ほっと一息出来る古民家カフェ「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)【休業】


ほっと一息出来る古民家カフェ「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)【休業】2015年5月から休業されました。

路地奥から広がる、“築60年”の心落ち着く懐かしい空間

江戸風情の残る街、日本橋人形町。
日本最大の現金問屋の街、日本橋馬喰町。

その2つの街の中間に位置し、近年はCETエリアの一角として賑わい、アートギャラリーやショップ、カフェなどが立ち並ぶ街、日本橋小伝馬町。

この街に、築60年に及ぶ古民家がリノベーションされた都会とは思えない空間が広がるカフェがあります。その名は「紅(もみ)」。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

お店の場所は大通り(江戸通り)から、一本脇道に入ったところ。
道路に面している建物の外観自体はいわゆる古民家風ではなく、正面口では雑貨などの販売をしており、カフェへの入り口はありません。
一見、「どこが古民家カフェ?」と思ってしまいそうな外観です。

しかし、店の横にある細い路地を奥へ進むと、昭和の雰囲気が漂う古民家の佇まい。
入り口の扉をガラガラとあけ、靴を脱ぎ畳の部屋にあがると、とても懐かしく、心落ち着く空間が広がっています。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

中庭を眺めながら、美味しい茶でほっと一息

店内は、8畳ほどの畳部屋には1人~2人用のテーブルが6つ程、3~4人用のテーブルが3つ程、 開け放された隣の部屋はソファー席が2つと席数自体は多くないですが、どの席もそれぞれ特徴があってユニークです。
畳の間には襖や掛け軸などもあり、正に“古民家を堪能できる空間”となっています。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

また、大きく開かれた窓からは、都会にいるのを忘れてしまうような中庭の景色が広がっていて、つい長居したくなってしまいそう。
そんな中庭を眺めながらゆったりと読書などしている人もいます。とても贅沢な時間ですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

メニューは、台湾茶を中心にコーヒー、ハーブティー、チャイ、自家製ジンジャーエールなど、20種類ほど。

ランチタイム(11:30~14:00)もあるので、フードメニューも充実しています。もちろん、ケーキなどの甘味もあるので、お昼過ぎのひと息つきたい時などにもいいですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

ますます求められていく都会のオアシス的カフェ

「紅」がある日本橋小伝馬町、馬喰町エリアは、古くから衣料品問屋街として栄え、現在は様々な企業がオフィスを構え、昼夜多くの人で活気立つビジネス街でもあります。

そんな慌ただしさのある都心の一角で、喧騒を忘れさせてくれる古民家カフェ「紅」は、日本橋界隈で働く人達の“オアシス”的存在して愛されています。

ビルが立ち並ぶ都心部では、心落ち着く古民家カフェのような空間のニーズはますます高まっていきそうです。

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

【リノベ・古民家カフェ vol.12】 「紅/もみ」 (日本橋小伝馬町)

実はこの「紅」、茅場町に3店舗も姉妹店が有ります。
「鳥徳」、「URA徳」、「TALO」。
この3店舗はどのお店もカフェではなく、焼き鳥屋、ビールバーといったスタイル。ただ、「紅」同様に温かみのある空間のお店です。
また違った使い方、楽しみができますね。