東京東エリアのカルチャー発信地!
「東京の東エリア(セントラルイーストトーキョー/CET)」
当サイトでも何度か紹介しているこのエリアは、東京の新たなカルチャーの発信地として最も注目を集めています。
このエリアは、2005年前後から古い建物をリノベーションした個性的な新しいカフェやショップ、レストラン、ギャラリーが増え、街全体が変化し、新たなコミュニティが生まれ、盛り上がり続けています。
そんな盛り上がりの火付け役であり、このエリアのカルチャー発信元になっているカフェがあります。
そのカフェの名は、
「OnE drop café(ワンドロップカフェ)」。
もともとは自動車の整備工場だった築50年のビルの1階をリノベーションし、2009年にオープンしました。
オーナーが作りたいと考えたのは、「年齢も職業も様々な人が集まる自由な空間」。
店名の“one drop”には「一滴のしずくが波紋を広げ、やがては大きな波になるように」という想いが込められているそうです。
まさにその想いの通り、この「OnE drop café(ワンドロップカフェ)」から様々な広がりや盛り上がりが生まれています。
無骨な空間と、こだわりのお酒やコーヒー、美味しい料理
店内は、車の整備工場だっただけあって天井は高く、開放的。
ゆったりした空間に、ソファとローテーブルが並び、座席数は30ほど。
奥にはカウンター席が5席ほどです。
店内奥の壁面には残されたシャッター、天井には蛍光灯が取りつけてあった痕跡。
店内のいたるところに整備工場の無骨な面影が残されており、それが良い意味での気取らない感じと居心地の良さに繋がっているのでしょう。
ドリンクはビールやカクテルをはじめ、梅酒森蔵やコーヒー焼酎、どぶろく蔵元などの珍しいお酒が揃っています。
また、お酒以外にカフェメニューも豊富。
こだわりのドリップコーヒー、水だしアイスコーヒー、ジャスミン茶、各種ハーブティー、など多彩です。
フードメニューも勿論、充実。
様々な地域の“ローカルフード“を中心に、手の込んだ美味しいものばかりです。
人気の秘訣はイベントによるコミュニティつくり
OnE drop café(ワンドロップカフェ)では、定期的に様々なイベントが開催されています。
アーティストのライブ、DJが入っての音楽イベントをはじめ、落語会、日本酒好きによる日本酒ナイトなるものなど。
そんなイベントを通して、様々なコミュニティが形成されるOnE drop café(ワンドロップカフェ)は多くの人に愛され、いつも賑わっています。
ここ、OnE drop café(ワンドロップカフェ)がいつも賑わっている、そして東京東エリアのカルチャー発信源になっている大きな理由に、“定期的なイベント開催によるコミュニティ創り”があるのだと思います。
OnE drop café(ワンドロップカフェ)の運営方法は、カフェやショップ、企業のみならず、自治体なども参考になる点は大いにありそうですね。
深夜2時まで営業されているので、飲み足りない時や一人でゆったりしたい時、深夜にコーヒーを飲みたくなった時などには是非、“開かれた秘密基地「OnE drop café」(ワンドロップカフェ)”を訪れてみてください。