商店街を抜けた路地佇む“こけし”のカフェ
東京都世田谷区の“千歳船橋”
駅前には、いつも賑わっている大きな商店街があり、明るく活気のある街として有名です。
この千歳船橋、実は昭和30年代から宅地開発が進んだ街で、以前は農地でした。
そのため商店街やその周辺には、昭和30年前後創業のお店や、古い建物もまだ多く残っているため、近年はそれらの古い建物をリノベーションした飲食店なども増えてきています。
今回向かった古民家カフェ「喫茶 居桂詩(こけし)」は、千歳船橋駅から歩いてすぐ。
駅前の商店街を抜けた路地に佇んでいました。
築40年の長屋をリノベーションし、2009年12月にオープン。
パワフルな女性オーナーの人柄と、独特の空間に魅了されるお客さんも多く、世田谷界隈でも人気のカフェです。
懐かしい空間のあちこちに、カワイイこけし
長屋をリノベーションしたということで、入口は喫茶店には珍しい引き戸。
ガラガラという音を響かせながら、引き戸をスライドさせつつ、「ここから入って大丈夫かな?」という不安を持ちながら、店内を見ると、なんと沢山のこけしがお出迎え。
店名から分かるように、“こけし”がこのカフェのこだわり。
いたるところに、“こけし”がいます。笑
店内は1階が喫煙席、2階が禁煙席。
階段で2階に上がると、ここでも沢山のかわいい“こけし”がお出迎えしてくれます。
木造の椅子と机はヴィンテージ~アンティークで揃えられており、長屋の空間に絶妙にマッチ。
ぐるりと店内を見回すと、中央にある電灯には、可愛らしいイラストが描いてあるのを発見。白熱球の柔らかなオレンジ色の光がイラストと相まって、店内を一層ふんわりとした、雰囲気に仕立て上げています。
メニューは、ランチメニュー、デザート、ドリンク。
デザートは、ケーキとアイスの2種類あり、どちらも美味しそうです。
ドリンクは、コーヒー、紅茶、さらにクリームソーダなどバリエーション豊富で、何を頼もうか悩んでしまいますね。
ちなみに、ドリンク(アルコールを覗く)のおかわりは、200円引きというのも嬉しいところです。
長屋×こけし。懐かしさ溢れるオリジナルな空間
千歳船橋は、昔ながらのお店や建物が多く残っているため、駅の周辺を歩いているだけでも、どこか懐かしい気持ちにしてくれる街です。
長屋などの“昔”の良さ大切にし、今に活かしている「喫茶 居桂詩(こけし)」では、店内にいる沢山の“こけし”が更にノスタルジックな雰囲気を演出してくれます。
小さい頃など、こけしが苦手だった人も多かったと思いますが、今見ると、どこかほっとしてしまいますよ。
「どこか懐かしい空間でほっこりと気持ちになりたい。」
そんな時は、是非「喫茶 居桂詩(こけし)」を訪れてみてください。