住宅街に佇むティーハウス
千代田線根津駅から歩いて5分ほど。
所謂「やねせん」と呼ばれる、ちょいノスタルジックな雰囲気が人気のエリア。
お寺や神社、古民家も多く残っており、都心部の喧騒を忘れさせてくれる街並みがあります。
そこに、ひっそりと佇む古民家をリノベした素敵なカフェ「イングリッシュティーハウス ペコ(Pekoe)」。英国紅茶の専門店です。
一見、カフェが分からずに見過ごしてしまいそうな佇まい。
この「やねせん」エリアは古くからの家も多く、古民家を利用したカフェやショップ、レストランなどが数多く点在しています。休日は、それらを散策しながら「やねせん」を巡る人達も多いようです。
小さなお店の看板。センスの良さが伝わってきます
こんな住宅街にあるので、うっかり通り過ぎてしまいそう
言問通り(ことといどおり)から一本入ったところにありますが、注意して探さないと通り過ぎてしまいそうなほど、住宅街に馴染んでいます。
お店に近づくと、雰囲気に合ったかわいらしい看板が迎えてくれます。
「洋」と「和」が見事に調和した空間
店内は、外観からは想像できないような空間に仕上げられています。
壁や床は古民家のまま使われ、家具はオーナーのセンスがひかるイギリスアンティークの机や椅子が中心に揃えられており、“和”と“洋”が絶妙にマッチしています。
古民家とイギリス家具が上手く調和された店内
席数は10席ほど。どの席も、椅子や机に個性的な表情があって魅力的。
壁は一面に広がる窓があり、陽の光をふんだんに取り込んだ店内は程良い自然な明るさです。
大きい窓から採光ばっちり。気持ち良い陽の光
足踏みミシン台を再生させたテーブルや古い絵本、チッカチッカと時を告げる古時計、窓辺などの随所に飾られた小物、そして窓の外に広がるイングリッシュガーデンなど、目を奪われてしまうところが盛り沢山です。
足踏みミシン台を再生させたテーブル。知る人ぞ知る“SINGER”の文字
窓辺を彩る小物
窓の外に広がるイングリッシュガーデン
ここまでくると、もう外とは別世界。
店内は、外部とは時間の流れが違った感覚に陥る不思議な空間です。
チッカ♪チッカ♪と心地よい音と時を刻む古時計
窓辺の小物
一人で落ち着きたい時に
ほどよく静かで、時間の流れがゆ~っくりな「イングリッシュティーハウス ペコ」。
忙しさに追われて気持ちが落ち着かない時や、何か考えごとをしたい時は、古き良いイギリスのカフェにタイムスリップしたような店内で美味しい紅茶をいただいてリラックスしてください。
“すっ”と頭も心も上手く整理されそうです。
紅茶はポットで。もちろん、香りも味も抜群です
お店の外観。いい佇まいですね~
お店を出た後は、面白い発見や出会いが待っている「やねせん」エリアをブラブラと散策してみるのもオススメです。