ベジタリアンメニューが豊富な古民家カフェ「Café VG/カフェ ベジ」(早稲田)

早稲田大学の学生と昔から住んでいる地元住民の方が入り混じる町、早稲田。
東西線早稲田駅付近は、学生のためにファーストフードやラーメン店などが多く立ち並んでいますが、その横には地元住民のための薬局が軒を連ねており、地元に密着した街です。

【リノベ・古民家カフェ No.64】「Café VG」(早稲田)

東西線早稲田駅から大学を結ぶちょうど真ん中の道に、学生でも地元の方でも人気の古民家カフェがあります。
その名は「Café VG」。

【】リノベ・古民家カフェ No.64】「Café VG」(早稲田)

VGはベジタブル(VeGetable)からきていて、名前のとおりベジタリアン向けのメニューが中心になっています。平均約800円前後で楽しめるランチと、メニューが豊富なディナーが魅力のカフェ。

【】リノベ・古民家カフェ No.64】「Café VG」(早稲田)

このカフェが他のカフェと少し違うところは、2匹のかわいい犬がお出迎えしてくれるところ。
テラス席から入り口を開けると、勢いよく犬が飛び出てきて驚かされます。もちろんペットを同伴してお店を利用できるので、犬を飼っている地元の方も気軽に立ち寄ることができますね。

明るすぎない店内とアートを意識した空間

店内は、大きな照明で部屋全体を照らしているのではなく、いくつもの小さな照明で部屋の所々を照らしています。その効果によって、心地よい明るさと、奥行きのある落ち着いた空間を作り出しています。

【リノベ・古民家カフェ No.64】「Café VG」(早稲田)

また、壁にはおしゃれでポップな絵が飾られていますが、さらに工夫が。プロジェクターで音声を消した映画を流す演出によって、それが「動くアート」を作り出していました。
また、ジャズの音楽が会話を邪魔しない程度に心地よく流れているのも魅力的です。

座席数は30席ほど。イスやテーブルはそれぞれ異なったデザインですが、テーブルの大きさで部屋全体に統一感を出しています。
ソファー席も用意されていて、複数の友人と訪れたときでも、ゆったりと過ごすことができます。

【リノベ・古民家カフェ No.64】「Café VG」(早稲田)

メニューは、食事が約10種類、ドリンクもアルコールを含めて20種類以上ある豊富さ。黒糖ラテやカフェシェケラートなど、他ではなかなか見かけない珍しいドリンクが揃っているので、どれを頼もうか悩んでしまいそう。

夜はアルコールメニューもあるので、食事と一杯軽く飲むこともできるし、お酒だけを楽しむこともできます。ドリンクは350円〜、料理は700円〜、デザートは600円〜と、ついついオーダーしてしまう値段設定です。

【リノベ・古民家カフェ No.64】「Café VG」(早稲田)

このお店の看板犬にちなんで、マグカップの取手部分が犬の形をしています。

健康にも犬にも優しいカフェ

野菜が好きな人も不足しているなと感じている人にも頼みやすいメニューであることや、ペット同伴OKというみんなに優しい店作りは、「Café VG」ならではのこだわりです。

【リノベ・古民家カフェ No.64】「Café VG」(早稲田)

安くて手軽なファーストフードが多い土地ですが、それに反して野菜を中心としたメニューを提供しているところが、学生には嬉しいところ。
また、犬の散歩をしている人をよくみかける早稲田で、飼い主同士の交流の場でもあるのが、「Café VG」です。

【リノベ・古民家カフェ No.64】「Café VG」(早稲田)

学生と地元住民のそれぞれのニーズに応えているカフェではないでしょうか。

学生や地元住民だけでなくても、野菜を楽しみたいときや出迎えてくれるお店の看板犬に会いたいとき、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

書店の倉庫が大変身!ビストロカフェ「燕STUDIO/つばめスタジオ」(市ヶ谷)

喫茶店やお店が豊富な“市ヶ谷”。
ビルが立ち並ぶ賑やかな通りを歩くと段々とオフィス街へ近づきます。

【リノベ・古民家カフェ No. 63】「燕STUDIO/つばめスタジオ」(市ヶ谷)

市ヶ谷見附の通りを真っ直ぐ四ツ谷方面へ歩き、路地裏に入ります。
燕の看板が目印の超隠れ家ビストロカフェ「燕STUDIO」。

【リノベ・古民家カフェ No. 63】「燕STUDIO/つばめスタジオ」(市ヶ谷)

「本当に路地裏にあるので道が分からない場合はご連絡ください。」
という記述がホームページにあるほど路地裏の隠れた場所に位置するこちらのお店。

ツバメのモチーフが描かれた看板はあるものの、通りの建物に溶け込んでいて見落としてしまいそうなほどなのですが、昼間は女性客でほぼ満席になり、「ヒルナンデス!」にも取り上げられ、ますます人気を集めているのだそうです。

【リノベ・古民家カフェ No. 63】「燕STUDIO/つばめスタジオ」(市ヶ谷)

いったいどのような魅力があるのでしょうか。

本物そっくり!ヘルシーな「鰻もどき」メニュー

前述の「ヒルナンデス!」でも取り上げられたお店のおすすめ「鰻もどき」。
見た目も食感も鰻そっくりなのですが、材料は山芋と豆腐。
鰻気分を味わえるヘルシーメニューとして人気なのだそうです。

【リノベ・古民家カフェ No. 63】「燕STUDIO/つばめスタジオ」(市ヶ谷)

【リノベ・古民家カフェ No. 63】「燕STUDIO/つばめスタジオ」(市ヶ谷)

種類豊富な「ベジランチ」は野菜中心のボリューム感もあるメニュー。
しっかりしたご飯の他、和を取り入れたカフェメニューもお手頃価格で楽しめます。

【リノベ・古民家カフェ No. 63】「燕STUDIO/つばめスタジオ」(市ヶ谷)

400円~600円でコーヒー、紅茶の他、フレッシュなジュースやほうじ茶なども。
和風ダイニングといってもいいかもしれません。

自然と人の飾らない温かみ

店内は広く、木の感触そのままの内装がかえって落ち着きます。
燕の巣があってもおかしくないのでは?というくらいに
自然の温かみが感じられるつくりです。

1階部分、2階部分をレンタルスペースとして利用することも出来ます。
イベントも開催されており、コミュニティとしても機能しているそうです。

【リノベ・古民家カフェ No. 63】「燕STUDIO/つばめスタジオ」(市ヶ谷)

スタッフの方はとても気さくに話しかけてくださり、
優しく温かみもあるので一人でも安心です。
飾り気ないシンプルな店内ですが、統一感があり、
スタッフの人柄もあってゆったり出来る空気感があります。

【リノベ・古民家カフェ No. 63】「燕STUDIO/つばめスタジオ」(市ヶ谷)

路地裏にある、超隠れ家カフェ「燕STUDIO」。
都会の雰囲気を離れて落ち着きたくなったとき、ゆったりしたいとき、
ちょっと足を伸ばして訪れてみてください。

書庫を改装して生まれ変わった!ギャラリーカフェ「ランプ/lamp」(池袋)

2013年、「住みたい町ランキング」で3位に選ばれた人気スポット“池袋”。
百貨店やファッションビル、大手電気店などが立ち並ぶ一方、学校や予備校なども多く、老若男女多くの人が行き交う大きな街として有名です。

【リノベ・古民家カフェ No.60】「lamp/ランプ」(池袋)

ルミネのある南口から少し歩いたところにある住宅街の一角、コインランドリーの隣に白くて可愛い建物を発見。
白い手作りギャラリーカフェ「lamp」です。

【リノベ・古民家カフェ No.60】「lamp/ランプ」(池袋)

書庫のリノベーションカフェ

書庫を改装して作られたというこちらのお店。
天井や壁に展示されている可愛らしい作品や小物・雑貨が目につきます。

【リノベ・古民家カフェ No.60】「lamp/ランプ」(池袋)

なんと、「額に入れてある展示品以外は気に入ったものがあれば、自由にお持ち帰りいただいて構いません。」とのこと。

無料で持ち帰って良いのだそうです。
オーナーの趣味らしく、装飾品も手作りのものが多いですね。

【リノベ・古民家カフェ No.60】「lamp/ランプ」(池袋)

