お子様もペットもOK!古民家カフェ「ホノホノカフェ/honohono cafe」 (新高円寺)

古民家の雰囲気を残したリノベーションカフェ

丸ノ内線で新宿からわずか10分の“新高円寺”。
駅を出てすぐに目立つのは大通りや大型店舗。
通りを外れて細道を歩くと、一転して小さな個人店の並ぶ商店街。

そんな通りに古民家カフェ「honohono café」があります。

「honohono cafe」(新高円寺)

「honohono café」は一軒屋を改装し、2011年9月にオープンしました。
民家のつくりをほとんどそのまま残してあり、まさにアットホーム。

「honohono cafe」(新高円寺)

看板には「ペットOK」「お子様大歓迎」といったお子様連れやペット連れの方々に嬉しい謳い文句も。

インテリアへのこだわりが光る

入って正面奥に見えるのは元々キッチンであろう厨房とカウンター。
黒と茶色で統一されたソファとテーブルが並ぶ1階は喫煙席。
2階が禁煙席です。完全分煙なので煙草も気になりません。

「honohono cafe」(新高円寺)

クッションやソファーカバー等、インテリアに凝っているのが分かります。
お部屋の模様替えに取り入れたくなるくらい、オシャレでかわいいアイテムばかりですね。

お子様に嬉しい工夫の数々

2階には個室があります。マットのあるお座敷でゆったりくつろげるのが魅力的。
広々しているのでお子様を寝かせることもできます。
「お子様大歓迎」のフレーズも納得のお部屋ですね。

「honohono cafe」 (新高円寺)

1階も2階も壁をいっぱいに使った影絵が描かれています。
オシャレでありながら、遊び心も回間見える絵を親子で楽しむ姿も。
さりげなく雑誌が置かれているのも待ち時間に嬉しいところ。

ランチタイムにスイーツも

オーダーしたのは日替わりティーとアイス盛り。本日はピーチティーでした。
ポットと素敵な柄のティーカップで運んできてくれます。

「honohono cafe」 (新高円寺)

ランチセットはスープランチとプレートランチが曜日替わり。
プラスしてデザートセットも選べます。
スイーツ好きなお子様や女性にはたまりませんね。

「honohono cafe」 (新高円寺)

お子様連れもペット連れも歓迎してくれるアットホームなカフェ「honohono café」。
古民家の風情とオシャレなインテリアの融合空間は、どの年代にも親しみやすいもの。

「honohono cafe」 (新高円寺)

ゆったりくつろぎに、グループで和気藹々とお喋りに、おすすめのスポットです。

古民家カフェ「HATTIFNATT 高円寺のおうち/ハティフナット 」(高円寺)

思わず目を留めてしまう可愛いさ

古着屋や雑貨店、一風変わった個人店で賑わう街“高円寺”。
リーズナブルでお手軽なお店から、本格派料理店まで多種多様な飲食店があるのも特徴です。

駅の北口から商店街を歩いていくと、小さな小さな扉を発見。
童話の世界を思わせる外観が目印のカフェ「HATTIFNATT 高円寺のおうち(ハティフナット)」です。

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「HATTIFNATT 高円寺のおうち」(高円寺)

絵本の表紙が出てきたような外観ですね。コンセプトは『忙しい現代社会を忘れてゆっくりと楽しんでもらいたい』という通り、見ただけでおとぎ話の世界に引き込まれていきそうです。

「HATTIFNATT 高円寺のおうち」(高円寺)

「HATTIFNATT 高円寺のおうち」(高円寺)

小さな扉を潜り抜けると、温かいスタッフの方と優しく包み込むような木の壁に迎えられます。
座席は2階とのことで正面の階段へ。この上はどうなっているのでしょう?

童心に返らせてくれる内装とハンドメイドの温かみ

かわいい動物や森の絵に手作り感漂う木のテーブルたち。
まるで小さなお子様のために作られたような店内です。注文は真ん中の柱にあるヒモを引き、トライアングルを鳴らします。
梯子(はしご)を上っていくロフトのお席も。遊び心がくすぐられますね!

「HATTIFNATT 高円寺のおうち」(高円寺)

「HATTIFNATT 高円寺のおうち」(高円寺)

刺しゅう入りカバーのついたユーモアいっぱいのメニュー。
「白くまくん」「いちごミルキーちゃん」等、商品一つ一つにかわいらしい名前が付いています。
手書きのレシピノートみたいな生き生きとした紹介文も素敵ですね。

「HATTIFNATT 高円寺のおうち」(高円寺)

ボウルで運ばれてきたホットドリンクにはかわいらしい白くまくんの絵が!まさに子供が喜びそうな心遣い。どうやらお客様に合わせて絵を変えているようです。

普通のカフェではなかなか味わえない、手作りならではのホスピタリティが光ります。

“日常”を離れて、くつろげるカフェ

「カフェと子供」という一般には結び付かなそうなものをコンセプトにしたカフェ。
お子様向けの絵本、手編みの可愛いコースター等、親子連れに嬉しい工夫が随所に見られます。

「HATTIFNATT 高円寺のおうち」(高円寺)

「HATTIFNATT 高円寺のおうち」(高円寺)

一人で来ても童心に返らせてくれ、友達同士で和気藹々。そんな日常を忘れてゆったり出来る「高円寺のおうち」をぜひお試しください。

お茶屋さんをリノベーションしたカフェ「七つ森(ななつもり)」(新高円寺)

古風で静かな異空間カフェ

古着屋や芸術品等、幅広い種類のお店で賑わう“高円寺駅”。
駅から少し離れた間口の小さな店舗が並ぶ商店街「ルック」の一角に、独特の雰囲気を放つレトロな建物を見つけました。

それが隠れた人気スポット「七つ森」。

「七つ森」(新高円寺)

内装はまるで日本版「ハウルの動く城」。
ステンドグラスの照明や真紅のソファーがミステリアス。
静かで時が止まっているような空間です。

カウンターではスタッフとお客さんが談笑する姿も。
独特な雰囲気ですが、皆さんリラックスしていますね。

「七つ森」(新高円寺)

20数年前にお茶屋さんの一角をリノベーションして出来た「七つ森」。
今にも着物の女性が出てくるのでは?と思ってしまう外観です。

お家のような心地よさと、充実のメニュー

店内は10数人入れば満席になってしまうほど。カフェというよりお家を訪ねた気分です。
手書き、コラージュを施したメニュー表や不揃いに貼られた手縫いボードは手作りならでは。

「七つ森」(新高円寺)

コーヒー、紅茶は開店以来、すべて注文を受けてから一杯一杯ドリップしているとのこと。
種類も豊富で各商品の紹介文付。メニュー表を見ているだけで楽しくなります。
アレンジティーや季節限定のドリンクも充実。何度訪れても新たな味に出会えそうですね。

「七つ森」(新高円寺)

フードも充実しており、スパゲッティや自家製カレー、ケーキ等多彩です。こちらも日替わり品や季節限定品が充実。

平日は食事と飲み物をセットで注文すればなんと合計金額から200円引き!
カフェには珍しく、24時まで営業。アルコールメニューもあります。
甘いスイーツは心と体を癒してくれます。これは仕事帰りにも嬉しい!

