倉庫をリノベーション!水上ラウンジ「T.Y.HARBOR/ティー・ワイ・ハーバー」(天王洲アイル)

お台場の隣駅である”天王洲アイル駅”は、海に近くガラス張りのオフィスビルが立ち並ぶおしゃれな街。

T.Y.HARBOR
駅から少し離れた橋から見える夜景がとても綺麗でデートには最適です。
そんな海辺のテラスに浮かぶムード満点のカフェ「T.Y.HARBOR/ティー・ワイ・ハーバー」を訪問してきました。

T.Y.HARBOR

昼も夜も楽しめる絶景

夜の絶景スポット且つ水上倉庫という好立地。タイソズカンパニーがリノベーションを手掛けました。

タイソンズカンパニーは1998年に設立したレストラン5店舗を含む11店舗を経営する企業です。以前はティー・ワイ・エクスプレス株式会社という名前でしたが、ティー・ワイ・ハーバーの全面リニューアルを機に、社名変更を行いました。

タイソンズカンパニーは、「人と食事が持つ魔法の力で価値ある時間を創り出す」ことを大切にしている会社で、表参道にあるオールデイカフェcrisscrossとパンを粉から焼き上げるベーカリーbreadworksの2店舗や、代官山、麹町にも大人が楽しめるカフェやレストランを経営しています。

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ティー・ワイ・ハーバーの形態はブルワリーレストラン。ブルワリーとは醸造所のことを意味します。外観は船着場のようで、いわゆるウォーターフロントに位置しています。

すぐそばに架かる橋から見たお店は、水に浮かぶホテルのよう。海を眺めながら出来たてのワインやお酒を楽しむことが出来ます。

T.Y.HARBOR
昼間は波打つ海や水平線、夜はライトアップされた街の遠景が見られます。夜景を見ながら食事を楽しめるためか、涼しい夜でもテラス席の予約が入るそうです。
晴れた日には特にオススメです。

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特別な一日に最適!格調高いおもてなし

一歩入った瞬間高級ホテルのような一流のおもてなし。店員さんから席の希望を聞かれ、席までエスコートしていただきました。

T.Y.HARBOR
元が倉庫だけあり、とにかく広いです。なんと350席を有するそう。個室もあるので、内輪のパーティーにも使えますね。記念日に大切な人を連れて行きたくなる場所です。

新鮮野菜を色鮮やかに盛り付け

店員さんが目的に合わせ、オススメの料理を丁寧に教えてくれました。

T.Y.HARBOR
オーダーしたカルパッチョは、新鮮で瑞々しく、とっても美味しいです。

T.Y.HARBOR
お酒のおつまみが1000円、ディナー料理が2000円~3000円と高級感漂うだけあって、値が張りますがその分上質なおもてなしが特徴。

店を出るまでのきめ細かなサービス

とにかくサービスのきめ細かさが他のカフェとは違う点。料理を提供する時にも「そのままお召し上がりください。」といった一言を添えるだけで、特別なサービスになります。

お会計もテーブルに座ったままで結構です、と言われ、店員さんの手際の良さにお任せしてゆったりと時間を忘れて楽しめます。
最後まで気分良く店を出ることができ、嫌なことがあった時や、へこんでいる時に行くと、リラックスできて気分転換になること間違いなしです。

T.Y.HARBOR

高級ホテルに勝るとも劣らないサービスで、海辺ならではの景色が楽しめる水上レストラン「T.Y.HARBOR」。水上の絶景スポットという立地とサービスの質、凝った内装など、他では味わえないムード満点の空間を、特別な日のひと時に、ぜひお楽しみください。

T.Y.HARBOR

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T.Y.HARBOR/ティー・ワイ・ハーバー
140-0002 東京都品川区東品川2-1-3
■TEL:03-5479-4555
■営業時間:ランチ11:30~14:00 LO(土日祝15:00 LO)
ディナー17:30~22:00 LO (日祝 21:00 LO)
■定休日:無休
■アクセス: 東京モノレール天王洲アイル(モノレール)駅中央口 徒歩6分
■HP:https://www.tysons.jp/tyharbor/

倉庫リノベーション!カフェ&ライフスタイルショップ「ミッションベイ/Mission Bay」(静岡県沼津)

300 坪のドでかい倉庫リノベーション

新鮮で美味しい海鮮料理を楽しめるお店が立ち並び、各地から多くの人が集まる沼津漁港がある街、静岡の“沼津”。
西伊豆/駿河湾エリアを旅する際は、是非立ち寄りたい街の一つとして人気を博しています。

この地になんと、敷地面積約300 坪の大きい古い倉庫をリノベーションしたカフェ&ライフスタイルショップがあります。
そのカフェ&ライフスタイルショップの名前は、「Mission Bay」。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津

夕暮れの中を自由気ままに過ごす人々や、その一帯の豊かな空気が流れるアメリカのサンディエゴにある入り江、「ミッション・ベイ」をイメージソースにし、2013年8月にオープンしました。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津