学生さんにも嬉しいお手軽ランチ

600円程度でランチが食べられる手軽さからか、隣の美術学校の学生さんもよく来られるようです。
ドリンクもほとんどが400円~500円。リピーターにも嬉しい価格です。

【リノベ・古民家カフェ No.60】「lamp/ランプ」(池袋)

【リノベ・古民家カフェ No.60】「lamp/ランプ」(池袋)

デザートのホットケーキは二段重ねで「lamp」の旗つき。
ちょっと傾いているところもまた、手作り感があって可愛いですね。

明るくお喋り好きなスタッフの皆さん

スタッフさんはとってもお喋り好き。
ニコニコしながらお話しを聞いてくださって、帰るころにはとっても名残惜しそうに「もう行っちゃうんですか?」と一言。

【リノベ・古民家カフェ No.60】「lamp/ランプ」(池袋)

【リノベ・古民家カフェ No.60】「lamp/ランプ」(池袋)

リピーターが多いの大きな理由は、気さくなスタッフさんのお人柄ですね。
可愛らしいイメージの店内ですが、男性お一人のお客様もカウンター越しにスタッフさんとお喋りを楽しんでいました。

明るく楽しくお話好きなスタッフさんとお喋りしながら、
ゆったりと作品も楽しめる「lamp」。
リラックスしたいとき、お喋りに花を咲かせたいときにぴったりの場所です。

茶室をリノベーション!和カフェ「古桑庵(こそうあん)」(自由が丘)

渋谷から東急東横線で約8分、スイーツや雑貨で有名なおしゃれスポット「自由が丘」
大都会の喧騒とともに、大きなショーウィンドウのお店が立ち並んでいます。

【リノベ・古民家カフェvol.61】古桑庵(自由が丘)

自由が丘の坂をちょうど登りきったところにあるのが、古民家のリノベーションカフェ「古桑庵」です。
和の異空間が、道行く人の視線を集めます。街中の慌ただしさとは裏腹に、静かで、穏やかな空気感が漂う和風の外観が印象的です。

【リノベ・古民家カフェvol.61】古桑庵(自由が丘)

カフェの奥まった入り口を目指し、立派で緑豊かな日本庭園を進むと、
店の外から見える広い縁側には風鈴があり、涼しげな音が。
都心にいることを忘れさせてくれるような、美しい音色です。

お店の中へ入ると、浴衣や着物を身にまとったお客さんがたくさん訪れていました。

昔ながらの店内で、おすすめの抹茶を楽しむ

店内の雰囲気も和風に統一。
もともとあった古民家を、カフェのために改築したそうです。リノベーションの際には手を入れすぎず、古民家の歴史を感じることができるよう、工夫されています。店内の所どころにある、小さくてかわいらしい和風な雑貨も、雰囲気にぴったりでした。

【リノベ・古民家カフェvol.61】古桑庵(自由が丘)

席は、30席ほどで、休日は満員になることも多々。
庭園を眺められる縁側近くの席が、古桑庵の雰囲気を贅沢に楽しめる特等席です。
メニューは厚紙と和紙を使用した手作りで、ぬくもりがありました。

【リノベ・古民家カフェvol.61】古桑庵(自由が丘)

オススメは、一杯ずつ丁寧に点てる抹茶。
一口サイズのお茶菓子がついて、830円です。深い味わいが人気で、抹茶の香りと、独特の苦味が特徴です。苦くて抹茶が飲めない方には、抹茶オーレや古桑庵風黒みつオーレがおすすめします。甘さがあり、飲みやすいので子連れの方も、家族みんなで楽しめる一品となっています。

【リノベ・古民家カフェvol.61】古桑庵(自由が丘)

他にも、あんみつ(830円)や古桑庵風抹茶白玉ぜんざい(930円)など、和菓子のメニューが豊富です。

店名の由来は、夏目漱石から

古桑庵という名前をつけたのは、夏目漱石の長女、筆子の旦那さまである小説家の松岡譲さん。
松岡さんが自ら、郷里の桑の木材を調達し、茶室「古桑庵」を改装した、こだわりあるカフェです。

【リノベ・古民家カフェvol.61】古桑庵(自由が丘)

古桑庵は、ギャラリーとしても使われており、多くの芸術家の作品を見ることができます。詳細の予定は、HPにも掲載されているので、気になる方はカフェを訪れる前に、ぜひチェックしてくださいね。

【リノベ・古民家カフェvol.61】古桑庵(自由が丘)

都心での生活や、休日のショッピングに疲れた時に古桑庵を訪れると、街の喧騒を忘れ、縁側で美味しい抹茶をゆっくりと味わうことができます。

むかし、同じ場所に座っていたかもしれない、夏目漱石にちょっとだけ想いを馳せながら、ゆったりとした時間の流れに身を任せるのも良いかもしれませんね。

日本の良さを詰め込んだ和空間で落ち着いた時間を!「なんてんcafe」(要町)

有楽町線/副都心線が通る、池袋の隣駅。
駅前には多くの飲食店が立ち並び、地元の人や学生を中心に賑わう街、要町。

賑やかな表通りから裏路地に入ると、雰囲気は一変、静かで落ち着いた住宅街が広がります。
そこに人目を引く、和風なカフェを発見しました。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.60】「なんてんcafe」(要町)

その名は、「なんてんcafe」。
「なんてんcafe」の名前の由来は、店の前にナンテンの木が立っていたからだそうです。

建築事務所の「鯰組」が経営しているショールームcafeで、1階がカフェ、2階は事務所になっています。築70年近くになる建物を自分たちでリノベーションされたそうです。そのため、建物の至る所にこだわりが詰まっていました。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.60】「なんてんcafe」(要町)

エントランスにはディスプレイされた羽釜や、信楽焼の狸が笑顔で迎えてくれます。お店に入る前からワクワクしてしまう、昔の日本を思い出させてくれる外観です。

寛いでしまうこと間違いなし!日本の良さを詰め込んだ和空間

暖簾を潜り店内に入ると、すぐ左手には暖かい雰囲気のカウンター。
木の素材を上手く生かしたテーブルや椅子、至る所に飾り付けられた可愛らしい装飾など、どれも細部まで造り手の愛情が込められています。

和風な店内に流れているのは、なんと洋楽や海外のラジオのようなBGM。
日本らしい空間にさりげなく海外のテイストを含ませている点がなんともオシャレです。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.60】「なんてんcafe」(要町)

そして、風情ある石畳の道の奥には、日本の古民家を象徴するお座敷が!
障子や襖に囲まれ、初めての場所なのになぜか懐かしい気持ちになってしまい、思わずくつろいでしまいます。
日本人はもちろん、海外からのお客様も大変満足しそうな空間です。

座席数は15席ほど。
カウンターではお客さんと店員さんが仲良く会話をしていて、ほのぼのとしたアットホームな雰囲気がとても和みます。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.60】「なんてんcafe」(要町)

また、種類豊富なドリンク、フードメニューが魅力的。
ランチ、カフェ、ディナーと、時間帯によってメニューがそれぞれ用意されています。様々な時間帯に行ってみるのも楽しみの一つですね。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.60】「なんてんcafe」(要町)

カフェの時間帯でのメニューは、
ドリンクが、要町の珈琲専門店のコーヒーを使用した、要町ブレンド・千早ブレンド500円。紅茶とソフトドリンクは400円~です。

ドリンクは他のお店には無い、個性的なものが数多くあります。
完熟バナナ紅茶(500円)は、口に入れた瞬間甘いバナナの香りがフワッと口いっぱいに広がり、その上サラサラ飲めるので、やみつきになる美味しさです。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.60】「なんてんcafe」(要町)

フードは、ハブモアカレープレート 1,150円、春パンオーブンサンドセット 1,200円。
スイーツは、自家製ケーキ各種450円からです。

お子様も楽しめるような内容になっているので、家族で行くのもオススメです。

地元を愛し、愛されている、あったかいカフェ

なんてんcaféでは、地域のお店の商品を積極的にメニューに取り入れています。
例えば、『LABESS』のブラウニーや、『長府屋』のお多福豆、『美乃屋』のしそあんずなど。

そして店内には、地元で開催されるイベントのチラシやポスターが貼り出されており、パンフレットや近隣店の商品が販売されています。
地域の魅力を紹介し、発信しているのもなんてんcaféの魅力の一つです。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.60】「なんてんcafe」(要町)