「七つ森」(新高円寺)

きめ細かい“粋なサービス”

コーヒーをいただいていると「よろしければご一緒にどうぞ。」と小皿に小さなクッキーが!程よい酸味と苦味のあるコーヒーとサクサクしたクッキーが相性抜群でした。このセンス、素敵です。

「七つ森」(新高円寺)

店内に置かれたたくさんの小物たちが目をひきます。
物語に出てくるような昔風のマッチ箱や黒電話。
棚には一つ一つデザインの凝った食器にレトロな人形。

それらを眺めるのも楽しみの一つ。
スタッフの皆さんの落ち着いた所作も見事にマッチしています。隅々までこだわっていますね。

「七つ森」(新高円寺)

お会計を済ませ、お釣りをいただいてみると、オレンジのリボンが結ばれた5円玉が!
その名も「ご縁の五円玉」。そういえばメニューの値段、455円、565円等、5円で終わっています。最後まで粋なこだわりを見せてくれますね。

「七つ森」(新高円寺)

「七つ森」(新高円寺)

さりげないこだわり、独特な雰囲気、それでいて静かで落ち着いている。
そんな少し変わった空間で、気楽に一人の時間を楽しみませんか。

こけし×長屋リノベーションカフェ「喫茶・居桂詩 (こけし)」(千歳船橋)

商店街を抜けた路地佇む“こけし”のカフェ

東京都世田谷区の“千歳船橋”
駅前には、いつも賑わっている大きな商店街があり、明るく活気のある街として有名です。

この千歳船橋、実は昭和30年代から宅地開発が進んだ街で、以前は農地でした。
そのため商店街やその周辺には、昭和30年前後創業のお店や、古い建物もまだ多く残っているため、近年はそれらの古い建物をリノベーションした飲食店なども増えてきています。

「喫茶 居桂詩/こけし」(千歳船橋)

今回向かった古民家カフェ「喫茶 居桂詩(こけし)」は、千歳船橋駅から歩いてすぐ。
駅前の商店街を抜けた路地に佇んでいました。

築40年の長屋をリノベーションし、2009年12月にオープン。
パワフルな女性オーナーの人柄と、独特の空間に魅了されるお客さんも多く、世田谷界隈でも人気のカフェです。

懐かしい空間のあちこちに、カワイイこけし

長屋をリノベーションしたということで、入口は喫茶店には珍しい引き戸。
ガラガラという音を響かせながら、引き戸をスライドさせつつ、「ここから入って大丈夫かな?」という不安を持ちながら、店内を見ると、なんと沢山のこけしがお出迎え。

「喫茶 居桂詩/こけし」(千歳船橋)

店名から分かるように、“こけし”がこのカフェのこだわり。
いたるところに、“こけし”がいます。笑

店内は1階が喫煙席、2階が禁煙席。
階段で2階に上がると、ここでも沢山のかわいい“こけし”がお出迎えしてくれます。

「喫茶 居桂詩/こけし」(千歳船橋)

「喫茶 居桂詩/こけし」(千歳船橋)

木造の椅子と机はヴィンテージ~アンティークで揃えられており、長屋の空間に絶妙にマッチ。

ぐるりと店内を見回すと、中央にある電灯には、可愛らしいイラストが描いてあるのを発見。白熱球の柔らかなオレンジ色の光がイラストと相まって、店内を一層ふんわりとした、雰囲気に仕立て上げています。

「喫茶 居桂詩/こけし」(千歳船橋)

「喫茶 居桂詩/こけし」(千歳船橋)

メニューは、ランチメニュー、デザート、ドリンク。
デザートは、ケーキとアイスの2種類あり、どちらも美味しそうです。

ドリンクは、コーヒー、紅茶、さらにクリームソーダなどバリエーション豊富で、何を頼もうか悩んでしまいますね。

「喫茶 居桂詩/こけし」(千歳船橋)

「喫茶 居桂詩/こけし」(千歳船橋)

ちなみに、ドリンク(アルコールを覗く)のおかわりは、200円引きというのも嬉しいところです。

長屋×こけし。懐かしさ溢れるオリジナルな空間

千歳船橋は、昔ながらのお店や建物が多く残っているため、駅の周辺を歩いているだけでも、どこか懐かしい気持ちにしてくれる街です。

長屋などの“昔”の良さ大切にし、今に活かしている「喫茶 居桂詩(こけし)」では、店内にいる沢山の“こけし”が更にノスタルジックな雰囲気を演出してくれます。
小さい頃など、こけしが苦手だった人も多かったと思いますが、今見ると、どこかほっとしてしまいますよ。

「喫茶 居桂詩/こけし」(千歳船橋)

「喫茶 居桂詩/こけし」(千歳船橋)

「どこか懐かしい空間でほっこりと気持ちになりたい。」
そんな時は、是非「喫茶 居桂詩(こけし)」を訪れてみてください。

期間限定の古民家カフェ!川崎民家園「古民家café 陣屋荘(じんやそう)」(向ヶ丘遊園)

日本古来の民家園の中で味あう、“期間限定”の古民家カフェ

専修大学や明治大学のキャンパスがあることから、駅前は多くの学生で賑わう、「向ケ丘遊園」。

学生を中心に活気あふれる駅前を抜けて、まっすぐ国道沿いを歩くこと10分ちょっと。
すると、日本の代表的な民家が移築、展示されている「日本民家園」が見えてきます。

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「café陣屋荘」(向ヶ丘遊園)

この日本民家園の中に、毎年春と秋に、期間限定でオープンしている古民家カフェ「Café陣屋荘」があります。

この「Café陣屋荘」がある古民家は、約100年前に22年の歳月をかけて建築されたそう。当時の高度な木造建築技術が詰まった歴史的な建造物です。
そして平成2年に、この日本民家園に移築されてきました。

「café陣屋荘」(向ヶ丘遊園)

陣屋荘という名前の由来は、この古民家が昭和24年から実際に「料亭 陣屋荘」として、営業していたことからだそうです。

「café陣屋荘」(向ヶ丘遊園)

外観は、最近ではなかなか目にすることが少なってきた“日本古来の民家”といった感じ。日本人でも、改めて「和」の文化を感じることが出来る建物です。

“Japanese culture”と聞いて、ぱっと想像するような建物

玄関で靴を脱いで上がると、最初に「おかって」という文字が飛び込んできて、なじみのない言葉に首をかしげてしまいました。

すると、その様子を見て「昔は“台所”という意味で、普通に使われていたのだけれど、今は…都会では、なおさら、なかなか聞かない言葉よね。」と係りの方が苦笑交じりに、説明して下さいました。

「café陣屋荘」(向ヶ丘遊園)

そして、この民家について説明していただきながら中へ進むと、あまりにも美味しそうなカフェのメニュー看板のところで、思わず足がぴたり。

「café陣屋荘」(向ヶ丘遊園)

そこで注文を先にしてから部屋に進むと、当時を感じられるガラス越しから差し込む優しい光が、店内をほどよく明るく照らしてくれていました。

襖のある畳張りの部屋は、風の通りが良く、ほほや額をなでる風が、とても心地いいです。
また、太陽の光を受けて、きらきらと輝く廊下も、安らぎと懐かしさを感じさせてくれますね。

「café陣屋荘」(向ヶ丘遊園)

「café陣屋荘」(向ヶ丘遊園)

メニューは、珈琲や紅茶といった飲み物や、お菓子としてケーキやフルーツゼリーがあります。
また、きれいな薔薇の練切りもあり、こちら数に限りがあるようなので、気になる方はぜひ早めに行ってみて下さい。

「café陣屋荘」(向ヶ丘遊園)

