Archives for 4月 2015

北欧好きが集まる古民家カフェ「フグレン/FUGLEN TOKYO」(代々木公園)

コーヒー好きを呼びこむ“ノルウェーのカフェ”

渋谷区富ケ谷。
そこは渋谷駅から歩いて15分ほどにある、美味しいレストランやパン屋、小さくともエッジの効いたカフェやショップが点在している近年注目のエリアです。

平日は近隣のオフィスワーカーやクリエイターが多いですが、休日は、点在するカフェやショップ目当てに様々な人々が訪れています。

この地に、コーヒー好きな人達、北欧好きな人達でいつも賑わっているカフェ「FUGLEN/フグレン」があります。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

「FUGLEN/フグレン」は、ノルウェーで最も人気のあるカフェのひとつ。エスプレッソバー、カクテルバー、ヴィンテージデザインの3つの要素が掛け合わさった空間が特徴的です。

その東京店が、富ヶ谷の民家をリノベーションし、2012年5月にオープンしました。

北欧を感じる空間と美味しいコーヒー

店内は北欧家具で構成されており、「FUGLEN/フグレン」の世界観をしっかりと肌で感じることができます。席は、ソファ席が5席、テーブル席が4席、カウンター席が12席ほど。

実は、店内は北欧家具のショールームも兼ねており、これらの家具類は購入も可能だそうです。カフェとしては面白いスタイルです。実際に長い時間座ってみたり、使ってみて、気にいれば購入できるというのはいいですね。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

また、外には建物を囲うようにベンチが設置されているので、天気がいい日は外のベンチで一息つくのも気持ちがいいですよ。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

メニューは、フレンチプレスで淹れるコーヒーを筆頭に、ラテやエスプレッソなどのコーヒー類と、オーガニックコーラやレモネードなどのソフトドリンクも揃っています。
果実のような香り広がる浅煎りのコーヒーは、スッキリとしており、何杯も飲みたくなってしまいます。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

フードメニューは少なめですが、自由が丘のベーカリーショップ「JIYUGAOKA BAKESHOP(自由が丘ベイクショップ)」の美味しいパンを頂けるのは嬉しいです。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

また、水~日曜の19時以降は、バータイムとしての営業もされているので、ノルウェーのビール「エールビール」などのアルコールメニューを楽しめるのも魅力的なポイントですね。

人気の秘訣は、イベント開催とカフェスペースの監修やサポート

「FUGLEN」がいつも多くのお客さんで賑わっている一つに、店内でのイベント開催が大きいと感じます。頻繁にコーヒーのカッピングイベントが行われ、毎回多くの方々が参加されています。そこで「FUGLEN」のファンになる方も多いでしょう。

そしてもう一つが、カフェスペースの監修やサポートです。
現代アーティスト村上隆による中野ブロードウェイの「Bar Zingaro」や、ユナイテッドアローズ本店併設の「UA BAR」、レクサスがライフスタイルを提案するカフェ「INTERSECT BY LEXUS」などと、その他多くのポップショップなどのコーヒーに関する様々な事を、手がけられています。

それらのスペースで「FUGLEN」を知り、実際に代々木公園の店舗に行く方も多いのではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

【リノベ・古民家カフェvol.16】 「FUGLEN TOKYO/フグレン」(代々木公園)

ノルウェーから上陸して4年目を迎える「FUGLEN」。
浅煎りの香り豊かなコーヒーと、リノベーションされた心地よい空間と、様々なコーヒーイベントを軸に、益々多くの人達を惹きつきそうです!

デートにもオススメ!東京のモノづくり体験まとめ

東京の伝統工芸品は江戸切子を始め、経済産業大臣により指定された日本の伝統工芸品は14品目あります。
江戸切子は有名で多くの方がご存知の方が多いかと思いますが、その他の工芸品は意外と知らない物を多いのではないでしょうか?
また、指定されずとも数百年の伝統を持つ工芸品はその他にもたくさんあるんです!
>日本国内の伝統工芸品まとめはこちら

今回は、GWや連休にぴったりな首都江戸のモノづくり体験できるスポットをご紹介します!