また、なんてんcafeでは、お座敷をレンタルスペースとして利用が可能。
そして、アーティストの方にレンタルギャラリーを設けているため、行くたびに違ったアーティストの作品を鑑賞することもできます。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.60】「なんてんcafe」(要町)

地域や、人と人とのつながりを大切にしている「なんてんcafe」。
人の心の暖かさを感じられる、ゆったりとした和の空間に足を運んでみてはいかかでしょうか。

トトロに癒やされる!「トロコーヒー&ベーカリー/TOLO COFFEE&BAKERY」(世田谷代田)

下北沢の隣に位置し、環境の良さから住宅街として密かに人気を高めつつある“世田谷代田”。
住宅街を離れ、小田急小田原線の世田谷代田駅南口を出て線路に向かって住宅街を歩き、歩道橋を渡るとカフェの看板があります。

【リノベ・古民家カフェ No. 58】「TOLO COFFEE&BAKERY/トロコーヒー&ベーカリー」(世田谷代田)

看板の矢印に従い、草木に囲まれた道を歩いていくと、オシャレな洋風の建物を見つけました。
森の洋風ベーカリーリノベーションカフェ「TOLO COFFEE&BAKERY」です。

こちらの店舗は池尻大橋の「TOLO PAN TOKYO」の2号店としてオープンしました。

【リノベ・古民家カフェ No. 58】「TOLO COFFEE&BAKERY/トロコーヒー&ベーカリー」(世田谷代田)

カジュアルフレンチを楽しめる洋風一軒家ベーカリーカフェです。1階の「白髭のシュークリーム工房」とはコラボしていて、こちらのシュークリームとカフェメニューを一緒にいただくことが出来ます。

トトロの世界に癒される

看板にトトロが描かれており、入口にもトトロがいます。
お店自体も木々に囲まれているので、まさにジブリの世界ですね。「TOLO」はトトロを表しているそうです。

【リノベ・古民家カフェ No. 58】「TOLO COFFEE&BAKERY/トロコーヒー&ベーカリー」(世田谷代田)

【リノベ・古民家カフェ No. 58】「TOLO COFFEE&BAKERY/トロコーヒー&ベーカリー」(世田谷代田)

人気商品はトトロの形のシュークリームでこれを目当てに初めて世田谷代田に立ち寄った、という方も珍しくないのだとか。お行儀よくお座りした愛らしいトトロのシュークリームに癒されます。

しっかりご飯もサクッとベーカリーも○

2階のカフェスペースへ入ると、すぐに焼きたてのパンが並んでいるのが目につきます。
ランチを楽しんだお客様が自家製パン・ベーグルを持ち帰りで購入していくことも多いようです。

【リノベ・古民家カフェ No. 58】「TOLO COFFEE&BAKERY/トロコーヒー&ベーカリー」(世田谷代田)

【リノベ・古民家カフェ No. 58】「TOLO COFFEE&BAKERY/トロコーヒー&ベーカリー」(世田谷代田)

パスタランチはどれも1000円で自家製パン付き。プラス150円でサラダもつけられます。
コーヒー、紅茶も400円からあり、焼きたてパンとコーヒーのリーズナブルなカフェメニューも楽しめます。

【リノベ・古民家カフェ No. 58】「TOLO COFFEE&BAKERY/トロコーヒー&ベーカリー」(世田谷代田)

ナチュラルカラーと緑あふれる癒しの店内

子供も大人も大好きなトトロの世界を思わせる内装が人気の秘密。
ナチュラルカラーのテーブルやいす、組み木の天井、緑鮮やかな観葉植物のある空間は、都心ではなかなか味わえないものです。

建物の造りが素朴ながらさりげなくおしゃれなのでぜひ見てください。

【リノベ・古民家カフェ No. 58】「TOLO COFFEE&BAKERY/トロコーヒー&ベーカリー」(世田谷代田)

森のように静かな、それでいて和気藹々と賑やかな「TOLO COFFEE&BAKERY」。

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都会の喧騒から離れて自然に帰りたいとき、家族でちょっと特別な日を楽しみたいとき、トトロに癒されたいとき、木々に囲まれたこちらのカフェを訪れてみてください。

こだわり豆の「グリッチコーヒー&ロースターズ/Glitch Coffee and Roasters」(神保町)

古本の聖地と呼ばれる、神保町。
様々な古書店があちらこちらにあり、絵本に特化した本屋さん、探偵ものばかりを取り揃えている本屋さん、こだわりを持った、神保町でしか出来ない古本巡りが楽しめます。

また、神保町はカレーのお店が多いことでも有名。
これは、本を片手に食べることができる、男性が一人で入りやすい、などといった理由からきているそうですが、はっきりとした起源は未だに謎のまま!

【リノベ・古民家カフェレポートvol.57】「glitch(グリッチ)」 (神保町)

そんな文化資産が詰まった神保町ですが、駅の周りは再建ビルが立ち並んだビジネス街。
そんなビルの中に一棟だけ、ピンク色の塗装がくすみ、渋い雰囲気をだしているビルがあります。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.57】「glitch(グリッチ)」 (神保町)

そのビルの1階に佇むのが、「Glitch Coffee and Roasters」(グリッチコーヒー&ロースターズ)というカフェ。
2015年4月にオープンしたばかりの新しいカフェで、コーヒー豆にこだわり、ハンドドリップで丁寧に淹れてくれるその味は格別。

朝昼晩、忙しいビジネスパーソンがいつでもすぐテイクアウトできるように、外に面した広いカウンターも設置してあります。

酸味のきいたコーヒーが苦手な人でも飲みやすい一杯

お店は大通りに面していて、店内が外からでも見渡せる開放的な造りになっています。
白を基調とした店内で、店の奥には大きな焙煎機が存在感たっぷりに置かれていました。

座席数は15席ほど。
チェアやテーブルは全て木と鉄で作られていて、空間に無駄のないすっきりとした印象を与えています。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.57】「glitch(グリッチ)」 (神保町)

コンクリートの床は家具と同調しているだけではなく、外との一体感がでているので気軽に入りやすい雰囲気です。

お店の方がとてもフレンドリーに声をかけてくれたので、今回は豆へのこだわりを尋ねてみました。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.57】「glitch(グリッチ)」 (神保町)

【リノベ・古民家カフェレポートvol.57】「glitch(グリッチ)」 (神保町)

このお店は酸味のあるコーヒーを主に取り扱っているそうで、
数種類の豆の香りを比べてみたところ、どの豆も全く異なる香りをしていたのでびっくり。この日は、ベリー系の香りを持つエチオピア産のコーヒーを注文してみました。

舌触りがまろやかで優しい酸味を持ったコーヒーだったので、酸味のあるコーヒーが苦手な人でも飲みやすいでしょう。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.57】「glitch(グリッチ)」 (神保町)

ドリンクは、ドリップコーヒー480円~、フードはパンやサンドイッチが置いてあり、280円~とリーズナブルなお値段。

レトロなビルの雰囲気の中で楽しむ本格コーヒー

天井が低いレトロなビルの中は、今年オープンしたばかりだということを忘れさせてしまうぐらい、人馴染みのある空間を作り出しています。

それは、ビルが長年にわたって、人に使われ続けてきたという証かもしれません。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.57】「glitch(グリッチ)」 (神保町)

コーヒーは酸味が強いもの、苦いもの、甘みがあるもと、様々な種類があり、人によって好き嫌いが分かれるものです。
しかし、「Glitch Coffee and Roasters」(グリッチコーヒー&ロースターズ)がこだわっている酸味のあるコーヒーは、酸味が苦手な人の印象を大きく変える味かもしれません。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.57】「glitch(グリッチ)」 (神保町)

ここ「Glitch Coffee and Roasters」(グリッチコーヒー&ロースターズ)は、気軽に立ち寄りやすい雰囲気ですので、神保町で本屋巡りやカレーを食べた後の気分転換する場所として利用するのがおすすめ。
また、近くで働いている人も仕事の息抜きに本格コーヒーでリラックスしてみてはいかがでしょうか。

おしゃれでシンプルな店先と落ち着いた馴染みのある店内のギャップをぜひ楽しんでみてください。

毎日食べたいおやつを楽しめるカフェ「青家のとなり(あおやのとなり)」(中目黒)