思わずウトウト…心が安らぐ懐かしい空間

日本民家園は、様々な民家についての展示があり、古き良き日本の文化に触れることが出来る希少な場所です。

「古民家café 陣屋荘」は、民家園内を見る前に“一息いれる”、または園内を回り終わった後の“一休みとして”、も利用しやすいですよ。

「café陣屋荘」(向ヶ丘遊園)

田舎のおばあちゃんの家に帰った時、縁側で涼んでいたら、気持よくて眠くなってきた…そんな経験がある人も多くいるでしょう。

カフェなのに、ずっと昔から知っていたような、まるで自分の家だったようなそんな感覚の場所で、疑似帰省体験をしてはいかがですか。

「café陣屋荘」(向ヶ丘遊園)

倉庫リノベーション!カフェ&ライフスタイルショップ「ミッションベイ/Mission Bay」(静岡県沼津)

300 坪のドでかい倉庫リノベーション

新鮮で美味しい海鮮料理を楽しめるお店が立ち並び、各地から多くの人が集まる沼津漁港がある街、静岡の“沼津”。
西伊豆/駿河湾エリアを旅する際は、是非立ち寄りたい街の一つとして人気を博しています。

この地になんと、敷地面積約300 坪の大きい古い倉庫をリノベーションしたカフェ&ライフスタイルショップがあります。
そのカフェ&ライフスタイルショップの名前は、「Mission Bay」。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津

夕暮れの中を自由気ままに過ごす人々や、その一帯の豊かな空気が流れるアメリカのサンディエゴにある入り江、「ミッション・ベイ」をイメージソースにし、2013年8月にオープンしました。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津

カフェとインテリアショップも楽しめる大空間

大きな店内は、ショップスペースと、カフェスペースにわかれており、カフェの座席数は40席ほど。ソファ席も多く、隣の席との間隔も広いので、ゆったりと寛ぐことができるよう配慮された空間です。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

看板メニューは、ドイツのパンケーキ“ダッチベイビー”。
ふちが盛り上がっているその見た目が特徴的で、カリカリとモチモチの両方が楽しめるという新食感のパンケーキです。一度食べると、クセになる人も多いとか。

ドリンクは、コーヒー、紅茶はもちろん、バニラやキャラメルラテ、花いろ烏龍茶、べにふうき紅茶など種類豊富です。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

インテリアショップスペースには、静岡県内の良いものをはじめ、世界中からセレクトされた高品質で高感度なインテリアグッズ、キッチンウェア、ボディケアグッズが並び、Mission Bayオリジナルのカトラリーも販売されています。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

想いが体現されたリノベーション空間の可能性

「Mission Bay」は、オーナーの「雰囲気、味、モノ、世界観に触れていただきたい、体感していただきたい。」という強い想いが体現された空間となっています。そんな強い想いがあるからこそ、そこに魅了されるファンが出来ていくのでしょう。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

「Mission Bay」のような大型倉庫をリノベーションしたカフェは、まだまだ稀有な存在ですが、確実にニーズは強いことから、話題性は十分。

使い手のいなくなった倉庫や大きな古民家などは、しっかりとした世界観がありながら、心地よいカフェやレストランにリノベーションされていくと、そのお店だけでなく、その地域の盛り上がりにも繋がる集客装置としても、価値のある存在になりえるのでしょう。

都内で唯一無二!圧巻の倉庫リノベーションカフェ「ソウルツリー/SOUL TREE」(二子玉川)

こんなカフェ、都内ではココしか無い!圧巻のリノベーション!

“ニコタマ”や“フタコ”などの愛称で親しまれる街、二子玉川。
駅前はデパートの高島屋をはじめ、様々な飲食店立ち並んでおり都会的な印象が強いですが、少し歩くと多摩川の豊かな自然も溢れており住環境は抜群!さすが、都内屈指の人気の街です。

近年は、“二子玉川ライズ・ショッピングセンター”が出来たことで更に活気づいていますね。

「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
そんな二子玉川から少し歩いた閑静の住宅街の中に、一見カフェとは思えないカフェ、「SOUL TREE/ソウルツリー」があります。
なんと築40年の元鉄工所をリノベーションして、2012年にオープン。

「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
ブルーのトタンで覆われた外観は「倉庫か、工場かな?」としか思えません。笑
こんな空間のカフェは都内では、ココしか無い!というインパクトです!

開放感あふれる無骨な空間と、そこにぴったりなメニュー

店内に入るとすぐ目に飛び込んでくるのが、大量の本が並んだ本棚です。
本の種類はデザイン系の写真集や旅行系で中心。どれも席で読んでいい本なのですが、これだけ豊富に揃っていると、いつまででも居てしまいそう。笑

「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
元鉄工所だけあって天井は高く、開放感溢れる広々とした店内。
席数は40席ほどで、ソファ席、テーブル席が中心です。一席ずつが、隣席とはかなり余裕をもって設置されているので、とにかくゆったりと寛げて、心地が良いです。

「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
フードメニューは、無骨な空間とぴったり!
ハンバーガー、サンドウィッチ、カレーライス、タコライスなど、どれもソウルフルでボリューミーです。
スイーツも、ワッフル、ケーキ、アイスクリームと充実の内容。

「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
ドリンクも期待を裏切りません!
ソフトドリンクは、コーヒー、エスプレッシ、カフェモカ、カフェラテ、紅茶、ハーブティー、自家製ジンジャーエール、その他各種ジュース。
アルコールは、ビール、ワイン、カクテル、ウィスキーなどそれぞれ種類豊富です。
しかも、夜2時まで営業されているので、深夜のバー利用できるのも嬉しいですね。

オリジナルなリノベーションが、新たな景色とコミュニティを創る

一度行くと、二度と忘れられないインパクトのあるカフェ「SOUL TREE/ソウルツリー」。
駅から10分以上は歩くという、決して好立地ではないですが、いつも沢山のお客さんで賑わっています。

「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
「SOUL TREE/ソウルツリー」(二子玉川)
元鉄工所という空間をはじめとする、オーナーのセンスが光る“オリジナリルな空気感”が人気の秘訣でしょう。
また、現在フジテレビ系で毎週水曜日10時放送中の阿部サダヲさん、水原希子さんが出演されている「心がポキっとね」でのロケ地になるなど、話題のカフェの一つですね。

都内には使われなくなった倉庫や工場などはまだまだ沢山あります。
「SOUL TREE/ソウルツリー」のように、工場や倉庫などが、新たに人々が集まるカフェやショップにリノベーションされていくと、新しい景色とコミュニティが出来ていきますね。

ライフスタイル×古民家カフェ「りげんどう/Re:gendo」(西荻窪)

グルメな街に潜む、築80年の古民家カフェ

東京23区の最西端に位置し、気取らず美味しい飲食店も多いグルメな街、“西荻窪”。
駅前はチェーンの飲食店が目につきますが、路地を少し入れば、美味しいもの好きな人達も唸る名店があちこちに点在しています。

そんな西荻窪の美味しいお店が潜む路地裏の一つに、いつも多くのお客さんで賑わっている築80年の古民家がリノベーションされたカフェ&レストランがあります。

そのお店の名前は「りげんどう/Re:gendo」。

【リノベ・古民家カフェvol.19】 「りげんどう/Re:gendo」(西荻窪)

ここ「りげんどう/Re:gendo」は、婦人服や生活雑貨などのライフスタイルを発信する群言堂が、“衣食住を新たに提案する場”として、2011年9月にオープンしました。