[Read more…]

古民家リノベーションカフェ 「モワカフェ/mois cafe」(下北沢)

若者の街、下北沢にある閑静な裏通り

可愛らしい雑貨屋さん、古着屋さん、そして大小多くの有名な劇場が立ち並ぶ街。
若者の人気スポットとして、また劇団の街として有名な”下北沢”は、今日も賑わっています。

下北沢駅の南口を出て、多くの人で賑う商店街の小道を入ると、先ほどの賑やかさが嘘のように、静かな住宅街が広がっているのをご存知でしょうか。
そんな閑静な住宅街に、普通の民家として風景に溶け込み、息をしているリノベーションカフェ「mois CAFÉ (モワカフェ)」があります。

【リノベ・古民家カフェvol.15】 「mois CAFÉ/モワカフェ」(下北沢)

もともとは解体される予定だった築40年の民家が、2004年の4月末から約20日間かけてリノベーションされ、カフェとして生まれ変わりました。

「mois CAFE」は、民家をリノベーションしたカフェなどを中心に、事業展開されている“リノベーションプランニング”さんが運営しています。

外観は、以前の住人の表札などもそのままにしてあるので、大きな黒板がなければ通り過ぎて行ってしまいそう。
丁寧にお手入れされた木々や花々が陽光を受けて、入り口を華々しく彩ってくれています。

【リノベ・古民家カフェvol.15】 「mois CAFÉ/モワカフェ」(下北沢)

ブロック塀を抜けて中に入ってみると、右側にテラス席、扉の横には小さな黒板が置いてあります。
天気の良い日は、自然に目を向けながら、食事が出来るのもいいですね。

家に帰って来たときのような、落ち着きを感じる空間

店内に入ると、民家の時のままの玄関があり「ここで靴を脱ぐのかな?」としばし考え込んでいると「そのままで大丈夫ですよ。」とにっこり微笑む店員さん。1階は喫煙フロア、2階は禁煙フロアとなっているので、煙草の匂いが苦手な方も安心です。

【リノベ・古民家カフェvol.15】 「mois CAFÉ/モワカフェ」(下北沢)

【リノベ・古民家カフェvol.15】 「mois CAFÉ/モワカフェ」(下北沢)

細い階段を上がると、アンティーク調の椅子と机がお出迎えしてくれました。
インテリアは木製の家具を中心に、シックに統一されており、テーブルの上には白い小さな花が飾られています。
また、裸電球がオレンジ色の光を放ち、落ち着いた雰囲気を演出してくれています。

【リノベ・古民家カフェvol.15】 「mois CAFÉ/モワカフェ」(下北沢)

【リノベ・古民家カフェvol.15】 「mois CAFÉ/モワカフェ」(下北沢)

ランチメニューは、カレーやデミグラス煮などと、玄米やパケットか選べ、サラダとスープ、紅茶もついてきます。
また、女性には嬉しいケーキセットもあり、食後のデザートも楽しめそうですね。
ドリンクは自家製ジュース、スムージーをはじめとした、たくさんのメニューがあり、生ビールやビオワインなどのアルコール類も用意されています。

【リノベ・古民家カフェvol.15】 「mois CAFÉ/モワカフェ」(下北沢)

静かな通りにある、静かな時間

“下北沢”というと、みなさんはどんなところを思い浮かべますか?
冒頭のように、若者の街、賑やかな街が、思い浮かぶ方が多いように思います。
実際に、商店街などは多くの人で賑わっており、活気が満ちています。

しかし、”活気あふれる場所”だけが下北沢ではないのです。

【リノベ・古民家カフェvol.15】 「mois CAFÉ/モワカフェ」(下北沢)