渋谷から東急東横線で1駅、5分もすれば到着する“中目黒”。

駅のすぐ近くを流れる目黒川には、春は桜、秋は紅葉といったように、四季折々の違いを楽しめる「都会のオアシス」という一面が中目黒にはあります。

【リノベ・古民家カフェ No. 56】「青家のとなり」 (中目黒駅)

【リノベ・古民家カフェ No. 56】「青家のとなり」 (中目黒駅)

そんな季節を感じさせる目黒川沿いには、保存料や添加物を一切使わず、自然の味を大事にする甘味処「青家のとなり」があります。

厳選された食材があつまる店内と、五感で楽しめるメニュー

お店の外観は普通の一軒家ですが、「青家のとなり」と書かれたのれんをくぐると、右手にはオーナー「青山有紀さん」が出版されたレシピ本がずらり。
「本を読んで、絶対行くことを決めた」という方も多くいらっしゃっるそうです。

青家のとなり

【リノベ・古民家カフェ No. 56】「青家のとなり」 (中目黒駅)

お店内部は、オーナーが全国から取り寄せた厳選食材を販売するコーナーが半分、カフェスペースが半分といった形になっています。
カフェスペースは10席ほどで、2〜3人掛けで利用するテーブルがほとんどで、友人とゆっくり話すのにおすすめです。

【リノベ・古民家カフェ No. 56】「青家のとなり」 (中目黒駅)

メニューはテイクアウト可能なメニューが多く、その中でもザクザクという食感が心地よい、5種類のクッキー(180円〜)がオススメのメニューです。
クッキーの素材はそれぞれ異なり、大豆や雑穀、生姜といった体に良い素材で作られており、食感、香り、味の違いを楽しめます。

【リノベ・古民家カフェ No. 56】「青家のとなり」 (中目黒駅)

【リノベ・古民家カフェ No. 56】「青家のとなり」 (中目黒駅)

他にも、黒糖の香りが新しい「黒糖ぜんざい(450円〜)」や全粒粉を使ったヘルシーな「豆乳マフィン(250〜)」が人気のメニューとなっています。
ドリンクメニューですと、本場京都の香りを「宇治抹茶玄米茶(600円)」で味わうことができます。

毎日食べたくなる“手作りおやつ”

「青家のとなり」が提供するのは、沢山のひとにとって懐かしさを感じる「家庭のおやつ」です。
子供のことを思い、「体に良く、美味しいおやつを多くの人に届けたい」、という考えから素材を大事にするカフェ「青家」の甘味シリーズとして、「お青家のとなり」はできました。

【リノベ・古民家カフェ No. 56】「青家のとなり」 (中目黒駅)

「毎日食べたいおやつ」にこだわり、ヘルシー、安心、食べ慣れたものといった、様々な思いが「青家のとなり」のおやつに含まれています。

「青家のとなり」には床の席が用意されているので、お子さんを連れて「おやつ」を家族で楽しむ時間もオススメです。

こだわり食材のオシャレカフェ「D&DEPARTMENT DINING TOKYO」(九品仏)

東急大井町線「自由が丘駅」の一つ先、渋谷から約20分ほどに位置した、「九品仏」。
駅舎だけの小さな駅を出ると、そこには地域に根ざした商店街があります。

【リノベ・古民家カフェ vol.55】「D&DEPARTMENT DINING TOKYO」(九品仏)

地元の買い物客でにぎわう九品仏の商店街まっすぐ抜け、15分ほど大通りを進んでいくと、今回ご紹介するカフェ、一見するとアパートような外観を持つ「D&DEPARTMET」が見えてきました。

やわらかな雰囲気を感じさせるモダンな空間と、こだわりのメニュー

お店の内観は白を基調とした店内に、高級感あふれるソファー。

昼間は太陽から日差しが店内を照らし、夜になるとそれぞれの席を、ぬくもり溢れる照明が店内を包み込みます。

【リノベ・古民家カフェ vol.55】「D&DEPARTMENT DINING TOKYO」(九品仏)

【リノベ・古民家カフェ vol.55】「D&DEPARTMENT DINING TOKYO」(九品仏)

モダンテイストというと、どうしてもそっけのない雰囲気になりがちですが、このカフェは太陽の光を多く取り込むことで、お店全体がやわらかな雰囲気となっています。

D&DEPARTMENTでは、「身近にある野菜、季節の食材の美味しさを味わって頂きたい」という思いが1つひとつのメニューに込められています。自社農園でオーガニックハーブや野菜を育てるほどのこだわりです。

【リノベ・古民家カフェ vol.55】「D&DEPARTMENT DINING TOKYO」(九品仏)

【リノベ・古民家カフェ vol.55】「D&DEPARTMENT DINING TOKYO」(九品仏)

中でも、コーヒへのこだわりは別格。コーヒーは世田谷三宿のNOZY COFFEEという、ブレンドをせず産地や季節の違いを味わうことを大切にしているコーヒーショップから直接購入。

そのため、コーヒーは周期的に豆の種類を変えているのがこのお店の特徴です。季節によるコーヒーの違いを楽しむのも一興ですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.55】「D&DEPARTMENT DINING TOKYO」(九品仏)

そんなシングルコーヒーも、一杯500円からという比較的俺頃な価格。
コーヒーがちょっと苦手かもという方は、エスプレッソの上に冷たいバニラアイスをのせた「アフォガート」(550円)という人気メニューを頼むのもいいと思います。

ものを使って、生活を見直すきっかけを

このお店のコンセプトは、流行りのものにとらわれるだけでなく、「良いものの本質を大切にする場所」というもの。
そのコンセプトは、お店の入り口に掲げられた、ポスターからも伺えました。

【リノベ・古民家カフェ vol.55】「D&DEPARTMENT DINING TOKYO」(九品仏)

「長く使われているものには理由があり、その理由を生活の基礎に置きたい」そんなオーナーの考えが、生活を見直すきっかけをあたえてくれます。

【リノベ・古民家カフェ vol.55】「D&DEPARTMENT DINING TOKYO」(九品仏)

ちょっと週末だけは、素材のを味わう料理を楽しみに、D&DEPARTMETを訪れてみてはいかがでしょうか?コーヒーのテイクアウトも行っていますので、忙しい方はコーヒーだけでも。

アパートをカフェに!赤い看板が目印の「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

都営大江戸線と半蔵門線が走り、東京駅からもほど近い“清澄白河駅”。
近くには隅田川や清澄庭園があり、優雅な雰囲気を醸し出しています。
一方で、十数ものお寺が点在し、江戸時代から引き継がれた情緒あふれる下町の姿が広がります。

【リノベ・古民家カフェ vol.53】「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

そんな風情を感じる街を歩くこと10分、大通りから一本横道に入ると見えてきました。
赤い看板が目印の「深田荘/fukadaso」。

【リノベ・古民家カフェ vol.53】「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

【リノベ・古民家カフェ vol.53】「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

少し色のはげた外壁が、落ち着いた雰囲気を演出してくれています。
ここfukadasoは、解体間際の風呂なしアパートがリノベーションされたそうで、あえて最低限の手入れのみにすることで、
昔ながらのレトロさが残されています。二階建てになっているのですが、今回おじゃまさせていただくのは、1階のカフェ。

【リノベ・古民家カフェ vol.53】「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

2階はギャラリーや雑貨屋さんなど、こちらもおしゃれなお店が入っていました。ときたまイベントなども開かれるそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

身も心もゆったりとできる店内

店内に入ると、凛としつつも穏やかな声で、おばあちゃんオーナーが「こんにちは」と声をかけてくださいました。

お客様がいっぱいで店内が忙しそうなのに、気にかけてくださるとやはり嬉しい気持ちになりますね。
おしゃれなカフェは緊張してしまう人も多いと思いますが、オーナーの優しい一言で心がほぐれます。

【リノベ・古民家カフェ vol.53】「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

注文したのは、ドリップコーヒーとチーズケーキ。ブラックコーヒーの深い苦味がチーズケーキの甘さをいっそう引き立ててくれます。
休日の午後は読書でもしながらずっとこうしていたいですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.53】「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

