食がテーマのミラノ万博で、ユネスコ無形文化遺産にもなった日本食の素晴らしさをこの機会に世界に大発信するべく、
日本の経済産業省、農林水産省、観光庁なども、ミラノ万博に大きな期待を寄せている。
日本館のテーマは「Harmonious Diversity 共存する多様性」
2階建てで、1階は和食や日本の農業に関する展示スペース、2階は和食を提供するレストランやイベント広場を設ける。
広場では、自治体が特産品をアピールする催しを開く。
展示内容など来年に近づいたミラノ万博に関するニュースを、ちいきごとでは紹介していく。
いち早く内定が決まった、福井県小浜市
日本館への出展を応募していた福井県小浜市が事実上の内定を受けた。
小浜市長の松崎晃治市長は「小浜市が長年取り組んできた食育や、若狭塗箸など日本が誇る和食文化を世界に発信したい」と意欲を示した。
更に松崎市長は、食育をテーマに同市が取り組んできた「キッズ・キッチン」や、国内シェア8割を占める塗り箸の産地であることを紹介。
「和食の中で箸は絶対必要。若狭塗箸の歴史や素晴らしさを、世界の人たちに知ってもらう機会になれば」と述べた。
今後、続々と参加自治体の発表がある模様!
経済産業省によると、日本館への出展は全国15自治体が応募。
必要書類が未提出の自治体があるため、この日の出展自治体の発表は見送られたが、
小浜市に関しては「書類はすべてそろっており、特に問題はない」(同省)として、事実上の内定を認めた。
引き続き、ミラノ万博関連ニュースをお伝えしていきます。