懐かしくも新しい。心地よい空間

店内は、テーブル席が中心で30席ほど。
築80年の懐かしさもしっかりと残しつつも、細かい部分まで美しくリノベーションされています。
机や椅子、照明などのインテリアも絶妙にマッチし、なんとも心地よい空間。
機敏に調理される様子が見えるオープンキッチンからは、美味しそうな香りが広がってきます。

【リノベ・古民家カフェvol.19】 「りげんどう/Re:gendo」(西荻窪)

「りげんどう/Re:gendo」(西荻窪)

ランチは11時オープンですが、さすがの人気店。
女性のお客さん中心にすぐに満席になってしまうので、行かれる際は、予約される方がよさそうです。

「りげんどう/Re:gendo」(西荻窪)

ランチメニューは、和定食が中心。「一汁一穀三菜膳」と「野菜寿司膳」が特に人気あるようです。お値段は1500円前後と、ランチとしては少し値が張りますが、とても丁寧に作りこまれた手の込んだ内容なので、満足感も高く、常にお客さんが途絶えないのも納得です。

「りげんどう/Re:gendo」(西荻窪)

また、カフェ以外にも一階の入り口付近には雑貨と洋服、2階にもウィメンズの洋服が展示、販売されています。

「りげんどう/Re:gendo」(西荻窪)

食だけなく、「暮らし」全般の提案

ここ「りげんどう/Re:gendo」を運営する群言堂は、約20年間にも渡って、世界遺産の石見銀山(島根県)を拠点に、「田舎暮らしの中で見つけた文化、美しさ」を発信されてきたそうです。

そして昭和初期の文化住宅を再生させて、改めて「日本の暮らしの文化、美しさ」を再発信し、次世代に伝えていく場所として「りげんどう/Re:gendo」を創られました。

「りげんどう/Re:gendo」(西荻窪)

その想いの通り、「りげんどう/Re:gendo」では、単に美味しいご飯だけでなく、器などの食器、机や椅子などのインテリアをはじめとして、空間全体を通して「暮らしの提案」をしっかりと感じることができます。

「りげんどう/Re:gendo」(西荻窪)

「りげんどう/Re:gendo」(西荻窪)

古民家空間が活かされ、 “日本らしい暮らしの良さ”を改めて実感することができる「りげんどう/Re:gendo」。古民家再生のお手本のような存在ではないでしょうか。

倉庫リノベーション×洋服店カフェ「ふくや珈琲店」(町田)

喧騒の先に、ひっそりたたずむカフェ

東京都と神奈川を繋ぎ、いつも多くの人で賑わう街、“町田”。
町田駅周辺は、多くの商業ビル、様々な飲食店やショップが軒を連ね、その前をスマホ片手に忙しない人々や、楽しげに談笑する人々が行き交っており、活気が満ちています。

そんな賑やかな町田駅ですが、駅から5分ほど離れると民家やアパートなどがある住宅地が広がり、生活感があふれる静かな場所にでることができます。
そこに「ふくや珈琲店」はありました。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.18】 「ふくや珈琲店」(町田)

「ふくや珈琲店」は、もともとは町田市内の他の場所で営業されていましたが、2010年に現在の場所である“元・老舗種屋の倉庫”をリノベーションし、移転オープンされました。

倉庫の武骨さにプラスされた、懐かしさと温かさ

店内に入ると、すぐ広がる雑貨コーナーが目に留まり、その横には黒板に珈琲のメニュー。
カウンターを覗いて見ると、まるで昭和の台所を思い出させるような、オープンキッチン。
祖母の家に遊びに行った時のような、懐かしい気分になってしまいます。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.18】 「ふくや珈琲店」(町田)

そして、上を見上げると、鉄骨がむき出しのままの、高い天井。
倉庫と聞くと、冷たいイメージを持つ人もいるでしょうが、ここのカフェで、それを一切感じません。
きっと、可愛い雑貨や、懐かしさを感じるキッチンの温かさと絶妙にマッチしているからでしょう。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.18】 「ふくや珈琲店」(町田)

席は、テーブル席とカウンター席、ソファー席があります。
基本的にインテリアは木を基調とし、家具はビンテージ調のものが中心の、温もりを感じる空間なので、ゆったりと寛ぐことが出来ます。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.18】 「ふくや珈琲店」(町田)

メニューは、ドリンクがとても多く、珈琲や紅茶、アルコール類が豊富に揃っています。
おすすめメニューのコーヒーは、ハンドドリップで1杯1杯淹れてくれるので、とても美味しいです。ケーキなどもあるので、是非美味しいコーヒーと一緒に味わいたいですね。
また、コーヒー以外では自家製ジンジャーエールもおすすめ。さっぱりした中にも甘さを感じる抜群の味わいです。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.18】 「ふくや珈琲店」(町田)

カフェだけでは終わらない魅力

「ふくや珈琲店」に入って、カフェの左側と階段を上ると、メンズ・レディースのアパレルや古書、時計などを扱う洋服屋「Scarab(スカラベ)」さんと繋がっています。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.18】 「ふくや珈琲店」(町田)

倉庫という無機質だった場所が、カフェと洋服屋、二つの物を堪能することが出来る空間に生まれ変わりました。
倉庫がリノベーションされたカフェと洋服屋と聞くと、“冷たそう”と思うかもしれませんが、実際に訪れてみると、感じるのは冷たさよりも、懐かしさが先に来て、田舎に帰りたくなるかもしれません。

そんな懐かしさを感じる空間で、私たちを喧騒から連れ出してくれる美味しいコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.18】 「ふくや珈琲店」(町田)

鹿児島県の古民家・リノベーションカフェ10選

九州新幹線が開通してから、鹿児島に旅する観光客がどんどん増えています。その効果は日本だけではなく、外国人観光客まで及んでいます。ですが、まだまだ鹿児島には知られていない隠れ家的なカフェがいろなところにあります。今回は「本当は教えたくない隠れ家リノベカフェ」を中心に紹介します。

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町田のお洒落リノベーションカフェ「The CAFE/ザ カフェ」(町田)

西東京エリアの中心地で、ゆったりとした時間を

小田急線、JR横浜線が通り、西東京エリアの中心を担う“町田駅”。

ここ町田駅周辺は、カフェやレストラン、居酒屋など様々な飲食店や、洋服屋や雑貨屋などのショップも数多く立ち並んでおり、地元の主婦や学校帰りの学生、デートに来たカップル等、いつも多くの人で賑わっています。

そんな町田駅の通りを進むと、まるで、賑やかな空間から切り離されたように、落ち着いた雰囲気を醸し出しているカフェが目に止まりました。

カフェの名前は「The CAFE」。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.17】 「The CAFE/ザ カフェ」(町田)

ここは元々、「珈琲の殿堂プリンス」という半世紀以上営業されていた老舗の喫茶店でした。

2014年5月に、町田を中心にカフェや居酒屋などを展開している「株式会社キープ・ウィルダイニング」さんが「珈琲の殿堂プリンス」の意志を受け継ぎ、リノベーションを経て、新たなカフェ「The CAFE」としてオープンしました。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.17】 「The CAFE/ザ カフェ」(町田)

【リノベ・古民家カフェレポートvol.17】 「The CAFE/ザ カフェ」(町田)