ドリップコーヒーが450円、カフェラテが500円、プレーンパンケーキが600円、チーズケーキが400円。
デザートにもついつい手を出しやすい価格設定ですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.53】「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

店内の小物もおしゃれで目をひくものが多かったのでカメラを向けていると、オーナーに「写真撮るの好きなの?」と聞いていただいて、そうなんです!と答えると、
「どんどん撮っていってね。」とテラスへ案内してくださいました。オーナーの人柄のよさが伝わってきます。
テラスには観葉植物もおいてあるので、目も癒されますね。

【リノベ・古民家カフェ vol.53】「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

清澄白河の憩いの場

カフェの街として知られるようになってきた清澄白河。

【リノベ・古民家カフェ vol.53】「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

【リノベ・古民家カフェ vol.53】「深田荘/fukadaso」(清澄白河)

一見さんも常連さんも心地よく過ごせる「深田荘/fukadaso」で、
学校や会社の帰り、あるいは都会の喧騒から少し離れてみたいとき、気軽に立ち寄ってリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

カフェ激戦区"神楽坂"の古民家カフェ「茶寮(さりょう)」(神楽坂/飯田橋)

隠れレストラン密集の地、神楽坂の有名店

お洒落なカフェやレストランが集まる神楽坂。
土日になると多くの人がそれを求めて集まります。大通りに面しているお店もあれば、見逃してしまいそうな小さな路地裏に入らなければいけないお店もあるのが、この街の特徴。

【リノベ・古民家カフェvol.51】「茶寮」(神楽坂/飯田橋)

「茶寮」は東西線神楽坂駅より坂道を下って、徒歩約5分の場所にありますが、ここも路地裏に注意しないと通り過ぎてしまいそう。

しかし、このカフェ激戦区で「茶寮」は高い人気を誇っています。路地裏に位置していますが、大きな店構えが特徴で、道を通れば誰もがすぐ目につくわかりやすいお店です。

【リノベ・古民家カフェvol.51】「茶寮」(神楽坂/飯田橋)

休日は「茶寮」の豊富でリーズナブルなメニューと神楽坂らしいおしゃれな店内の雰囲気を求めて、店の前は長蛇の列。平日の開店時間に合わせて行くのがベストでしょう。

ここの建物は築40年ほど。アパートをリノベーションし、カフェに生まれ変わりました。

木をベースにした店内と、リーズナブルで豊富なメニュー

店内は、木の柱がうまく空間を二分割にしていることと十分なスペースがあることで、隣のお客さんが気にならず、落ち着いて食事を楽しめます。また、木をベースにしたインテリアが、店内にいながら自然を感じさせてくれます。

【リノベ・古民家カフェvol.51】「茶寮」(神楽坂/飯田橋)

座席は店内で30席、隣のテラス席が10席ほどの、広々とした空間です。白と茶色の家具で統一されていることにより、明るくてバランスのとれた仕上がりに。

テラス席は、通りからはあまり見えないように工夫されいるので、一目を気にせず食事をすることができます。また、時間帯によっては、昼の風景と夜の風景の違いを楽しむこともできます。

【リノベ・古民家カフェvol.51】「茶寮」(神楽坂/飯田橋)

女性に嬉しいランチメニューは、リーズナブルで選択肢も様々。
何回来ても飽きない工夫がされています。約1000円というセットプライスも、注文しやすい魅力のひとつ。

【リノベ・古民家カフェvol.51】「茶寮」(神楽坂/飯田橋)

【リノベ・古民家カフェvol.51】「茶寮」(神楽坂/飯田橋)

洋スイーツ、和スイーツどちらも豊富。
特に、抹茶フォンデュは他にはない茶寮で人気のメニュー。ドリンクは500円から、スイーツは800円からですが、セットにすると1000円でスイーツもドリンクも楽しめます。

特別な人とひとときの幸せなランチタイム

茶寮のようなメニューが豊富で落ち着ける空間でなら、ランチ目的で友人や恋人とゆっくり会話を楽しむ時間を作ることができそう。
また、抹茶フォンデュなど話題性のあるトピックで、美味しくて楽しい時間を共有しやすいです。

【リノベ・古民家カフェvol.51】「茶寮」(神楽坂/飯田橋)

【リノベ・古民家カフェvol.51】「茶寮」(神楽坂/飯田橋)

大通りの喧噪から外れたカフェで、おいしい食事と会話を楽しむ空間。
神楽坂で列ができるほど人気な理由も、誰かと一緒に来て楽しみたいと思う人が多いからではないでしょうか。

ここでは、茶寮のお菓子や小物も販売されています。
一緒に茶寮を楽しめなかった他の大切な人にも、小さなお土産として楽しさを共有できそうですね。

家族を思ってつくる、毎日の食事が楽しめる古民家カフェ「青家」(中目黒)

渋谷のすぐ隣、おしゃれな街としてイメージする人も多い、中目黒。

平日も多くの人で溢れる中目黒から、目黒川の方に5分ほど歩くと、街の様相も住宅街へと徐々に変化していきます。
住宅地を進んでいくと、小さな看板とほっそりとした路地が。
その先に、ありました古民家カフェ「青家」です。

【リノベ・古民家カフェvol.50】「青家」(中目黒)

砂利の敷かれた小さな路地を進んでいくと、趣ある古民家が見えてきました。入り口を照らす照明には「青家」の文字が書かれています。
のれんを押して中に入ると、店内は自然光と少しの間接照明で照らされ、ゆったりとした雰囲気が感じられます。

【リノベ・古民家カフェvol.50】「青家」(中目黒)

天井には日本家屋を思わせる欄間も残されており、タイムスリップしたような時間が流れています。

雑穀を使ったヘルシーな料理が女性に大人気

店内の座席数は約20人ほど。女性のお客さんが多いせいか、3~4人向けのテーブル席が人気です。
一人でいらっしゃるお客さんでも気軽に入れるようカウンター席が設けられ、温もりある木のカウンターで料理を堪能することができます。

【リノベ・古民家カフェvol.50】「青家」(中目黒)

メニューを開くと、一つひとつ丁寧に料理の説明がされています。
青家で人気なのは、京風だしと青家特製のブレンド自家製味噌で作った「青家辛鍋」(950円)というメニュー。国産大豆とコラーゲンがたっぷりで、女性から大人気のランチメニュー。

他にも、旬の野菜でメニューが変わる、「京おばんざい薬膳定食」(1400円)もオススメです。

【リノベ・古民家カフェvol.50】「青家」(中目黒)

【リノベ・古民家カフェvol.50】「青家」(中目黒)

ティータイムに青家を訪れるなら、「青家名物 手作りわらび餅」(500円)が絶品です。とろけるような食感と、きな粉とわらび餅の旨みが口いっぱいに広がります。
人気すぎて売り切れる場合もあるので、お目当ての際はなるべくお早めに。

家族を思ってつくる、毎日の食事

青家のメニューは「京おばんざい」というもの。
おばんざいとは、大切な家族のことを考えて、毎日作る家庭料理のことです。

「季節ごとの違いや、素材への感謝を忘れずに作る。」という当たり前のことを当たり前にするという強い想いが、メニューの一つひとつに込められています。

【リノベ・古民家カフェvol.50】「青家」(中目黒)

日頃忘れがちになりやすい、食材や携わる人たちへの感謝。「いただきます」や「ごちそうさま」というちょっとした一言を、青家のランチで思い出してみるのもいいかもしれません。体だけでなく、心にもいいランチになってくれるに違いありません。

【リノベ・古民家カフェvol.50】「青家」(中目黒)

心と身体をリフレッシュしたい方は、ゆったりと時間が流れる、目黒川そばのカフェ「青家」で、
美味しく健康的な料理と、古民家ならではののんびりした雰囲気の中、心を落ち着かせみてはいかがでしょうか。

ジャズが流れる心落ち着くカフェ「きっさこ」(神保町/九段下)

桜の名所「千鳥ケ淵」を始めとする自然豊かな北の丸公園でも有名な九段下。
土日や平日夜は、日本武道館でのイベント客、科学技術館、東京国立近代美術館など多くの観光客で賑わいます。

しかし平日の昼間になると一転、多くのオフィスビルが建ち並ぶ九段下は、ビジネスパーソンが行き交うビジネスの中心地に様変わり。そんな様々な顔をを持つこの街の路地裏に、ひっそりと佇む喫茶店があります。

