お米を知って、日本を知ろう!「おこめまつり2012」


お米を知って、日本を知ろう!「おこめまつり2012」ホカホカのご飯に、あつあつのお味噌汁。
日本の温かい食卓風景には欠かすことのできない「お米」。

そんな「お米」が主役となるイベント、「おこめまつり2012」が横浜は赤レンガ倉庫にて開催されました。

「おこめまつり2012」は、日本の伝統的な食文化の価値の再発見を趣旨としたイベント。

普段あまりにも生活に馴染みすぎているためか、その価値を改めて考えることが少ない「お米」。
「おこめまつり2012」では、改めて「お米の価値」考えるきっかけを。

「日本の原風景を思い浮かべてみてください」と聞かれたら、みなさんはどんな風景をイメージするでしょうか?

山々や川に囲まれた大自然の中で、お米を実らせている田んぼがあって…、そんな風景を思い浮かべる人も少なくないのではないでしょうか。

それは、お米が日本の食文化の中心としてはもちろんのこと、古代、水稲耕作が始まった頃から、農耕を中心とした日本の生活文化の主役として、江戸時代には、貨幣の交換価値を担保するものとして「米本位制度」でも活躍し、
常に日本人に寄り添い、時代を超えて人々の暮らしに根付いてきたことにあるのかもしれません。

そんな日本人にとって無くてはならないお米の価値を、現代の時代感に合わせて、再発見することが目的のイベント、「おこめまつり2012」が、神奈川県横浜市の赤レンガ倉庫にて、本日11/16から11/18までの間、開かれました。

いったいどんなイベントなのでしょうか。

 

「お米が真ん中にあるニッポンの食文化を思い出そう」

「おこめまつり2012」のコンセプトは、「お米が真ん中にあるニッポンの食文化を思い出そう」というもの。全国の米どころから厳選された12種類の新米を食べ比べることができるイベントです。

イベントの流れは、イベント入場料1,000円を支払った後、厳選されたお米の中から、好きなお米を選びます。

出展する新米12銘柄は、北海道の「ゆめぴりか」、山形県の「ひとめぼれ」「つや姫」「はえぬき」、栃木県の「なすひかり」、青森県の「つがるロマン」、福井県の「夢ごこち」「ハナエチゼン」「コシヒカリ」、宮城県の「ひとめぼれ」、新潟県の「コシヒカリ」「魚沼産コシヒカリ」。

同じ銘柄でも、三里が違えば、水も土も変わりますから、味や食感が変わります。日本全国の米どころの地域や、生産者に想いを馳せながら、食べ比べ、自分の舌に合う「お米」を探すことができます。

 

美味しいご飯のお供に

美味しいご飯は、それだけでも、十分味わうことができますが、やっぱり、ご飯に合う美味しい「おかず」、欲しくなりますよね。

「おこめまつり2012」では、集まったお米に合わせて、全国から約50種類のおかずが集まります。

集まるおかずの例としては、福島県の「とうふや大楽の特製ハンバーグ」、京都府の「京そうざい豆ひじき」「ゆずトマト漬物」「日本酒・酒粕カレー」、和歌山県の「紀州梅干」、鳥取県の「するめ糀(こうじ)漬」、茨城県の「菊水ゴールド納豆」、東京都の「まぐろギョーザ」、「さんまの蒲焼き」、三重県の「松坂牛肉味噌」など、まさに全国津々浦々。

好きな「お米」を選んだら、お米に合う「おかず」を選び、食べ比べることができます。

会場内では10枚つづりで1,000円分の食券が販売されているので、ご飯のおかわりや、おかずをたくさん味わいたいという人にも、応えられるようになっています。無料エリアもあるので、入場料のみでも楽しめるイベントです。

自分の舌に合うお米と、美味しいおかずに出会える、貴重なイベントということができそうです。

 

「街コン」とのコラボも

「おこめまつり2012」は、今年に入ってから爆発的にブームになっている「街コン」とコラボしています。

街コンは、地域活性化と出会いを掛けあわせたイベント。
通常は、商店街などで行われることが多い「街コン」ですが、今回赤レンガ倉庫で開かれる街コンは、この「おこめまつり2012」というイベントとコラボレーションするという、「街コン」の中でも新しい形になっています。

開催期間の3日間で、街コン参加者含め、10万人の来場を見込んでいるとのこと。

「おこめまつり2012」は、全国から多くのお米とおかずと人とが、赤レンガ倉庫に一同に集まり、様々な出会いが生まれるイベントということもできます。

 

Foodと風土

日本の食文化の中心にあり続ける「お米」の価値を再発見するイベント「「おこめまつり2012」。

本日11/16から11/18までの間、神奈川県横浜市赤レンガ倉庫にて開かれます。

全国の「お米」と、「おかず」。
その美味しさに触れるとき、お米の価値や、お米を中心に発展してきた日本の食文化はもちろんのこと、日本という国自体の素晴らしさや価値を再発見できるかもしれません。

また、「Food」を考えることは、「風土」を考えること。
日本中の様々な土地の風土を味わうことで、日本を価値を感じられることができるイベントとも言えますね。

「おこめまつり2012」。

週末は、是非横浜の赤レンガ倉庫に出かけ、日本の価値を紡いでみませんか?

【おこめまつり2012公式ページ】
http://okomematsuri.com/

 

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