カフェとインテリアショップも楽しめる大空間

大きな店内は、ショップスペースと、カフェスペースにわかれており、カフェの座席数は40席ほど。ソファ席も多く、隣の席との間隔も広いので、ゆったりと寛ぐことができるよう配慮された空間です。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

看板メニューは、ドイツのパンケーキ“ダッチベイビー”。
ふちが盛り上がっているその見た目が特徴的で、カリカリとモチモチの両方が楽しめるという新食感のパンケーキです。一度食べると、クセになる人も多いとか。

ドリンクは、コーヒー、紅茶はもちろん、バニラやキャラメルラテ、花いろ烏龍茶、べにふうき紅茶など種類豊富です。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

インテリアショップスペースには、静岡県内の良いものをはじめ、世界中からセレクトされた高品質で高感度なインテリアグッズ、キッチンウェア、ボディケアグッズが並び、Mission Bayオリジナルのカトラリーも販売されています。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

想いが体現されたリノベーション空間の可能性

「Mission Bay」は、オーナーの「雰囲気、味、モノ、世界観に触れていただきたい、体感していただきたい。」という強い想いが体現された空間となっています。そんな強い想いがあるからこそ、そこに魅了されるファンが出来ていくのでしょう。

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

「Mission Bay/ミッションベイ」(静岡県沼津)

「Mission Bay」のような大型倉庫をリノベーションしたカフェは、まだまだ稀有な存在ですが、確実にニーズは強いことから、話題性は十分。

使い手のいなくなった倉庫や大きな古民家などは、しっかりとした世界観がありながら、心地よいカフェやレストランにリノベーションされていくと、そのお店だけでなく、その地域の盛り上がりにも繋がる集客装置としても、価値のある存在になりえるのでしょう。

倉庫をリノベーションしたライフスタイルカフェ「ラカグ/lakagu」(神楽坂)

物を収納するだけの無機質な倉庫が、人を迎え入れる温かなカフェに

沢山の人で賑わっている表通りと、静かで落ち着いた雰囲気の裏通り。
同じ場所にいながらも、二つのまったく違う空気を味わえるここ“神楽坂”は、アクセスの良さや、お洒落で美味しい飲食店の多さから、都内屈指の人気エリアです。
そんな神楽坂の街に、まるで昔からそこにあったと思わせる、大きな倉庫カフェがあります。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】「lakagu(ラカグ)」(神楽坂)
その名は「la kagu」

お店の場所は、神楽坂駅の二番出口の出ると、すぐ目の前。
「la kagu」がある場所はもともと、20年間使われていない大手出版社の倉庫でしたが、2014年10月に大規模なリノベーションにより、カフェを含めた商業施設へと変貌を遂げます。

倉庫の持ち主である大手出版社と、カフェやアパレルを手がけるファッション企業と、日本を代表する建築家の隈研吾氏の3者のコラボレーションにより、「la kagu」が誕生しました。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】「lakagu(ラカグ)」(神楽坂)
倉庫と聞くと、冷たく無機質なイメージを持つ方が多いでしょう。
しかし、ここ「la kagu」は倉庫の無機質な雰囲気を上手く活かし、回りの植林などによる“自然の温かさ”と倉庫の“無機質な雰囲気”を融合させたオリジナリティー溢れる空間に仕上がっています。

太陽の光を受けて輝く木の階段、そしてガラス扉を抜けると、外の光をそのまま映したような明るく、しかしどこか落ち着く店内が広がります。

カフェと、本と、ファションが楽しめる空間

店内は、カウンター・キッチンともに、白を基調としたシンプルな作り。
キッチンはオープンになっていて、どんな手順で料理をしているのかを、見ることもできます。
席は、20人ほど座れる大きな木のテーブルが2つ並んだダイニング風のスペース。
テーブルには、積み重ねられたニュースペーパー風の目を引くメニューがあり、注文後はメニューをランチョンマットのように使い、料理を頂くスタイルも可能です。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
メニューは、バリエーション豊かなホットドッグやサンドウィッチ、ポテトやサラダなどのサイドディッシュ。
ドリンクはコーヒー、紅茶などと、ビールなどのアルコール類も揃っています。

しっかりと食べたい時はサンドウィッチやホットドッグ、小腹がすいている時はポテトやサラダだけ、といった使いわけが出来るのもいいですね。
ブラウニーやジェラートなどのデザートも揃っているので、神楽坂散歩の休憩にもピッタリです。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
また、カフェがある1階には、雑貨やレディースの洋服、2階にはメンズの洋服、そして本の取扱いがあります。2階には作家の方がトークショーなどのイベントを行うスペースもあり、出版社の倉庫であった一面が、ここでも見られます。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)

街と繋がる、生まれ変わった大きな倉庫

いま世の中には、日々の忙しさに追われて、自分が住んでいる街への関心や興味が薄れ、街との繋がりが弱くなってしまっている人も多くいると思います。
しかし、賑やかさと静かさ、その両面を備え持つ神楽坂は、今もなお“街と人”とのつながりがしっかりと残っています。きっとそれは、自分の街を想う人が多いからではないでしょうか。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
そんな神楽坂にあった、昔から街の一部としてそこに存在していたのに、人々と繋がることは無かった大きな倉庫。カフェとして生まれ変わったことで、沢山の人と繋がり、また沢山の人々を繋ぐことが出来るようになりました。
「la kagu」を通じて、神楽坂は、ますます“街と人”との繋がりが強くなっていくことでしょう。