【リノベ・古民家カフェvol.47】「喫茶去/きっさこ」(九段下)

その名は「きっさこ」。
喫茶去(きっさこ)とは、禅語の中にでてくる言葉のひとつで、どうぞ、お茶でも召し上がれという意味を持っています。
お茶を点てるときには相手がどんな人だろうと関係なく振る舞おうという心からきてるそうです。

【リノベ・古民家カフェvol.47】「喫茶去/きっさこ」(九段下)

この言葉通りに、コーヒーは一杯一杯、豆から引き、丁寧に抽出している様子が客席からも外からもみることができます。
またキッチンが道側に設置され、昼時にはテイクアウトのお客様も頻繁に訪れています。

ビジネスパーソンの方がよく訪れるお店ですが、実はお店の近くには専修大学もあり、学生の方も利用しやすい喫茶店です。

店内に流れるジャズが心地よく、こだわりのメニューも完備

リノベーションによって青を基調としたモダンでおしゃれな雰囲気に生まれ変わった引き戸を引くと、
ジャズの音が聞こえ、大人な雰囲気のジャズバーのような空間が広がります。

部屋の中心部の天井高い本棚にはたくさんのレコードが並べられているのが目に入り、
クラシックピアノも置いてある事で、ゆったりと落ち着いた心持ちにさせてくれます。

【リノベ・古民家カフェvol.47】「喫茶去/きっさこ」(九段下)

座席は全部で20席ほど。
どの椅子も淡いブルー色の椅子張りで統一されており、シックでおしゃれな店内。
柔らかな色合いとタッチでデザインされた田舎の風景が電球傘に。
また、メニューの表紙はレコードジャケットになっていて、とても素敵ですね。

【リノベ・古民家カフェvol.47】「喫茶去/きっさこ」(九段下)

【リノベ・古民家カフェvol.47】「喫茶去/きっさこ」(九段下)

何気なく見渡してみると、オーナーさんのセンスやこだわりを垣間みることができます。

ここの一番のおすすめはチーズケーキ。
価格は350円からと他の喫茶店に比べて安いのが特徴です。その理由は、ドリンクとケーキを頼んで1000円以内におさまる工夫がされています。

【リノベ・古民家カフェvol.47】「喫茶去/きっさこ」(九段下)

ドリンクはブラックコーヒーがメインで、3種類の豆の挽き方を選べるほどこだわるほど。価格はコーヒーが600円、他が700円です。

集中したいときに利用したい空間

外の騒音を避け、仕事の打ち合わせや個人の作業に集中したいときに、ここのカフェを良い隠れ家にしてみてはいかがでしょうか。
本格コーヒーを味わいながら、ジャズを楽しむも良し、作業に集中するのもよいですね。

【リノベ・古民家カフェvol.47】「喫茶去/きっさこ」(九段下)

【リノベ・古民家カフェvol.47】「喫茶去/きっさこ」(九段下)

九段下のカフェらしくWifiも完備されているので、パソコンを持ってきて仕事や宿題をすることもできます。

路地裏に何気なく佇むこのカフェは、名前のとおり誰でも気軽に立ち寄れる雰囲気。
また、大通りから路地裏、そしてお店の小さな入り口を順にかいくぐっていくと、騒音に惑わされない落ち着いた空間へと吸い込まれていくみたいです。

渋谷のセルフリノベーションカフェ「サントラントヌフ/cent-trente-neuf」(渋谷)

都会の路地裏、オシャレな隠れ家レストラン

多くの若者で賑わう、渋谷駅ハチ公口から井の頭通りへ。
西武百貨店などが並ぶ通りを少し外れ、ライブハウスや個人店が並ぶ細い通りへ入っていくと、木を基調としたオシャレな建物の窓に、白い帽子で料理に勤しむシェフの姿。

フランス料理の隠れ家レストラン「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」です。

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

「ヌフカフェはなぜ潰れないのか?」という著書にある恵比寿の「ヌフ・カフェ」をはじめ、セルフリノベーションカフェを次々と展開している有限会社イーストミーツウエストが手掛けています。

同社のカフェはフランスをベースにした空間で、人の流れを作ることを得意としています。

イチオシは冷製スープ、カクテルも充実

ランチメニューは日替わりで、メニューに日付が入っており、デザインも日々変えているようです。850円~1000円のお手頃価格でサラダとパン、ドリンク付き。

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

お店のおすすめ商品はじゃがいもの冷製スープ。ランチセットに追加することが出来ます。
夜はワイン、カクテルが充実。おつまみの種類も豊富です。

ランチもバーも本格的に楽しめるお店

ドアにはイルミネーションがキラキラと光り、外壁にはメニューが書かれた黒板。
ランチメニュー、ケーキセット、バーメニューと時間帯別にメニューが書かれています。
シェフがキッチンで料理している姿が垣間見える小窓があるのが特徴的。

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

パリッとしたパンにサラダ、フランス料理を気軽に楽しめるのが魅力です。メニューも日々変わるので、何度訪れてもいいですね。
仕事終わりや、近くのライブハウスでのイベント終わり等、バーの需要も高そうです。

飾りをそぎ落としたシンプルな調度品

赤みがかった木を基調としたテーブルと椅子で統一された店内。
ワインボトルが飾られている棚や素材が並べられた中の見える冷蔵庫など、フレッシュさを感じさせるレイアウト。

飾りは少な目ですが統一感のある印象で、まさにフランスを感じる、シンプルでオシャレな空間です。

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

本格フランス料理を楽しめ、カフェもバーも充実の「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」。

少し贅沢な気分を味わいたくなったとき、
シェフの顔の見えるフランス料理の隠れ家レストランを、ぜひ訪れてみてください。

町工場をカフェにリノベーション!「チャビー/CHUBBY」(代田橋)

小さな住宅街の大きなカフェ

新宿の隣に位置するこじんまりした静かな住宅街“代田橋”。
駅名は以前、この近くに架かっていた橋の名「代田橋」から取っており、橋の名の由来は伝説の巨人「ダイダラボッチ」と言われています。

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

小さな飲食店が並ぶ通りを外れ、路地裏の住宅街を歩くと少し間口の広いお店を見つけました。
一見ブティックのようなリノベーションカフェの名前は「CHUBBY/チャビー」。

工場リノベーションならではの広さが魅力

元々は町工場だったのを今のオーナーと知り合い数名で改装し、カフェもバーも出来るお店にしたそうです。店内は工場リノベーションならではの広さが際立ちます。ほとんど仕切りのない広々した造りのため、大人数のパーティー利用も可能です。

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

隣のテーブルとの間隔も広く、他の人の会話もあまり気にならないのでパソコン作業をする人にもオススメです。
元の造りをほとんどそのまま残してあり、木の感触を直に感じられるテーブルや柱、木製のメニューが目につきます。

有機野菜、素材にこだわった手作りメニュー

ランチはボリュームのあるサラダ、ドリンク付きで1000円とリーズナブル。
バーのおつまみメニューは600円~900円で、福岡産の有機野菜を使用した日替わりメニューが特徴です。

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

他にも国産ぶどうを使用したぶどう酢の水割りなど、健康志向のメニューが豊富で素材へのこだわりが随所に見られますね。店員さんがお勧めの食べ方を教えてくれるので初めてでも安心ですね。

行き届いた優しい接客が人気の秘密

ランチ、カフェ、バーという3つの顔を持つお店の人気の秘密は行き届いた優しい接客。
店内へ入るとすぐに店員さんがフレンドリーに話しかけてくれて、店内の展示品、販売品の解説もしてくれるのがいいですね。

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

聞く前にお手洗いの場所を教えてくれるなど、こちらの期待以上のサービス。
お出迎えからお見送りまで気分よく過ごせます。常連さんが多いのも納得ですね。

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

明るく優しく丁寧な接客と、身体に優しい野菜料理。
ふらっとバーに立ち寄りたいとき、都会の人混みを離れてゆったりしたいとき、代田橋の「CHUBBY/チャビー」を訪ねてみてください。

綺麗な白いお家が目印!「TAK!TAK! café/タックタックカフェ」(つつじヶ丘)