入り口の階段手前には、メニューサンプルがたくさん並んでおり、どれも美味しそう。
階段をすぐに上がらず、何を食べようか迷ってしまいます。

モダンな中にも、レトロを感じる空間

扉を開けて中に入ると、最初に目に飛び込んできたのは、カウンター。
その前にはテーブル席、左側を見ると全面がガラス張りとなっていて、その前がソファー席。
右側には、オープンキッチンがあり、その奥が喫煙席になっています。
女子会やデート、またWi-Fiも飛んでいるため、一人での時間も快適に過ごせそうです。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.17】 「The CAFE/ザ カフェ」(町田)

【リノベ・古民家カフェレポートvol.17】 「The CAFE/ザ カフェ」(町田)

そして、聞こえてきたのは「いらっしゃいませ」…ではなく、「こんにちは」という声。
まるで、友達が遊びに来たかのようにフレンドリーでありながらも、丁寧な対応で、席まで案内していただきました。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.17】 「The CAFE/ザ カフェ」(町田)

ところどころに赤レンガの壁があり、昔の町田の写真が飾られているため、都会的で洗練された店内で、レトロな雰囲気も感じます。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.17】 「The CAFE/ザ カフェ」(町田)

フードメニューは、サンドウィッチ、トースト、ホットドック、サラダやパスタなどが中心。ランチメニューはもちろん、モーニングメニューもあるので、色んな楽しみ方ができます。
スイーツは、チーズケーキやガトーショコラなどと、海老名産のたまごを使ったパンケーキもあります。こちらのパンケーキは、オーダーを受けてから20分かかるので、早めに注文した方が良さそうですね。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.17】 「The CAFE/ザ カフェ」(町田)

ドリンクは、コーヒー、紅茶、フロートなどがあり、限定20杯で水出しアイスコーヒーもあるそう。どれも美味しそうです。

古くからあるものを大切にするカフェ

流行というものは、毎年移り変わり、去年流行っていたものが今年も流行るとは限りません。
ですが、流行に関わらず、愛され続けているモノやコトは、多くあります。
カフェにも同じことが言えるでしょう。

流行に合わせて、その都度新しいカフェを作ることは、お客さんのニーズを満たす上で大切なことです。しかしそれは、同時に少し勿体無い気もします。

【リノベ・古民家カフェレポートvol.17】 「The CAFE/ザ カフェ」(町田)

“昔からあるものを大切にし、それを活かしながら新しいものを作る”、ということも大切ではないでしょうか。

半世紀以上に渡って地元に愛されていた喫茶店に、新たな息を吹き込んだ「The CAFE」は正にそんな価値観を体現したカフェです。
「The CAFE」のようなカフェは、これからも多くの人に愛され、街を盛り上げる一役を担う存在になっていくことでしょう。

北欧好きが集まる古民家カフェ「フグレン/FUGLEN TOKYO」(代々木公園)

コーヒー好きを呼びこむ“ノルウェーのカフェ”

渋谷区富ケ谷。
そこは渋谷駅から歩いて15分ほどにある、美味しいレストランやパン屋、小さくともエッジの効いたカフェやショップが点在している近年注目のエリアです。

平日は近隣のオフィスワーカーやクリエイターが多いですが、休日は、点在するカフェやショップ目当てに様々な人々が訪れています。

この地に、コーヒー好きな人達、北欧好きな人達でいつも賑わっているカフェ「FUGLEN/フグレン」があります。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

「FUGLEN/フグレン」は、ノルウェーで最も人気のあるカフェのひとつ。エスプレッソバー、カクテルバー、ヴィンテージデザインの3つの要素が掛け合わさった空間が特徴的です。

その東京店が、富ヶ谷の民家をリノベーションし、2012年5月にオープンしました。

北欧を感じる空間と美味しいコーヒー

店内は北欧家具で構成されており、「FUGLEN/フグレン」の世界観をしっかりと肌で感じることができます。席は、ソファ席が5席、テーブル席が4席、カウンター席が12席ほど。

実は、店内は北欧家具のショールームも兼ねており、これらの家具類は購入も可能だそうです。カフェとしては面白いスタイルです。実際に長い時間座ってみたり、使ってみて、気にいれば購入できるというのはいいですね。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

また、外には建物を囲うようにベンチが設置されているので、天気がいい日は外のベンチで一息つくのも気持ちがいいですよ。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

メニューは、フレンチプレスで淹れるコーヒーを筆頭に、ラテやエスプレッソなどのコーヒー類と、オーガニックコーラやレモネードなどのソフトドリンクも揃っています。
果実のような香り広がる浅煎りのコーヒーは、スッキリとしており、何杯も飲みたくなってしまいます。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

フードメニューは少なめですが、自由が丘のベーカリーショップ「JIYUGAOKA BAKESHOP(自由が丘ベイクショップ)」の美味しいパンを頂けるのは嬉しいです。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

また、水~日曜の19時以降は、バータイムとしての営業もされているので、ノルウェーのビール「エールビール」などのアルコールメニューを楽しめるのも魅力的なポイントですね。

人気の秘訣は、イベント開催とカフェスペースの監修やサポート

「FUGLEN」がいつも多くのお客さんで賑わっている一つに、店内でのイベント開催が大きいと感じます。頻繁にコーヒーのカッピングイベントが行われ、毎回多くの方々が参加されています。そこで「FUGLEN」のファンになる方も多いでしょう。

そしてもう一つが、カフェスペースの監修やサポートです。
現代アーティスト村上隆による中野ブロードウェイの「Bar Zingaro」や、ユナイテッドアローズ本店併設の「UA BAR」、レクサスがライフスタイルを提案するカフェ「INTERSECT BY LEXUS」などと、その他多くのポップショップなどのコーヒーに関する様々な事を、手がけられています。

それらのスペースで「FUGLEN」を知り、実際に代々木公園の店舗に行く方も多いのではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

ノルウェーから上陸して4年目を迎える「FUGLEN」。
浅煎りの香り豊かなコーヒーと、リノベーションされた心地よい空間と、様々なコーヒーイベントを軸に、益々多くの人達を惹きつきそうです!

面白い!日本のいろんなリノベカフェ(日本編)

日本中のおもしろリノベーションカフェをまとめて公開!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベまとめ】vol.7です。

いま日本を含めて世界中に、古民家や倉庫、工場をリノベーションした素敵なカフェが、沢山ありますね。前回は「世界中の工場カフェ」をご紹介しました。
工場リノベカフェ自体の数はまだ少ないですが、その分、お店のクオリティも高いです!もっともっと増えていきそうですね。

さて今回は、ちょっと変わった“おもしろリノベカフェ”です。
例えば、銭湯や学校などの施設をリノベーションしたカフェです。学校は独特の天井、銭湯はタイルなど、随所に施設ごとの面影が見られるので、なんだが不思議な感覚になりますよ!

