綺麗な高層ビルや広い公園がある”天王洲アイル”。
少し歩けば海が見え、ビルの明かりによる夜景が綺麗なスポットがあります。
東京モノレール天王洲アイル駅から徒歩約5分、左手に倉庫、右手にオフィスビルが立ち並ぶ通りを潮風香る海辺へ進むと、左手にしゃれた文字で書かれた看板を見つけました。
倉庫をリノベーションし生まれ変わったカフェ「スーホルム/SOHOLM」です。
大切な仲間と一緒に「ギャザリングランチ」
独自性が現れているのが「ギャザリングランチ」。大皿に盛った料理を取り分ける方式のランチです。
2人以上から注文可能なこちらのメニューは、「家族みんなで分け合う食卓」をコンセプトにしたお店の想いがこめられています。
個食、ファストフードが主流の今、忘れてしまいがちな温かみを思い出させてくれます。
インテリアも楽しめる
家具インテリアを扱うアクタス社がリノベーションしてインテリアショップ「SLOW HOUSE(スーホルム ハウス)」を建てた際、隣接して建てられたのが「SOHOLM/スーホルム」。デンマーク語で「SO」が町で、「HOLM」が湖。あわせて”湖のほとりのちいさな町”という意味です。
天井が高く、広々とした店内には、インテリア雑貨や家具などが多く販売されており、どれもハイセンスなデザインで、思わず衝動買いしてしまいそう。
ウッドデッキから眺める海とすぐそばに浮かぶ大きな船が特徴的。
海辺のデッキの席は、昼間は海の開放的な眺めや鳥の鳴き声、夜は街明かりで照らされた夜景を楽しめる絶景スポットです。
高級感溢れる「ジビエ料理」と「キャビア」
特徴的なのは鹿肉やしし肉をはじめとしたジビエ料理。
ジビエ料理とは、野生の鳥獣の肉を使ったレシピのことです。
野山を駆け回る野生鳥獣の肉は、脂肪が少なく、引き締まっています。さらに、飼育動物と比べて動物自身の運動量が多いために栄養価も高く、とてもヘルシーです。
一品料理が900円~2000円近くと、これまでご紹介してきたカフェと比較すると高めの価格なのも納得です。
そしてなかなかお目にかからない高級食材、キャビアもあります。
3種類のキャビアメニューがあり、中には希少価値の高いオシェトラもあります。
大切な人と特別な日に、海を眺めながらキャビアとジビエ料理を堪能できたら最高ですね。
自然と人の調和空間
お店のテーブルは、4人席がほとんどです。「気の合う仲間と食事を共にしてほしい」というお店の想いが現れています。
明るいナチュラルウッドカラーを基調とした内装と、冷蔵庫入った新鮮な食材、観葉植物の数々が、まるで森の中にいるように感じさせてくれます。
高級感がありながら、自然が感じられ、とても落ち着く空間になっています。
オフィス街に隣接した海辺のナチュラルカフェレストラン「スーホルム/SOHOLM」。
家族や気の合う大切な友人を連れて行くとっておきの場所にオススメです。