静かな裏通りまで含めて下北沢であり、そんな閑静な通りにもたくさんの良い場所、良いお店が沢山あります。

人混みの中を歩くことに疲れたら、ふらっと静かな裏通りを、散歩してみませんか。
喧騒から離れた場所、「mois CAFE」が、きっと癒してくれますよ。

倉庫をリノベーションしたライフスタイルカフェ「ラカグ/lakagu」(神楽坂)

物を収納するだけの無機質な倉庫が、人を迎え入れる温かなカフェに

沢山の人で賑わっている表通りと、静かで落ち着いた雰囲気の裏通り。
同じ場所にいながらも、二つのまったく違う空気を味わえるここ“神楽坂”は、アクセスの良さや、お洒落で美味しい飲食店の多さから、都内屈指の人気エリアです。
そんな神楽坂の街に、まるで昔からそこにあったと思わせる、大きな倉庫カフェがあります。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】「lakagu(ラカグ)」(神楽坂)
その名は「la kagu」

お店の場所は、神楽坂駅の二番出口の出ると、すぐ目の前。
「la kagu」がある場所はもともと、20年間使われていない大手出版社の倉庫でしたが、2014年10月に大規模なリノベーションにより、カフェを含めた商業施設へと変貌を遂げます。

倉庫の持ち主である大手出版社と、カフェやアパレルを手がけるファッション企業と、日本を代表する建築家の隈研吾氏の3者のコラボレーションにより、「la kagu」が誕生しました。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】「lakagu(ラカグ)」(神楽坂)
倉庫と聞くと、冷たく無機質なイメージを持つ方が多いでしょう。
しかし、ここ「la kagu」は倉庫の無機質な雰囲気を上手く活かし、回りの植林などによる“自然の温かさ”と倉庫の“無機質な雰囲気”を融合させたオリジナリティー溢れる空間に仕上がっています。

太陽の光を受けて輝く木の階段、そしてガラス扉を抜けると、外の光をそのまま映したような明るく、しかしどこか落ち着く店内が広がります。

カフェと、本と、ファションが楽しめる空間

店内は、カウンター・キッチンともに、白を基調としたシンプルな作り。
キッチンはオープンになっていて、どんな手順で料理をしているのかを、見ることもできます。
席は、20人ほど座れる大きな木のテーブルが2つ並んだダイニング風のスペース。
テーブルには、積み重ねられたニュースペーパー風の目を引くメニューがあり、注文後はメニューをランチョンマットのように使い、料理を頂くスタイルも可能です。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
メニューは、バリエーション豊かなホットドッグやサンドウィッチ、ポテトやサラダなどのサイドディッシュ。
ドリンクはコーヒー、紅茶などと、ビールなどのアルコール類も揃っています。

しっかりと食べたい時はサンドウィッチやホットドッグ、小腹がすいている時はポテトやサラダだけ、といった使いわけが出来るのもいいですね。
ブラウニーやジェラートなどのデザートも揃っているので、神楽坂散歩の休憩にもピッタリです。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
また、カフェがある1階には、雑貨やレディースの洋服、2階にはメンズの洋服、そして本の取扱いがあります。2階には作家の方がトークショーなどのイベントを行うスペースもあり、出版社の倉庫であった一面が、ここでも見られます。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)

街と繋がる、生まれ変わった大きな倉庫

いま世の中には、日々の忙しさに追われて、自分が住んでいる街への関心や興味が薄れ、街との繋がりが弱くなってしまっている人も多くいると思います。
しかし、賑やかさと静かさ、その両面を備え持つ神楽坂は、今もなお“街と人”とのつながりがしっかりと残っています。きっとそれは、自分の街を想う人が多いからではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
そんな神楽坂にあった、昔から街の一部としてそこに存在していたのに、人々と繋がることは無かった大きな倉庫。カフェとして生まれ変わったことで、沢山の人と繋がり、また沢山の人々を繋ぐことが出来るようになりました。
「la kagu」を通じて、神楽坂は、ますます“街と人”との繋がりが強くなっていくことでしょう。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
街にある倉庫一つがカフェになるだけで、街の景色や繋がりは変わっていきます。
“ただ歩くだけの道、あるだけの建物”、そんな考えを少しだけ変えて生まれ変わった倉庫カフェ「la kagu」を覗いてみませんか。

