昔ながらの雰囲気を持つレトロな街、神楽坂。
街の中心である神楽坂(早稲田通り)には、おしゃれな和菓子屋さんやスイーツ屋さんなどが軒を連ねていて、ちょっとした手みやげなどを買うことができます。
週末になれば、通りは観光客の人で賑わう街ですが、ちょっと1本、路地裏に入ると、車や人ごみの喧噪から離れて、静かで落ち着ける場所を楽しむことも神楽坂の魅力のひとつです。
そんな神楽坂の路地裏にあるお店のうちの一つが、「エコパオの足湯カフェ」。
なんと、神楽坂の路地裏にある治療院に併設された古民家カフェなのです。
ここのカフェは毎週土曜日の午後限定でオープン。他の日は治療院として営業しています。東洋医学や自然療法を取り入れた施術を行ったり、それに関する書物や漢方を提供していたりします。
築50年のこの古民家は、窓から光がさんさんと入り込み、風が通しのよい気持ちのいい造りになっています。店先の木の格子や日傘がアジアンテイストで、東洋のデザインが好きな方にはピッタリのくつろぎスペースです。
時間が止まっているかのようにのんびりできるカフェ
お店の軒先にある看板の「足湯カフェ」の方に進むと、すぐに見えてくるのが足湯できるスペースです。
そこから靴を脱ぎ店内に入ると、左手に本棚、右側には8席ほどの小さな飲食スペースがあります。
まるでお家のリビングにいるような内装に、ついつい心が休まり、のんびりしてしまいます。それに加えて椅子に座った時に味わう、日差しと風が心地良く、路地裏に面しているため、車の騒音や、人の多さを気にする必要がなく、そこだけ時間が止まっているかのような静けさを感じることができます。
飲食スペースや本棚などのインテリアは、重厚感のある木製の家具で統一され、アンティークの家具は、カフェだけでなく古風な治療院としての魅力を引き出しています。
健康を意識したラインアップのメニューも魅力的。解毒茶やジンジャーチャイなど、風邪気味のときなどに飲むとさらに効果が高まりそう。
価格はコーヒーが380円から、スイーツは330円からで、注文しやすい値段ですので、気軽に立ち寄りやすいですね。
スイーツも素材にこだわった身体に優しいものばかり。その中でもいちじくのバーが人気です。日によって置いてないこともあるそうなので、事前に確認を取ってみてもいいかもしれません。
この日は、パイナップルバナナスムージと一緒に、酵素たっぷりのくるみのドライローストを付けてくれました。こういった気配りにとても幸せを感じます。
古民家らしい落ち着ける空間でのんびり休日を過ごそう
一人で立ち寄っても気兼ねなく落ち着ける隠れ家。
休日の午後、のんびりとした時間を自分のために使える、そんな場所です。
平日にたまった仕事や学校の疲れを癒す空間として利用してみてはいかがでしょうか。
またここでは、足湯で疲れを落とせるという魅力もあります。足湯は最大2、3人が入れるほどの広さで、お値段は15分300円から。
光明石という岡山県から採掘された天然石を入れているこの温泉は、血行促進の効果があるとのこと。その効果は疲労、腰痛、肩こり、冷え性などを改善してくれます。
古民家の良さのひとつである、自宅のように落ち着ける空間がまさに、ここにあります。
古民家カフェ初心者さんには是非訪れて欲しいカフェ。
そして、ゆっくりとした時間を過ごしたい人、疲れを癒したい人にもおすすめしたい場所です。