マラソンを走って疲れたら、給水所で給水…、と思いきや、見えてきたのは、「給スイーツ所」。
そんなマラソン×スイーツのイベントが最近全国的に開催されていることを知っていますか?
その名も『スイーツマラソン』。
スポーツと食を掛けあわせ、さらに地域活性化や、出会いの仕組みまで取り入れられた新しい取組みです。
「市民マラソン」や、東京の「皇居ランニング」などの流行にも見られるように、ランニングを日常生活に取り入れる人が多くなりました。
そんなブームの最中、走りながら、スイーツを食べるという新しい試みが、今回ご紹介する「スイーツマラソン」です。
「給水所」ならぬ「給スイーツ所」で、走りながらスイーツを食べる。そんな新感覚のマラソン大会です。
11/25には、「第11回全国スイーツマラソンin愛知」が、愛知県長久手市で行われます。
モデルはフランス、ボルドーのメドックマラソン
赤ワインで有名なフランス、ボルドーのメドック地方で、ぶどうの収穫直前の9月に開催されるフルマラソン「メドックマラソン」があります。
約8,500人の仮装をしたランナーが、美しいぶどう畑の中のコースを走るメドックマラソンは、途中のエイドステーションで、水はもちろんのこと、地元自慢のワインや物産が振舞われることで、知られています。
このメドックマラソンにヒントを得て、日本で開催されるようになったのが、この「スイーツマラソン」です。
スイーツマラソンってどんなマラソン?
スイーツマラソンの特徴は、なんといっても、途中に設けられた「給スイーツ所」とも呼ばれるエイドステーション。
協賛する、開催地の菓子店のスイーツが、たくさん並べられたエイドステーションです。
参加者は、この「給スイーツ所」に、何度も足を運ぶことができます。
というのも、コースが、一般道などを利用したコースではなく、大きな公園などを利用した1周1km〜4kmの「周回コース」となっているからです。
一周毎に見えてくる「給スイーツ所」で、毎回別のお菓子を受け取って走る、そんなことも可能なのです。美味しいスイーツを食べるために頑張って走ることができそうです。
エントリーカテゴリーは、3つあります。
1. 『10kmマラソン』
個人エントリーで総距離10kmを走ります。
自分のペースで走りながら食べられるカテゴリーです。
2. 『リレーマラソン』
リレーマラソンは、2~10名のチームでエントリー。交代しながらフルマラソンの距離である42.195kmを走ります。
周回コースということで、遠くまで応援に行く必要もなく、1箇所から皆に声援を贈れ、友情も深まりも期待できます。
3. 『シャッフルマラソン』
1~4名でエントリーした皆さんを運営側がシャッフルし、5~8名の男女混成チームで42.195kmを走ります。
マラソン好き、スイーツ好きの方同士で、新たな出会いが生まれるかも?
参加者の男女比は、ほぼ50:50ということですので、出会いを求めている方にも、オススメのイベントです。
実際にシャッフルマラソンで知り合って、ゴールインしたカップルもいるそうですよ。
走らない人も食べられる!
スイーツマラソンでは、同時に開催地で、「地元スイーツ物産展」が開かれます。
「ランには興味ないけど、スイーツには目がない!」という人も十分に楽しめるイベントになっています。
出店するスイーツは、どれもその地のその店でしか食べることができない、地元の人気店のスイーツ。
地元の人はもちろん、他県からの参加者もいるそうですので、地域経済の活性化への寄与もしているイベントといえそうです。
まとめ
スポーツと、スイーツを掛けあわせ、さらに地域経済の活性化や、男女の出会いの仕組みまで備えた、「スイーツマラソン」。
直近では、11/25に、愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」で開かれます。
愛知大会は、既にエントリーを締め切っていますが、
12/2の『第12回全国スイーツマラソンin東京サマーランド』や、
12/9の『第13回全国スイーツマラソンin大阪』のエントリーができます。
関心のある方は、是非参加してみてはいかがでしょうか。
【『第12回全国スイーツマラソンin東京サマーランド』エントリー】
http://www.sweets-marathon.jp/entry/2012_summerland/
【『第13回全国スイーツマラソンin大阪』エントリー】
http://www.sweets-marathon.jp/entry/2012_osaka/
【スイーツマラソン公式ページ】
http://www.sweets-marathon.jp/