面白い!日本のいろんなリノベカフェ(日本編)

日本中のおもしろリノベーションカフェをまとめて公開!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベまとめ】vol.7です。

いま日本を含めて世界中に、古民家や倉庫、工場をリノベーションした素敵なカフェが、沢山ありますね。前回は「世界中の工場カフェ」をご紹介しました。
工場リノベカフェ自体の数はまだ少ないですが、その分、お店のクオリティも高いです!もっともっと増えていきそうですね。

さて今回は、ちょっと変わった“おもしろリノベカフェ”です。
例えば、銭湯や学校などの施設をリノベーションしたカフェです。学校は独特の天井、銭湯はタイルなど、随所に施設ごとの面影が見られるので、なんだが不思議な感覚になりますよ!

①Cafe茨木湯(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
【閉店】
住所:大阪府茨木市宮元町4-1

②ゆーゆー(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:広島県尾道市土堂1-3-20
アクセス:尾道駅から8分
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜
TEL:0848-25-5505
ゆーゆーの詳しい情報はこちら(食べログ)

③カフェスタイルリゾート 嵯峨野湯(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町4-3
アクセス:嵐山駅より徒歩1分
営業時間:11:00~19:30
定休日:不定休
TEL:075-882-8985
カフェスタイルリゾート 嵯峨野湯の詳しい情報はこちら(食べログ)

④前田珈琲明倫店(学校→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2 京都芸術センター 1F
アクセス:地下鉄四条駅から徒歩5分
営業時間:10:00~21:30
定休日:不定休
TEL:075-221-2224
前田珈琲明倫店の詳しい情報はこちら(食べログ

⑤さらさ西陣/SARASA NISHIJIN(銭湯→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
アクセス:大徳寺前バス停下車より徒歩10分
営業時間:12:00〜23:00
定休日:水曜
TEL:075-432-5075
さらさ西陣の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑥カフェ・アンデパンダン(新聞社→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:京都府京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928ビル B1F
アクセス:京都市役所前駅より徒歩5分
営業時間:11:30~24:00
定休日:無休
TEL:075-255-4312
カフェ・アンデパンダンの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑦イーエイチバンク/E.H BNAK(銀行→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:兵庫県神戸市中央区海岸通9 神戸チャータードビル 1F
アクセス:元町駅東口から徒歩10分
営業時間:11:30~翌5:00
定休日:無
TEL:078-331-6553
イーエイチバンクの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑧フクモリ万世橋(旧駅舎下→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:千代田区神田須田町1-25-4
アクセス:秋葉原駅より徒歩4分
営業時間:11:00~23:00
定休日:無
TEL:03-6206-8381
フクモリ万世橋の詳しい情報はこちら

⑨TOKYO SALONARD CAFE (ストリップ劇場→カフェ)

おもしろリノベカフェ(日本編)
ikigoto-tumblrより
住所:東京都渋谷区道玄坂1-11-3富士商事ビル2F
アクセス:渋谷駅から徒歩6分
営業時間:12:00~24:00
定休日:無休
TEL:03-3463-0724
TOKYO SALONARD CAFEの詳しい情報はこちら(食べログ)

次回は“世界のおもしろリノベーション”

日本の“おもしろリノベカフェ”、いかがだったでしょうか。
銭湯をリノベーションしたカフェなどは、日本独自ですね。古民家カフェ同様に、外国人の方々も喜ばれそうです。
おもしろリノベカフェは、かなりインパクトがあるので、街の集客にも一役買いそうですね。

次回は、“世界のおもしろリノベーション”です。
カフェに限らず、工場や教会が刑務所が、住宅や図書館やホテルに!?など、面白いリノベーションご紹介していきます。
一度でいいから、入ってみたい空間が広がっていますよ!