ファミリーに人気の緑に囲まれた高級住宅街“つつじヶ丘”。
ロータリーから発車するバスに揺られ、深大寺を訪れると、賑やかな駅前とは打って変わった閑静な住宅街に入ると、住宅街にさりげなくある立て看板を見つけました。

綺麗な白いお家、「TAK!TAK!cafe」です。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

ご両親が住んでいた古民家を改装し、カフェができるようにしたというこちらのお店。
一見ごく普通の民家なのですが、フェンスにかかっている看板が目印です。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

一番近いバス停はスーパー前の深大寺市営住宅前。
ただ、本数は少ない時間帯には1時間に1,2本。そのため、近くの別のバス停に行かれる方もいらっしゃるのだとか。

店内は明るくきれいでアットホームな雰囲気があり、グランドピアノが素敵なインテリアになっています。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

お庭側の壁は一面ガラスでお庭の景色を一望することが出来、鉢植えであふれるお庭はとっても華やかで、希望すればテラス席でもティータイムを楽しめます。

シンプルメニューをお手頃価格で

コーヒー、紅茶、ケーキのみのシンプルなメニュー。
ドリンクは400円~500円程度、「本日のケーキ」は400円でドリンクとセットで100円引き。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

「サービスケーキ」と「本日のケーキ」の2種類あり、ドリンク全てにサービスケーキ付。それでこのお値段はとってもお得!

プチサイズでも楽しめる焼きたてケーキ

この日のサービスケーキはスパイスシフォンケーキで小さな一切れに爪楊枝を刺して出してくれました。ふんわりしてとてもおいしいです。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

ちょこっとだけ甘いものが食べたいときにも嬉しいサイズ。
その場で切って出してくれるのも新鮮ですね。

人気の秘訣はオーナーの温かいお人柄

どの駅からも離れた立地でありながら、住宅街の住民に愛されているこちらのカフェ。

オーナーの一つ一つ丁寧に淹れてくださるコーヒーや、優しい甘みの焼きたてケーキは家庭的な温かみを思い出させてくれます。
心のこもった丁寧なサービスで「また行きたい!」というお客様を増やしているのでしょう。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

“超”隠れ家カフェ「TAK!TAK!cafe」。
都会の喧騒から離れたいとき、
忙しさを忘れてゆったりと楽しみたいとき、
オーナーが心をこめて焼いた手作りケーキを楽しみに来てみませんか。

手塚治虫が元住人?!アパートリノベーションカフェ「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

木漏れ日が溢れる欅並木で見つけた、ノスタルジックな建物

買い物客で賑わう副都心”池袋”のすぐ側、落ち着いた雰囲気で風情のある街「雑司が谷」。

夏目漱石の有名な作品の一つ「こころ」で描かれた“雑司が谷霊園”や、安産・子安の神様である子母神をお祀りする“鬼子母神堂”など、神社やお寺が数多くあります。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

そんな雑司が谷駅から徒歩2分、鬼子母神堂へ続く、欅並木が素敵な参道を歩いていると、
ノスタルジックな雰囲気を醸し出すカフェがありました。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

その名は「キアズマ珈琲」。
入り口のガラスの格子戸が、まるで昭和にタイムスリップしたかのように感じさせてくれます。

「キアズマ珈琲」の“キアズマ”というのは、オーナーさんが好きなジャズアルバムのタイトルから由来しているそうです。
また、“キアズマ”は、“染色体が交叉する結び目の部分”を意味していて、店内も、人々のそれぞれの時間や感情が交叉するような空間になっています。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

「キアズマ珈琲」は、かつて手塚治虫が住んでいたといわれる並木ハウスの別館で、築80年の木造建築をリノベーションしました。
できるだけ以前のデザインを維持し、昔ながらの日本の良さをうまく残した可愛らしい建物に仕上がっています。

色使いが魅力、シックで大人な空間

店内も古民家らしい空間が広がっているのだろうと、引き戸を引き、足を踏み入れると、予想を良い意味で裏切る、センスの良いシックな内装に、アンティーク調の家具が目に飛び込んできました。

店内を暗くし、少しの照明と外から差し込む光をうまく活用することによって、開放的で落ち着いた空間を演出しています。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

なんといっても、色使いが統一されているのが魅力的。
左の壁とキッチンは緑一色で覆い尽くされていて、壁は黒板になっており、メニューが書けるように工夫されています。
対して、右の壁は白一色。
差し色に黄色が少し使われています。

そして、全体的に古民家らしい木の茶色が柱や、天井、テーブル、椅子などあちこちにちりばめられていて調和を保っています。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

お店の1階は、入り口入って左手にカウンター、右手には2人席の小さなテーブルが2つあり、奥には2階へと続く階段が。

2階に上がると白い壁で4人席の大きな木のテーブルが2つ。奥にあるちょっとした空間は、壁一面赤く、緑色のソファ2つに木のテーブル。

天井が高く、窓がたくさんあるため、日の光が心地良い開放的な空間が広がっています。ここでも色使いがとても魅力的でした。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

座席数は1、2階あわせて25席。お客さんとの距離が近すぎず、適度に離れているためとても落ち着けます。
1階が禁煙で、2階は喫煙席になっているため、タバコを吸う人にとっても、吸わない人にとっても安心で嬉しいですね。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

また、メニューは珈琲好きにはたまらない内容となっています。
ドリンクは、自家焙煎のコーヒー450円~。10種類と種類が豊富で、カウンターの中で珈琲を挽く香りがたまらなく良いです。紅茶は500円〜。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

フードは、ホットドックが400円〜、サンドウィッチが500円。そして絶品のベイクドチーズケーキ、ミルクシフォン、ガトーショコラが各400円。
フードと珈琲または紅茶とセットで800円〜と満足の内容です。

珈琲の味は苦みが少なくさっぱりしています。
鼻から豊潤な香りが抜けて、とてもリラックスできます。

レトロシック×古民家=キアズマ珈琲

店内にはオーナーさんが好きなジャズがBGMとして静かに流れています。
開放的な店内に、珈琲の美味しい香りに包まれて、なぜか自然と暖かな気持ちにさせてくれます。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

時間の流れがゆったりしていて、時が経つのを忘れてしまいそうです。
古き良き日本を感じさせる昭和な外観にシックな内観。そのギャップにあなたもきっとキアズマ珈琲の虜になること間違いなし。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

雑司が谷を散歩して、「キアズマ珈琲」で美味しい珈琲を一杯。
そんな贅沢な休日を過ごされてはいかかでしょうか。

メジサバ御用達の着物屋カフェ「花想容/かそうよう」(目白)

目白の住宅街の中にある隠れ家カフェ

若者が多く集まる池袋と高田馬場の中間に位置する“目白”。
有名私立幼稚園・小学校が集まる地域で、子どもを迎えにくるお母様たちのコンサバファッションに注目した、“メジサバ”という造語を生んだ街です。

目白駅を出て住宅街を進むと、一歩路地裏に入ると坂道がたくさんあることと建物が密集していることから、建物の重なった様子や急な階段の作りなど、一風変わった街並が広がります。

花想容

そのまま進むこと徒歩10分、元は着物屋から始まった落ち着いたカフェ、「花想容(かそうよう)」がありました。

「花想容」(目白)

もともと着物屋だった「花想容」は、評判の良かったお菓子やお茶をもっと多くの人にふるまうために、2006年にカフェ用のスペースをリノベーションし、OPENしました。

「花想容」(目白)

ここは、大正時代の家屋に作られたカフェで、昔ながらの縁側や日本庭園を楽しむ事ができます。路上に置かれている看板を目印に一歩二歩石畳を進んで小道を進むと、緑いっぱいのぱっと開けた景色が広がっています。

玄関では、靴を脱いでから店内へ。
カフェに靴を履いたまま出入りすることの多くなった日本では、靴を脱ぐ事の方が逆に珍しくなってきましたね。

落ち着く空間で、日本の文化に触れる

店内に入ってスリッパを履き、廊下を進むと、8席ほどのソファーとテーブルが置かれています。畳ではなくフローリングでリノベーションされており、和モダンなインテリアが落ち着く空間を演出。

「花想容」(目白)

そこから緑いっぱいの日本庭園のような中庭を眺めることができます。また、店内には着物や帯が展示されており、実際に触ってみて楽しむことができるのも魅力的ですね。

なお、ここでは着物の販売はもちろん着付け教室も行っています。
カフェでくつろぎながら、アットホームなスタッフの方と着物の相談をしてみてはいかがでしょうか。

「花想容」(目白)