【リノベ・古民家カフェ vol.14】 「la kagu/ラカグ」(神楽坂)
街にある倉庫一つがカフェになるだけで、街の景色や繋がりは変わっていきます。
“ただ歩くだけの道、あるだけの建物”、そんな考えを少しだけ変えて生まれ変わった倉庫カフェ「la kagu」を覗いてみませんか。

倉庫からカフェへの大転換!リノベーションカフェ国内編

国内の“倉庫リノベカフェ”をまとめて公開!!

リノベーションによって生まれ変わったカフェ、ショップやオフィスを紹介するシリーズ【リノベ◯◯まとめ】vol.2です。

倉庫や民家、工場や学校をリノベーションした素敵なカフェやオフィスが、世の中には沢山ありますね。
前回の【リノベ◯◯まとめ】では、「古民家カフェ編(東京)」をご紹介しました。どこのカフェも古民家を活かした素敵な空間です。

今回はリノベ◯◯は、無骨なイメージとワクワク感溢れる“倉庫(蔵)をリノベーションしたカフェ(国内版)”を、まとめてご紹介していきます!

①rub luck cafe/ラブ・ラック・カフェ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:和歌山県有田市千田1470-2
アクセス:[有田大橋から]国道42号線、20号線を南へ車で約10分。
営業時間:11:00~日没
定休日:月〜金 ※土、日、祝日のみ営業
TEL:0737-83-0028
rub luck cafeの詳しい情報はこちら(食べログ)

②la kagu/ラカグ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:東京都新宿区矢来町67番地
アクセス:神楽坂駅から徒歩0分、牛込神楽坂駅から徒歩6分
営業時間:8:00~21:00
定休日:不定休
TEL:03-5579-2130
la kaguの詳しい情報はこちら

③Nui/ヌイ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:東京都台東区蔵前2-14-13
アクセス:蔵前駅より徒歩3分
営業時間:9:00〜25:00
定休日:無休
TEL:03-6240-9854
Nuiの詳しい情報はこちら

④イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:東京都台東区寿4-7-11
アクセス:田原町駅より徒歩3分
営業時間:11:00−20:00 
定休日:月曜
TEL:03-5830-3863
イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫の詳しい情報はこちら

⑤cafe umie/カフェ ウミエ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:香川県高松市北浜3-2北浜alley
アクセス:JR高松駅から徒歩20分
営業時間:11:00~24:00
定休日:水曜日
TEL:087-811-7455
cafe umieの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑥Necojaraci/ネコジャラシ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:石川県金沢市保古3-170
アクセス:JR西金沢駅より車で2分
営業時間:11:30~15:00、18:00~23:00
定休日:木曜日
TEL:076-227-9199
Necojaraciの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑦フクモリ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:東京都千代田区東神田1-2-1
アクセス:馬喰町より徒歩4分、小伝馬町より徒歩6分
営業時間:11:30〜23:00
定休日:日曜、祝日
TEL:03-5829–9987
フクモリの詳しい情報はこちら

⑧Cafe Soul Tree/カフェソウルツリー

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:東京都世田谷区鎌田3-2-15
アクセス:二子玉川駅から徒歩12分
営業時間:11:30~26:00
定休日:無
TEL:03-6411-7312
Cafe Soul Treeの詳しい情報はこちら

⑨悠日カフェ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:栃木県宇都宮市吉野1-7-10
アクセス:南宇都宮駅から徒歩3分
営業時間:11:30~18:00
定休日:水曜
TEL:028-633-6285
悠日カフェの詳しい情報はこちら(食べログ)

⑩川原町屋

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:岐阜県岐阜市玉井町28
アクセス:「長良橋」バス停下車徒歩3分
営業時間:9:00〜18:30
定休日:無
TEL:058-266-5144
川原町屋の詳しい情報はこちら(食べログ)

⑪安蔵里カフェ

【リノベ◯◯まとめ vol.2】 倉庫カフェ編(国内) ~倉庫特有の無骨さと、ワクワク感あふれる空間~ikigoto-tumblrより
住所:福岡県糸島市川付882
アクセス:八反田バス停下車徒歩3分
営業時間:10:00~16:30
定休日:火曜
TEL:092-322-2222
安蔵里カフェの詳しい情報はこちら(食べログ)

次回は“海外”の倉庫リノベカフェまとめ!!

いかがったでしょうか。
倉庫リノベーションカフェは見えているだけで、ワクワクしますね。

リノベーションカフェといっても、倉庫カフェと古民家カフェとはまた全然違った魅力があります。
気分に合わせて上手に使い分けたいですね。

次回は、海外の“倉庫をリノベーションしたカフェ”をまとめてご紹介します!
スケールの大きい素敵な空間が、目白押しですよっ!