①Cafe茨木湯(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
【閉店】
住所:大阪府茨木市宮元町4-1

②ゆーゆー(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:広島県尾道市土堂1-3-20
アクセス:尾道駅から8分
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜
TEL:0848-25-5505
ゆーゆーの詳しい情報はこちら(食べログ)

③カフェスタイルリゾート 嵯峨野湯(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町4-3
アクセス:嵐山駅より徒歩1分
営業時間:11:00~19:30
定休日:不定休
TEL:075-882-8985
カフェスタイルリゾート 嵯峨野湯の詳しい情報はこちら(食べログ)

④前田珈琲明倫店(学校→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2 京都芸術センター 1F
アクセス:地下鉄四条駅から徒歩5分
営業時間:10:00~21:30
定休日:不定休
TEL:075-221-2224
前田珈琲明倫店の詳しい情報はこちら(食べログ

⑤さらさ西陣/SARASA NISHIJIN(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
アクセス:大徳寺前バス停下車より徒歩10分
営業時間:12:00〜23:00
定休日:水曜
TEL:075-432-5075
さらさ西陣の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑥カフェ・アンデパンダン(新聞社→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928ビル B1F
アクセス:京都市役所前駅より徒歩5分
営業時間:11:30~24:00
定休日:無休
TEL:075-255-4312
カフェ・アンデパンダンの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑦イーエイチバンク/E.H BNAK(銀行→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:兵庫県神戸市中央区海岸通9 神戸チャータードビル 1F
アクセス:元町駅東口から徒歩10分
営業時間:11:30~翌5:00
定休日:無
TEL:078-331-6553
イーエイチバンクの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑧フクモリ万世橋(旧駅舎下→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:千代田区神田須田町1-25-4
アクセス:秋葉原駅より徒歩4分
営業時間:11:00~23:00
定休日:無
TEL:03-6206-8381
フクモリ万世橋の詳しい情報はこちら

⑨TOKYO SALONARD CAFE (ストリップ劇場→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:東京都渋谷区道玄坂1-11-3富士商事ビル2F
アクセス:渋谷駅から徒歩6分
営業時間:12:00~24:00
定休日:無休
TEL:03-3463-0724
TOKYO SALONARD CAFEの詳しい情報はこちら(食べログ)

次回は“世界のおもしろリノベーション”

日本の“おもしろリノベカフェ”、いかがだったでしょうか。
銭湯をリノベーションしたカフェなどは、日本独自ですね。古民家カフェ同様に、外国人の方々も喜ばれそうです。
おもしろリノベカフェは、かなりインパクトがあるので、街の集客にも一役買いそうですね。

次回は、“世界のおもしろリノベーション”です。
カフェに限らず、工場や教会が刑務所が、住宅や図書館やホテルに!?など、面白いリノベーションご紹介していきます。
一度でいいから、入ってみたい空間が広がっていますよ!

↓過去の【リノベカフェシリーズ】
こちらも併せてご覧ください。
vol.1 古民家カフェ編(東京編)
vol.2 倉庫カフェ編(国内編)
vol.3 倉庫カフェ編(海外編)
vol.4 古民家カフェ編(全国編①)
vol.5 古民家カフェ編(全国編②)
vol.6 世界の工場カフェ編

自動車整備工場をリノベーション!「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

東京東エリアのカルチャー発信地!

「東京の東エリア(セントラルイーストトーキョー/CET)」

当サイトでも何度か紹介しているこのエリアは、東京の新たなカルチャーの発信地として最も注目を集めています。
このエリアは、2005年前後から古い建物をリノベーションした個性的な新しいカフェやショップ、レストラン、ギャラリーが増え、街全体が変化し、新たなコミュニティが生まれ、盛り上がり続けています。

そんな盛り上がりの火付け役であり、このエリアのカルチャー発信元になっているカフェがあります。
そのカフェの名は、

「OnE drop café(ワンドロップカフェ)」。

もともとは自動車の整備工場だった築50年のビルの1階をリノベーションし、2009年にオープンしました。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

オーナーが作りたいと考えたのは、「年齢も職業も様々な人が集まる自由な空間」。
店名の“one drop”には「一滴のしずくが波紋を広げ、やがては大きな波になるように」という想いが込められているそうです。

まさにその想いの通り、この「OnE drop café(ワンドロップカフェ)」から様々な広がりや盛り上がりが生まれています。

無骨な空間と、こだわりのお酒やコーヒー、美味しい料理

店内は、車の整備工場だっただけあって天井は高く、開放的。
ゆったりした空間に、ソファとローテーブルが並び、座席数は30ほど。
奥にはカウンター席が5席ほどです。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

店内奥の壁面には残されたシャッター、天井には蛍光灯が取りつけてあった痕跡。
店内のいたるところに整備工場の無骨な面影が残されており、それが良い意味での気取らない感じと居心地の良さに繋がっているのでしょう。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

ドリンクはビールやカクテルをはじめ、梅酒森蔵やコーヒー焼酎、どぶろく蔵元などの珍しいお酒が揃っています。
また、お酒以外にカフェメニューも豊富。
こだわりのドリップコーヒー、水だしアイスコーヒー、ジャスミン茶、各種ハーブティー、など多彩です。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

フードメニューも勿論、充実。
様々な地域の“ローカルフード“を中心に、手の込んだ美味しいものばかりです。

人気の秘訣はイベントによるコミュニティつくり

OnE drop café(ワンドロップカフェ)では、定期的に様々なイベントが開催されています。
アーティストのライブ、DJが入っての音楽イベントをはじめ、落語会、日本酒好きによる日本酒ナイトなるものなど。

そんなイベントを通して、様々なコミュニティが形成されるOnE drop café(ワンドロップカフェ)は多くの人に愛され、いつも賑わっています。

ここ、OnE drop café(ワンドロップカフェ)がいつも賑わっている、そして東京東エリアのカルチャー発信源になっている大きな理由に、“定期的なイベント開催によるコミュニティ創り”があるのだと思います。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

OnE drop café(ワンドロップカフェ)の運営方法は、カフェやショップ、企業のみならず、自治体なども参考になる点は大いにありそうですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

深夜2時まで営業されているので、飲み足りない時や一人でゆったりしたい時、深夜にコーヒーを飲みたくなった時などには是非、“開かれた秘密基地「OnE drop café」(ワンドロップカフェ)”を訪れてみてください。

世界中の工場リノベーションカフェ

世界中の“工場リノベーション”をまとめて公開!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベまとめ】vol.5です。

倉庫や民家、工場や学校をリノベーションした素敵なカフェやオフィスが、日本含め世界中に沢山ありますね。前回、前々回は「全国の古民家カフェ①」「全国の古民家カフェ②」をご紹介しました。

京都の町家など、古民家カフェはその地域らしさが出るのも面白さの一つ。
東京での古民家は少なくってきましたが、国内で見れば古民家自体はまだまだあります。もっと素敵な古民家カフェが全国に増えていきそうですね。

今回はなんと、“工場をリノベーションしたカフェ”です!
工場カフェは倉庫カフェよりも更に、無骨な空間です。
まだまだ工場カフェ自体の数は少ないですが、その分、お店のクオリティも高いです!
人気リノベカフェの一つになるポテンシャルは存分に感じられますね。

①MORIHIKO/モリヒコ

世界中の工場リノベーションカフェ
ikigoto-tumblrより
住所:北海道札幌市中央区南二条西26-2-18

②ベーカリーカフェ レンガ/Bakery cafe renga

世界中の工場リノベーションカフェ
ikigoto-tumblrより
住所: 群馬県桐生市東久方町1-1-55

③D×M/ディーバイエム

世界中の工場リノベーションカフェ
ikigoto-tumblrより
住所:北海道 札幌市札幌市中央区北3-6-356

④Anthracite Coffee

世界中の工場リノベーションカフェ
ikigoto-tumblrより
所在地:Seoul/ Korea South、ソウル/韓国

⑤Sightglass Coffee/サイトグラスコーヒー

vol.5_05
ikigoto-tumblrより
所在地:San Francisco/The USA、サンフランシスコ/アメリカ合衆国

次回はちょっと変わった“おもしろリノベカフェ”

