーストトーキョー(CET)エリア”、“リノベーションカフェ”、そして“美味しいお店”に興味を持つ人であれば、知っているかもしれません。
2009年5月に日本橋馬喰町にオープンして以降、お客さんが途絶えない人気の“カフェ兼定食屋”の「フクモリ」。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

料理のコンセプトは“山形から届いた食材を使った美味しいごはん”。
山形の3旅館(湯の浜の「亀や」、天童温泉の「滝の湯」、かみのやま温泉の「葉山舘」)の監修のもと、山形の食材を使った和食メニューが盛り沢山です。

昼は日替りの定食、カフェタイムは珈琲とスイーツ、
夜は地酒と共に山形県産の食材を存分に楽しめます。店名の「フクモリ」は「福を盛る」と「ごはんを盛る」を掛けた意味があるそうです。

元倉庫を活かした広々空間と、美味しく豊富なメニュー

もともと倉庫だった物件をリノベーションした空間は間口が広く、天井も高くて、とても開放的。中央には大きなテーブル席、壁沿いにソファ席と、バランスよく配置されています。また、店内の奥に見えるキッチンからは活気が溢れ、店内の雰囲気をいい感じに和ませてくれています。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

料理メニューは、山形の食材を活かした和食が中心。
肉、野菜、魚などの食材はほぼ毎日、山形から直送されている新鮮なものばかりです。
山形定番の“だし”に始まり、野菜、魚、肉。揚げ物、焼き物、蒸し物と山形の食材を活かした色々な料理を楽しむ事ができます。

プラス500円程で定食セットに出来るのも嬉しいところ。夜に、一人で訪れても美味しいご飯を手軽に味わうことができます。
ドリンクは日本酒、焼酎、ビール、カクテルが中心。料理同様にドリンクも種類豊富に用意されています。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

また、お店の奥には「タナフクモリ」という物販コーナーがあり、自宅用にもお土産用にも使い勝手が良く、日々の暮しを豊かにする厳選された生活雑貨が並んでいます。見ていると色々と買いたくなってしまいます。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

※螺旋階段を上った2階は、フクモリを経営するデザイン事務所のオフィスです。

CETエリアを盛り上げる中心地「フクモリ」

フクモリがあるここ馬喰町周辺は、江戸時代から問屋街として栄えていましたが、近年はCETエリアの中心地として、新たな賑わい、カルチャーが生まれ、注目を集めています。

数年前から、問屋街の倉庫として利用されていた古くなった雑居ビルが、様々なリノベーションを経て、ギャラリー、カフェ、レストラン、ショップへと次々に生まれ変わり、街自体が大きく変わり続けている真っただ中です。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

フクモリもその一つであり、その草分け的存在です。
2005年にオープンして以来、頻繁にライブや寄席などのイベントも開催し、CETエリアに沢山の人を呼び込み、新たなコミュニティを作り続けています。
そして、CETエリアの中心スポットとして多くの人から愛されています。

【リノベ・古民家カフェ vol.9】 「フクモリ」(日本橋馬喰町)

フクモリ2号店のマーチエキュート店については、こちらでご紹介しています。こちらの店舗は、高架下をリノベーションした素敵な空間のお店です。

歩けば歩くほど面白いスポットに出会えるCETエリア。
お気に入りの場所をどんどん発掘してみてはいかがでしょう。

小舟で東京を移動する日も近い?東京日本橋のまちづくり

粋な江戸商人の町、東京は日本橋。
100万人都市江戸の商業の中心地として、日本の交通の起点として古くから栄えてきた町です。

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太陽の光を浴びることはおろか、訪れる人の目に留まることすら危うい、というような状況になってしまっているのです。

2011年、現在の石造りの橋が架橋されてからちょうど100周年を迎えた日本橋。
現在「日本橋」がある景観と、往時のまちの活況を、再び取り戻そうとする巨大プロジェクトが動いています。

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