メニューは、コーヒーはもちろん、お抹茶、ゆず茶など和テイストを取り揃えています。ドリンクは全て500円均一なので、日頃飲まない種類のドリンクにも手がのびそうです。

「花想容」(目白)

また、デザードメニューも豊富。
洋菓子から見た目が綺麗な生和菓子まで、ドリンクに合わせて食べ物を選ぶ事ができます。デザートも500円からという値段設定でもいいですね。

いつのまにか時間が過ぎていく空間

店内はとても静かですが、そこに流れる静かな音楽がとても心地よい空間を作り出しています。カフェのスペースはキッチンから離れていて、スタッフの方の目も気になりません。友達同士でくると、ついつい時間を忘れて話に没頭できる空間があります。

「花想容」(目白)

「花想容」(目白)

着物や庭をみて心で楽しむような空間は日本ならではの文化ですね。ほっと落ち着くことができる空間に癒されます。

カフェ内の身近にある綺麗な着物の和柄をみてうっとりし、遠目では縁側越しに生い茂った自然を感じながら、和の空間を十二分に楽しむことができますよ。

木造アパート「HAGISO」をリノベーション!「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

ゆったりとした雰囲気を味わうにはもってこいの場所、千駄木。

千駄木駅を降りてまず驚いたのが、ゆったりと過ぎる時間。
談笑しながら、ゆっくりと歩いている方が多く、谷根千と呼ばれるエリア特有のレトロな雰囲気が街全体に拡がります。
ところどころにいる、のんびりしているネコの効果もあって、自然と歩くテンポものんびりに。

「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

居心地の良さを感じながら、裏道に入って少し進んだ先に、今回ご紹介する「HAGI CAFÉ(ハギ カフェ)」見えてきました。

たくさんのお店がギュッ!とつまったHAGISO

「HAGI CAFÉ」が入っている、HAGISOは2階建てになっており、1階にはHAGI CAFEの他に、「HAGI ART」というギャラリーや、「HAGI ROOM」という、レンタルスペースがあります。

2階には、「201salon」という美容室や、「pinpin co」というアーティストのアトリエ、「HAGI STUDIO」という設計事務所が入居しています。

「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

「HAGI CAFE」は「HAGISO」という名称で、1955年から木造アパートとして、使われてきました。また東京藝術大学の学生によって、2004年からは、アトリエ兼シェアハウスとして使われてきました。
しかし、2011年に起こった東日本大震災をきっかけに、老朽化のため解体する方針に。

その際に、入居者一同より大家さんへの、解体される前の最後のお願いとして、「ハギエンナーレ2012」というグループ展が開催されました。

「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

このグループ展の大盛況により、「HAGISO」の価値が見直され、解体はなくなり、改修され生まれ変わることとなりました。
そして、2013年3月「最小文化複合施設」としてオープンし、今の「HAGI CAFE」があるのです。

コンクリート×木が織り成す、お洒落なカフェ

入ってすぐ、右側に2階に続く階段があり、まっすぐに視線を戻すと、「HAGI ART」が見えます。
お客さんが沢山いて、待たなければならないときも、退屈はしませんね。

店内は、もともとの民家の木を基調にした温かみと、改装時に加わったコンクリートが、良い感じに調和されています。

「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

店内の席数は、テーブル24席、テラス席も6席ほど。
オープンキッチンが目の前にあるので、どのように料理を作っているのか、目で楽しむこともできるのが嬉しいですね!

「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

壁や天井は木造アパートを生かした状態になっており、店内の照明は、小さな電球が様々なところにぽつぽつとあるため、一つの光は小さいが暗く感じず、むしろ和ませてくれます。

季節限定の自家製スイーツメニューで舌鼓

メニューは、2015年5月からスタートしたモーニングメニューや、フードメニュー、またアルコールを含めたドリンクメニューが、それぞれ約30種類もあり、食事からアルコールまでと幅広く、ドリンクだけ楽しみたい方も、がっつり食べたい方にもお勧めな、十分な品揃え。

「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

また、スイーツメニューもあるので、女子会にもぴったりです。
今回頼んだ、季節限定のマンゴーラムネパフェは、マンゴーアイスがとても濃厚な上に果肉もごろごろ入っていて、まるで生のマンゴーを食べているようでした。

「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

生クリームもあと引くほど甘くなく爽やかな甘さで、甘いの苦手な人でもぱくぱく食べられそうです。
中に入っているラムネゼリー・マンゴーゼリーともに自家製だそうで、すっきりとした甘さは、夏にぴったりです。

生まれ変わったカフェで過ごす新しい時間

千駄木は個人経営のカフェが多いため、目移りをしてしまいがち。
「どこに行ったらいいのか、わからない!」という方も多いかもしれません。

「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

「HAGI CAFE /ハギカフェ」(千駄木)

都会の人ごみに疲れて、ちょっと静かな場所でゆっくりしたいとき「HAGI CAFE」を思い出してみて下さい。
木をたくさん使われた室内で、ちょっと一息いれるでもよし、友人と楽しくおしゃべりするでもよし。

静かな路地裏で、「HAGI CAFE」は皆さんを待っていますよ。

"ただいま!"と言いたくなる古民家カフェ「花歩(かぽ)」(西日暮里)

昔の東京が小さく息づく場所

谷根千(やねせん)と呼ばれる地域を知っていますか?
“谷根千(やねせん)”は、谷中・根津・千駄木周辺地区で、東京の下町風情が残る地域。

そんな谷根千地区の西日暮里を訪れてみました。
「西日暮里」は、JR山手線、千代田線、都電と交通利便性が高く住宅地に人気な一方で、谷中銀座商店街や古くからの寺社や民家などの下町情緒を兼ね備え、独特の雰囲気を味わうことができる観光にも人気のスポット。

「花歩/かぽ」(西日暮里)

今回は、西日暮里駅に面している大通りから、ひとつ外れた路地の住宅地内にある「花歩(かぽ)」というお店に行ってきました。

お店の前には、小さな看板がちょこんと主張をしていて、歩いているだけだと見逃してしまいそうです。

「花歩/かぽ」(西日暮里)

花歩(かぽ)は1950年代に建てられた、民家を改装したカフェとなっています。
昔の東京の人々の暮らしが、カフェを通して伝わってくるような暖かさの外観です。

ただいま!と声を出したくなる空間

引き戸を開けると、広い玄関でスリッパにはき替えるのですが、実家を思い出して、少しだけほっこり。
店内に上がると、キッチン兼カウンターが目の前に飛び込んできました。

フレンドリーな女店主さんに案内をしていただいて、木の継ぎ目がわざとふぞろいになっている味のあるテーブルに着くと、最初に目を奪われたのが天井。
民家が建てられた当時の面影がある天井は、いまや洋風な天井が基本となっている都内ではなかなか見ることはできません。

また、周りを見渡してみると、レコードや乾燥させたほおずきなどが飾ってありました。
小物などは、アジアンティストで統一されていて、洋と和のコラボレーションという不思議な空気を感じます。

懐かしさを感じるメニューと、心配りを感じるサービス

可愛い手書きのメニューを開くと、ココアやコーヒー、また梅昆布茶というカフェでは珍しい飲み物も用意されています。
軽食として¥650のケーキセットや、ピザトースト、クリームシチュー、コーヒーゼリーなど、多様なメニューがあり、小腹が空いているときもいいですね。

「花歩/かぽ」(西日暮里)

また、テーブルには一口サイズの小さなチョコレートが置いてあり、口がさびしくすぐに何か食べたい!という方への気遣いや、飲み物と一緒にクッキーが運ばれてくるなど、小さなところに思いやりが感じられます。

何度でも“帰りたくなる”カフェ

花歩では、玄関に置いてあるスリッパなどの気遣いや、店主さんの人柄など様々なところで、実家に帰って来た時のような安心感を感じることができます。

「花歩/かぽ」(西日暮里)

忙しさに追われて、なかなか実家に帰ることが出来ずにホームシックになっている時は、花歩へ行ってみてはいかがでしょうか。
初めての方も、そうでない方も、きっと実家に帰った時のように寛ぐことが出来ますよ。