渋谷のすぐ隣、おしゃれな街としてイメージする人も多い、中目黒。
平日も多くの人で溢れる中目黒から、目黒川の方に5分ほど歩くと、街の様相も住宅街へと徐々に変化していきます。
住宅地を進んでいくと、小さな看板とほっそりとした路地が。
その先に、ありました古民家カフェ「青家」です。
砂利の敷かれた小さな路地を進んでいくと、趣ある古民家が見えてきました。入り口を照らす照明には「青家」の文字が書かれています。
のれんを押して中に入ると、店内は自然光と少しの間接照明で照らされ、ゆったりとした雰囲気が感じられます。
天井には日本家屋を思わせる欄間も残されており、タイムスリップしたような時間が流れています。
雑穀を使ったヘルシーな料理が女性に大人気
店内の座席数は約20人ほど。女性のお客さんが多いせいか、3~4人向けのテーブル席が人気です。
一人でいらっしゃるお客さんでも気軽に入れるようカウンター席が設けられ、温もりある木のカウンターで料理を堪能することができます。
メニューを開くと、一つひとつ丁寧に料理の説明がされています。
青家で人気なのは、京風だしと青家特製のブレンド自家製味噌で作った「青家辛鍋」(950円)というメニュー。国産大豆とコラーゲンがたっぷりで、女性から大人気のランチメニュー。
他にも、旬の野菜でメニューが変わる、「京おばんざい薬膳定食」(1400円)もオススメです。
ティータイムに青家を訪れるなら、「青家名物 手作りわらび餅」(500円)が絶品です。とろけるような食感と、きな粉とわらび餅の旨みが口いっぱいに広がります。
人気すぎて売り切れる場合もあるので、お目当ての際はなるべくお早めに。
家族を思ってつくる、毎日の食事
青家のメニューは「京おばんざい」というもの。
おばんざいとは、大切な家族のことを考えて、毎日作る家庭料理のことです。
「季節ごとの違いや、素材への感謝を忘れずに作る。」という当たり前のことを当たり前にするという強い想いが、メニューの一つひとつに込められています。
日頃忘れがちになりやすい、食材や携わる人たちへの感謝。「いただきます」や「ごちそうさま」というちょっとした一言を、青家のランチで思い出してみるのもいいかもしれません。体だけでなく、心にもいいランチになってくれるに違いありません。
心と身体をリフレッシュしたい方は、ゆったりと時間が流れる、目黒川そばのカフェ「青家」で、
美味しく健康的な料理と、古民家ならではののんびりした雰囲気の中、心を落ち着かせみてはいかがでしょうか。