第1弾は高田馬場×アスパラ1000束! 信州ずくの市vol.1


第1弾は高田馬場×アスパラ1000束! 信州ずくの市vol.1都会の喧噪に突如並ぶアスパラガスの束、束、束。
思わず立ち止まって、見入ってしまう光景が広がっています。

「一般社団法人 信州若者1000人会議」が主催する「信州ずくの市」というイベント。

5/26〜5/31まで、東京は高田馬場駅前にて開催中です。

 

駅前の広場をアスパラがジャック

西武新宿線高田馬場駅前は、異様な光景に包まれていました。

見たこともない量のアスパラガスの束。

普段は、古本市や蚤の市が開かれているスペースですが、
今週は、アスパラガスがジャック。

高田馬場にアスパラガスが1000束並んでいる光景は、一見の価値ありです。

並んでいるのは、全て長野県は上田市で収穫されたアスパラガス。
そのインパクトも相まって、地方農家の販売チャネルの1つとして機能しています。

お米や味噌、長野の伝統工芸品も並べられています。

 

若者の、地方への関心を高める装置

「東京ー長野間で、人とお金が巡るような仕組みに関わって貢献したい。」 と、
アスパラを持ち目を輝かせるのは、長野市出身で明治大学在学中の小山裕貴さん。

この「信州ずくの市」は、売り子の多くが、長野にゆかりにある学生たちです。

「地元に貢献したくても、何をしたらいいのかわからない。」
「信州ずくの市」は、そんな学生たちがアクションを起こす舞台装置としても機能しているのです。

 

仕掛け人は「信州若者1000人会議」

信州若者1000人会議は、主に長野県出身の若者を支援する団体です。
2013年6月には渋谷ヒカリエにて、長野にゆかりのある若者が集まるイベントを開催。

長野に縁にあるゲストスピーカーを交えた交流や、学生のプレゼンなどが行われました。
長野生まれで長野が好きだ、長野は関係ないけど自分の地元を応援したいといった、

共通の感情を軸に、個人のゆるいつながりを創るイベントと言えそうです。

 

まとめ

どこを見てもアスパラまみれの「信州ずくの市vol.1」は、
東京は高田馬場駅前にて、5/26〜5/31まで開催されています。

この取組みの見どころはアスパラのインパクトだけではありません。

農家の販売チャネル拡大、若者支援、県のPRといった地方が抱える課題を、

顔の見える範囲の、ゆるい世代間のつながりから創発的に生まれた企業活動によって、
解決しようとする点ではないでしょうか。
信州若者1000人会議「東京でアスパラを売る」
https://www.shinshu1000.jp/2014/semi/5540/

今年の6月28日にも「第2回信州若者1000人会議」が、同じく渋谷ヒカリエにて開催されるようです。
信州若者1000人会議HP
https://www.shinshu1000.jp/2014/