いま、世の中に多いリノベカフェは、古民家、倉庫、工場などです。
しかし、とてもユニークなリノベカフェはまだまだあります。
例えば、銭湯や学校などの施設をリノベーションしたカフェ。随所に施設ごとの面影が見られるので、なんだが不思議な感覚になりますよ。

次回は、そんな“おもしろ”リノベーションしたカフェをご紹介します。

↓過去の【リノベカフェシリーズ】
こちらも併せてご覧ください。
vol.1 古民家カフェ編(東京編)
vol.2 倉庫カフェ編(国内編)
vol.3 倉庫カフェ編(海外編)
vol.4 古民家カフェ編(全国編①)
vol.5 古民家カフェ編(全国編②)

日本全国の古民家カフェ大集合!(前編)

全国の“古民家カフェ”をまとめて公開!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベ◯◯まとめ】vol.4です。

倉庫や民家、工場や学校をリノベーションした素敵なカフェやオフィスが、日本含め世界中に沢山ありますね。前回の「世界中の倉庫カフェ」をご紹介しました。
スケールの大きいカフェがたくさんあり、どのカフェにも行ってみたくなります。

今回は再び“古民家をリノベーションしたカフェ”の、全国編①です!
全国には京都の町家など、その土地特有のリノベカフェなどが数多くあり、東京とは違った面白さがありますね。

①カフェ ハナナ/Cafe Hanana

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:茨城県かすみがうら市五反田261-1
営業時間:11:30~15:00
定休日:日曜、月曜
TEL:0299-37-7778
カフェ ハナナの詳しい情報はこちら(食べログ)

②コミカフェななほし

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:島根県出雲市斐川町学頭1264
営業時間:10:30~16:00
定休日:火曜日、第2・4月曜
TEL:0853-31-7570
コミカフェななほしの詳しい情報はこちら(HP)

③ひだまり商店

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:埼玉県さいたま市浦和区北浦和2-11-22
アクセス:北浦和駅より徒歩13分
営業時間:11:30~17:00
定休日:土曜、日曜、月曜
TEL:070-5461-5615
ひだまり商店の詳しい情報はこちら(食べログ)

④les trois maisons(レトロワメゾン)

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市上京区姥ケ榎木町848
アクセス:北野白梅町駅から徒歩15分
営業時間:11:00~22:00
定休日:火曜、第2・4月曜
TEL:075-950-7299
レトロワメゾンの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑤おでかけ日和

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市中京区三条油小路東入三条油小路町145-1
アクセス:二条城駅から徒歩7分
営業時間:11:30~21:30
定休日:火曜
おでかけ日和の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑥cafe1001

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市上京区泰童町288
アクセス:千本中立売バス停より徒歩5分
営業時間:12:00〜20:00
定休日:金曜
TEL:075-406-0738
cafe1001の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑦Hygge/ヒュッゲ

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市下京区西新屋敷中堂寺町74
アクセス:丹波口駅から徒歩約6分
営業時間:11:30~22:00
定休日:木曜・第3水曜
TEL:075-708-7956
Hyggeの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑧Cafe LINQ Takasegawa/カフェリンク タカセガワ

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:島根県出雲市今市町733
アクセス:出雲市駅から徒歩5分
営業時間:11:00~23:00
定休日:木曜
TEL:0853-25-7945
Cafe LINQ Takasegawaの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑨Cafe Bibliotic Hello!/カフェ ビブリオティック ハロー!

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市中京区二条柳馬場東入ル晴明町650
アクセス:京都市役所前から徒歩5分
営業時間:12:00~23:00
定休日:不定休
TEL:075-231-8625
Cafe Bibliotic Hello!の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑩Cafe Marble

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市下京区仏光寺通高倉東入ル西前町378
アクセス:烏丸五条駅から徒歩10分
営業時間:11:30~22:00
定休日:水曜
TEL:075-634-6033
Cafe Marbleの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑪卯サギの一歩

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町91-23
アクセス:東山駅から徒歩12分
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜
TEL:075-201-6497
卯サギの一歩の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑫円山茶寮

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
所在地:北海道札幌市中央区北4条西27-1-32
アクセス:西28丁目駅から徒歩4分
営業時間:11:00~24:00
定休日:木曜
TEL:011-631-3461
円山茶寮の詳しい情報こちら(食べログ)

⑬MINOH KAJIKASOU(ミノオ カジカソウ)

【リノベ◯◯まとめ vol.4】 古民家カフェ(全国編①)
ikigoto-tumblrより
住所:大阪府箕面市箕面1-6-6
アクセス:箕面駅から徒歩4分
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休
TEL:072-734-8531
MINOH KAJIKASOUの詳しい情報はこちら(食べログ)

次回も古民家カフェ全国編(続編)

全国には色んな古民家カフェがありますね。
東京にはない雰囲気のカフェがたくさんあり、どれも行ってみたくなります。

今回だけでは紹介しきれないほどまだまだあるので、
次回も「古民家カフェ全国編②」として、引き続き全国の古民家カフェをご紹介していきます。

↓過去の【リノベカフェシリーズ】
こちらも併せてご覧ください。
vol.1 古民家カフェ編(東京編)
vol.2 倉庫カフェ編(国内編)
vol.3 倉庫カフェ編(海外編)

長屋の古民家をリノベーションカフェに!「テネメント/TENEMENT」(恵比寿/広尾)

恵比寿と広尾の真ん中にある築100年のカフェ

渋谷区と港区の狭間に位置する恵比寿、広尾。
きれいな街並みに、有名料理店やショップが点在し、「住んでみたい街」調査では必ずトップクラスにランクインされる都内でも屈指の人気エリアです。

そんな恵比寿、広尾エリアに、以外にも京都の町家を彷彿させる長屋の古民家を改装したカフェが佇んでいます。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

そのカフェの名は「TENEMENT」
築100年を超える長屋の古民家をリノベーションし、2002年にオープン。

“Tenement”とは直訳すると「庶民的な長屋」という意味です。
『日常の憩いの場、生活の一部』という思いが込められているそうです。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

さすが築100年の古民家。独特の情緒と趣があります。
瓦屋根(かわらやね)の入口を入ると、 木の温もりを感じる優しい空間が広がります。

オーナーのアーティスティックな世界観が表現された空間

店内は1階と2階の2フロア。
1階は、使い込まれた木の風合いが生かされ、そば屋さんなどの和食屋さんの雰囲気を感じさせます。席数は14席ほどです。

ちょっと遊び心のある階段を上がると、 2階はゆっくり寛げるようなソファ席などがあり、落ち着きのあるラウンジ的な空間となっています。
尚、1階が禁煙席で2階が喫煙席です。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

“TENEMENT”のオーナーは音楽家の方(猪野秀史氏)だけあって、BGMのセンス抜群。
空間とマッチした心地よい音楽に癒やされます。
また、棚には壁にはレコードなど音楽関連の小物がバランスよく置かれていたり、椅子がピアノ用というのも、このお店ならではユニークなところ。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

メニューはオーナーの地元宮崎県からの新鮮な食材を中心に、旬の野菜や日向地鶏を使った料理が中心。また、黒豆ベイクドチーズケーキなどのデザートも、手間ひまを惜しまず全て手作りでご提供されているそう。
どれも美味しそうです。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

夜はビール、ワイン、カクテルをはじめ、お酒の種類も豊富で、26時まで営業されています。お昼とはまた違った楽しみ方が出来るのも魅力ですね。

築100年の空間を味える贅沢

築100年を超えるような古民家は、都心部では非常に少なくなってきています。
どんな技術を使っても、築100年を超える古民家の空間は、新たには作ることができません。そんな空間自体を味わえるという事だけでも、少し贅沢な時の過ごし方なのではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