↓過去の【リノベカフェシリーズ】
こちらも併せてご覧ください。
vol.1 古民家カフェ編(東京編)
vol.2 倉庫カフェ編(国内編)
vol.3 倉庫カフェ編(海外編)
vol.4 古民家カフェ編(全国編①)
vol.5 古民家カフェ編(全国編②)
vol.6 世界の工場カフェ編

自動車整備工場をリノベーション!「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

東京東エリアのカルチャー発信地!

「東京の東エリア(セントラルイーストトーキョー/CET)」

当サイトでも何度か紹介しているこのエリアは、東京の新たなカルチャーの発信地として最も注目を集めています。
このエリアは、2005年前後から古い建物をリノベーションした個性的な新しいカフェやショップ、レストラン、ギャラリーが増え、街全体が変化し、新たなコミュニティが生まれ、盛り上がり続けています。

そんな盛り上がりの火付け役であり、このエリアのカルチャー発信元になっているカフェがあります。
そのカフェの名は、

「OnE drop café(ワンドロップカフェ)」。

もともとは自動車の整備工場だった築50年のビルの1階をリノベーションし、2009年にオープンしました。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

オーナーが作りたいと考えたのは、「年齢も職業も様々な人が集まる自由な空間」。
店名の“one drop”には「一滴のしずくが波紋を広げ、やがては大きな波になるように」という想いが込められているそうです。

まさにその想いの通り、この「OnE drop café(ワンドロップカフェ)」から様々な広がりや盛り上がりが生まれています。

無骨な空間と、こだわりのお酒やコーヒー、美味しい料理

店内は、車の整備工場だっただけあって天井は高く、開放的。
ゆったりした空間に、ソファとローテーブルが並び、座席数は30ほど。
奥にはカウンター席が5席ほどです。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

店内奥の壁面には残されたシャッター、天井には蛍光灯が取りつけてあった痕跡。
店内のいたるところに整備工場の無骨な面影が残されており、それが良い意味での気取らない感じと居心地の良さに繋がっているのでしょう。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

ドリンクはビールやカクテルをはじめ、梅酒森蔵やコーヒー焼酎、どぶろく蔵元などの珍しいお酒が揃っています。
また、お酒以外にカフェメニューも豊富。
こだわりのドリップコーヒー、水だしアイスコーヒー、ジャスミン茶、各種ハーブティー、など多彩です。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

フードメニューも勿論、充実。
様々な地域の“ローカルフード“を中心に、手の込んだ美味しいものばかりです。

人気の秘訣はイベントによるコミュニティつくり

OnE drop café(ワンドロップカフェ)では、定期的に様々なイベントが開催されています。
アーティストのライブ、DJが入っての音楽イベントをはじめ、落語会、日本酒好きによる日本酒ナイトなるものなど。

そんなイベントを通して、様々なコミュニティが形成されるOnE drop café(ワンドロップカフェ)は多くの人に愛され、いつも賑わっています。

ここ、OnE drop café(ワンドロップカフェ)がいつも賑わっている、そして東京東エリアのカルチャー発信源になっている大きな理由に、“定期的なイベント開催によるコミュニティ創り”があるのだと思います。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

OnE drop café(ワンドロップカフェ)の運営方法は、カフェやショップ、企業のみならず、自治体なども参考になる点は大いにありそうですね。

【リノベ・古民家カフェ vol.13】 「OnE drop cafe/ワンドロップカフェ」(日本橋岩本町)

深夜2時まで営業されているので、飲み足りない時や一人でゆったりしたい時、深夜にコーヒーを飲みたくなった時などには是非、“開かれた秘密基地「OnE drop café」(ワンドロップカフェ)”を訪れてみてください。