下町情緒あふれる街の、あたたかいカフェ
浅草にも近く、下町情緒が色濃く残る街、入谷。
日比谷線入谷駅を出て、入谷交差点から裏に一本入った所に、築50年の一軒家をリノベーションした2008年5月にオープンの「iriya plus café(イリヤプラスカフェ)」があります。
住宅地にひっそりと佇みながらも、独特の存在感を醸し出しています。
テラス席が目を引きます
大通りから一本入った裏路地
オーナーのセンスが光る築50年のリミックス空間
築50年の建物を活かした空間は見れば見るほど、独特で魅力です。
店内は古木材の天井や窓、木の棚といった日本製のものと、アメリカンアンティーク食器やインテリア小物・北欧家具など異なる国と時代のものが混在しながらも、違和感なく調和し、心地よい落ち着いた空間に仕上がっています。
片側の壁面には本や様々なインテリア小物、もう一方の壁面には色壁一杯にポップなイラストやロゴがハンドペイントで施されています。
壁一面に広がるポップなイラスト
天井もいい雰囲気です
店内は入り口を入ってすぐ広がる土間と、奥にキッチンとテーブル席が広がっています。どの席もスペースをしっかり設けてあり、とてもゆったり出来るようになっています。
かわいいオープンキッチン
店内奥のフロアからの眺め
街のコミュニティを活性化する“カフェ”
入谷は下町情緒が残る住宅地だけに、遠方から来る人以外にも、地元のお客さんも大勢いらっしゃるようです。確かに、家の近所にこんな素敵なカフェがあれば、頻繁に行ってしまいそう。
「イリヤプラスカフェにいけば、近所の誰かに会えるかも。」
地元のお客さんには、そんな想いがあるのかもしれません。
きっと「イリヤプラスカフェ」のようなカフェが住宅地にもっと増えると、その土地のコミュニティは更に活性化するのではないかと思います。
初夏の夕方はテラス席も気持ちよさそうです
このiriya plus caféは、近くに「iriya plus cafe@カスタム倉庫」という倉庫をリノベーションして作られたカフェも展開されているそう。そちらも、倉庫の雰囲気が残るとても素敵な空間だとのことです。「iriya plus cafe@カスタム倉庫」は、また別の機会にご紹介します。
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