“TENEMENT”の魅力の一つは、この古民家空間の使い方にあると思います。インテリアをはじめ、メニューやスタッフの方など、お店を構成する様々な要素がこの古民家空間を引き立てているのでしょう。

【リノベ・古民家カフェ vol.11】 「TENEMENT/テネメント」(恵比寿、広尾)

恵比寿、広尾エリアは街の景観が美しく、歩いているだけで気持ちが良いので、散歩をしながら点在するショップやカフェを巡るのも面白いですね。

世界中の人々が集うカフェ&バー「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

隅田川のほとりにある、グローバルなカフェ/バーラウンジ

東京を代表する観光地“浅草”から程近い隅田川のほとりの街、「蔵前」。
羽田空港と成田空港を結ぶ浅草線の中間地点にあるため、実は東京観光を楽しむ外国人旅行者が多いエリア。

この街に、連日連夜、日本語、英語、フランス後、ドイツ後など様々な言語が飛び交い、多くの人で賑わっている、センス抜群の空間が広がるカフェ/バーラウンジがあります。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」 (蔵前)

その名は「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(ヌイ ホステル&バーラウンジ)」。
名前の通り、ホステル(ゲストハウス)です。
このホステルの一階にあるカフェ&バーラウンジのコンセプトは、「Beyond all borders(あらゆる境界線を越えて人々が集える場所)」。

まさにコンセプト通りに、そこには様々な国から来た外国人旅行者はもちろん、近隣の住民、周辺に遊びにきた人達などが集まって、談笑したりソファで寛いだりと、グローバルで自由な空気が流れ、活気に溢れています。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(ヌイ ホステル&バーラウンジ)」は、江戸時代から300年続くという玩具店の倉庫だった6階建てのビルをリノベーションし、2012年9月にホステル兼バーラウンジとしてOPENしました。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

温もりを感じる空間と、リーズナブルで美味しいメニュー

店内に入ると、パッと目に入ってくるのが入り口正面にある圧倒的な存在感を放つ三つ又の木。
左手には巨木を継いだバーカウンターとキッチンがあり、右手にはウッドデッキの段差を利用したベンチソファー。

倉庫だったことを想起させる4mほどありそうな高い天井やむき出しのコンクリートの壁面が、店内に使われた大きな木々を一層豪快かつ、しなやかに演出してくれています。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

座席数は25席ほど。チェアやテーブルはそれぞれ異なったデザインですが、どれもNuiの空間に馴染んでいます。
そして、Nuiという名前は「手縫い」の「縫い」の文字からとったそう。
家具や照明含めて、空間全体から“手の温かみ”を感じとる事ができます。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

また、充実したドリンク、フードメニューも大きな魅力。美味しくて、とにかくリーズナブルです。

ドリンクは、ソフトドリンク300円~、コーヒー400円~、ビール500円~。
フードは、ナッツやピクルスなどおつまみが300円~、ピザやローストチキンなどは500円~、グリーンカレーなどのご飯ものは700円~など。

さすが、ホステルです!
バックパッカーなどの旅行者にとっても、お財布に優しい充実したメニューは嬉しいですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

自らの経験を活かしたコミュニティとスペース作り

このホステルを運営しているのは、なんと“バッグパッカーズジャパン”というベンチャー企業。2010年に上野に古民家をリノベーションしたゲストハウス「toco.」をオープン。続く2店舗目がこの「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」。

創業者の本間貴裕さんやスタッフは20代という若き集団です。
本間さんは学生時代に自身がバックパッカーだったそう。その時の様々な体験が、この「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」にも凝縮されているのでしょう。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

国籍も宗教も職業も年齢も越えた様々な人々が自然に分かち合う空間。
そして、そこに形成させていくコミュニティ。
「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」が連日連夜、賑わっているのは、経験者だからこそ創り出せた“ここにしかない空間”と“ここにしかないコミュニティ”に魅せられる人が大勢いるからなのではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

【リノベ・古民家カフェ vol.10】 「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE/ヌイ」(蔵前)

なお、建物の2F以上がゲストハウスになっており、相部屋形式はだと1人1泊2700円~と、こちらもリーズナブル。勿論、内装もかっこういいです。
都内在住の方でも気軽に一人で宿泊に行き、“夜は1Fのラウンジでグローバルな仲間を創りに行く”なんていうのも魅力的ですね!

倉庫からカフェに大変身!リノベーションカフェ海外編

海外の“倉庫リノベカフェ”をまとめて公開!!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベ◯◯まとめ】vol.3です。

倉庫や民家、工場や学校をリノベーションした素敵なカフェやオフィスが、日本含め世界中に沢山ありますね。前回の【リノベ◯◯まとめ】では、「倉庫カフェ編(国内)」をご紹介しました。

倉庫リノベカフェは、倉庫の無骨な感じがブラックコーヒーの渋さと絶妙にマッチします。美味しいコーヒーを飲みながら、ゆったりとしたソファに腰を掛けると、何時間でもいたくなってしまいそうですね。

さて、今回のリノベ◯◯は、海外の“倉庫をリノベーションしたカフェ”を、まとめてご紹介していきます!日本とはまた違った倉庫の雰囲気がカッコイイですよ。

①Never ending summer

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Bangkok/Thailand(バンコク/タイ)

②FRONT

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:San Francisco/USA(サンフランシスコ・アメリカ)

③Blue Bottle Coffee

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:San Francisco/USA(サンフランシスコ・アメリカ)

④Speicherstadt Kaffeerösterei

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Hamburg/Germany(ハンブルグ/ドイツ)

⑤mercat

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Amsterdam/the Netherlands(アムステルダム/オランダ)

⑥The Grounds of Alexandria

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Alexandria/Australia(アレキサンドリア/オーストラリア)

⑦Mikser House

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Beograd/Serbia(ベオグラード/セルビア)

⑧The Grounds of Alexandria

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Sydney/Australia(シドニー/オーストラリア)

⑨Code Black Coffee

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Brunswick /Australia(ブロンズウィック/オーストラリア)

⑩UNION STREET CAFÉ

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:London /England(ロンドン/イングランド)

⑪THE FACTORY CAFÉ

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Durban/Republic of South Africa(ダーバン/南アフリカ)

⑫Mike’s Kitchen

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Sydney/Australia(シドニー/オーストラリア)

⑬Parish-Foods&Goods

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Atlanta/USA(アトランタ/アメリカ)

⑭Lux Foundry

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Melbourne/Australia(メルボルン/オーストラリア)

⑮SEVEN SEEDS

【リノベ◯◯まとめ vol.3】 倉庫カフェ編(海外)
ikigoto-tumblrより
所在地:Melbourne/Australia(メルボルン/オーストラリア)

次回は“古民家“リノベカフェ(全国編)

いかがったでしょうか。
写真を見ていると、そこに行ってコーヒーを飲んで、読書して…なんて、色々想像してしまいます。

海外の倉庫リノベーションカフェはスケールが大きい物が多いですね。カフェ好きな方は、海外に出かける際など、是非とも参考にしてみてください。

さて、次回は再び“古民家をリノベーションしたカフェ”の全国編です!
全国には京都の町家など、その土地特有のリノベカフェなどが数多くありますね。

【リノベ◯◯まとめvol.1】では、古民家カフェ“東京編“をご紹介しています。
こちらも併せてご覧になってみてください!

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