Archives for 9月 2015

渋谷のセルフリノベーションカフェ「サントラントヌフ/cent-trente-neuf」(渋谷)

都会の路地裏、オシャレな隠れ家レストラン

多くの若者で賑わう、渋谷駅ハチ公口から井の頭通りへ。
西武百貨店などが並ぶ通りを少し外れ、ライブハウスや個人店が並ぶ細い通りへ入っていくと、木を基調としたオシャレな建物の窓に、白い帽子で料理に勤しむシェフの姿。

フランス料理の隠れ家レストラン「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」です。

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

「ヌフカフェはなぜ潰れないのか?」という著書にある恵比寿の「ヌフ・カフェ」をはじめ、セルフリノベーションカフェを次々と展開している有限会社イーストミーツウエストが手掛けています。

同社のカフェはフランスをベースにした空間で、人の流れを作ることを得意としています。

イチオシは冷製スープ、カクテルも充実

ランチメニューは日替わりで、メニューに日付が入っており、デザインも日々変えているようです。850円~1000円のお手頃価格でサラダとパン、ドリンク付き。

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

お店のおすすめ商品はじゃがいもの冷製スープ。ランチセットに追加することが出来ます。
夜はワイン、カクテルが充実。おつまみの種類も豊富です。

ランチもバーも本格的に楽しめるお店

ドアにはイルミネーションがキラキラと光り、外壁にはメニューが書かれた黒板。
ランチメニュー、ケーキセット、バーメニューと時間帯別にメニューが書かれています。
シェフがキッチンで料理している姿が垣間見える小窓があるのが特徴的。

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

パリッとしたパンにサラダ、フランス料理を気軽に楽しめるのが魅力です。メニューも日々変わるので、何度訪れてもいいですね。
仕事終わりや、近くのライブハウスでのイベント終わり等、バーの需要も高そうです。

飾りをそぎ落としたシンプルな調度品

赤みがかった木を基調としたテーブルと椅子で統一された店内。
ワインボトルが飾られている棚や素材が並べられた中の見える冷蔵庫など、フレッシュさを感じさせるレイアウト。

飾りは少な目ですが統一感のある印象で、まさにフランスを感じる、シンプルでオシャレな空間です。

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」(渋谷)

本格フランス料理を楽しめ、カフェもバーも充実の「cent-trente-neuf/サントラントヌフ」。

少し贅沢な気分を味わいたくなったとき、
シェフの顔の見えるフランス料理の隠れ家レストランを、ぜひ訪れてみてください。

町工場をカフェにリノベーション!「チャビー/CHUBBY」(代田橋)

小さな住宅街の大きなカフェ

新宿の隣に位置するこじんまりした静かな住宅街“代田橋”。
駅名は以前、この近くに架かっていた橋の名「代田橋」から取っており、橋の名の由来は伝説の巨人「ダイダラボッチ」と言われています。

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

小さな飲食店が並ぶ通りを外れ、路地裏の住宅街を歩くと少し間口の広いお店を見つけました。
一見ブティックのようなリノベーションカフェの名前は「CHUBBY/チャビー」。

工場リノベーションならではの広さが魅力

元々は町工場だったのを今のオーナーと知り合い数名で改装し、カフェもバーも出来るお店にしたそうです。店内は工場リノベーションならではの広さが際立ちます。ほとんど仕切りのない広々した造りのため、大人数のパーティー利用も可能です。

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

隣のテーブルとの間隔も広く、他の人の会話もあまり気にならないのでパソコン作業をする人にもオススメです。
元の造りをほとんどそのまま残してあり、木の感触を直に感じられるテーブルや柱、木製のメニューが目につきます。

有機野菜、素材にこだわった手作りメニュー

ランチはボリュームのあるサラダ、ドリンク付きで1000円とリーズナブル。
バーのおつまみメニューは600円~900円で、福岡産の有機野菜を使用した日替わりメニューが特徴です。

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

他にも国産ぶどうを使用したぶどう酢の水割りなど、健康志向のメニューが豊富で素材へのこだわりが随所に見られますね。店員さんがお勧めの食べ方を教えてくれるので初めてでも安心ですね。

行き届いた優しい接客が人気の秘密

ランチ、カフェ、バーという3つの顔を持つお店の人気の秘密は行き届いた優しい接客。
店内へ入るとすぐに店員さんがフレンドリーに話しかけてくれて、店内の展示品、販売品の解説もしてくれるのがいいですね。

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

聞く前にお手洗いの場所を教えてくれるなど、こちらの期待以上のサービス。
お出迎えからお見送りまで気分よく過ごせます。常連さんが多いのも納得ですね。

「CHUBBY/チャビー」(代田橋)

明るく優しく丁寧な接客と、身体に優しい野菜料理。
ふらっとバーに立ち寄りたいとき、都会の人混みを離れてゆったりしたいとき、代田橋の「CHUBBY/チャビー」を訪ねてみてください。

綺麗な白いお家が目印!「TAK!TAK! café/タックタックカフェ」(つつじヶ丘)

ファミリーに人気の緑に囲まれた高級住宅街“つつじヶ丘”。
ロータリーから発車するバスに揺られ、深大寺を訪れると、賑やかな駅前とは打って変わった閑静な住宅街に入ると、住宅街にさりげなくある立て看板を見つけました。

綺麗な白いお家、「TAK!TAK!cafe」です。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

ご両親が住んでいた古民家を改装し、カフェができるようにしたというこちらのお店。
一見ごく普通の民家なのですが、フェンスにかかっている看板が目印です。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

一番近いバス停はスーパー前の深大寺市営住宅前。
ただ、本数は少ない時間帯には1時間に1,2本。そのため、近くの別のバス停に行かれる方もいらっしゃるのだとか。

店内は明るくきれいでアットホームな雰囲気があり、グランドピアノが素敵なインテリアになっています。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

お庭側の壁は一面ガラスでお庭の景色を一望することが出来、鉢植えであふれるお庭はとっても華やかで、希望すればテラス席でもティータイムを楽しめます。

シンプルメニューをお手頃価格で

コーヒー、紅茶、ケーキのみのシンプルなメニュー。
ドリンクは400円~500円程度、「本日のケーキ」は400円でドリンクとセットで100円引き。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

「サービスケーキ」と「本日のケーキ」の2種類あり、ドリンク全てにサービスケーキ付。それでこのお値段はとってもお得!

プチサイズでも楽しめる焼きたてケーキ

この日のサービスケーキはスパイスシフォンケーキで小さな一切れに爪楊枝を刺して出してくれました。ふんわりしてとてもおいしいです。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

ちょこっとだけ甘いものが食べたいときにも嬉しいサイズ。
その場で切って出してくれるのも新鮮ですね。

人気の秘訣はオーナーの温かいお人柄

どの駅からも離れた立地でありながら、住宅街の住民に愛されているこちらのカフェ。

オーナーの一つ一つ丁寧に淹れてくださるコーヒーや、優しい甘みの焼きたてケーキは家庭的な温かみを思い出させてくれます。
心のこもった丁寧なサービスで「また行きたい!」というお客様を増やしているのでしょう。

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

TAK!TAK! café」(つつじヶ丘)

“超”隠れ家カフェ「TAK!TAK!cafe」。
都会の喧騒から離れたいとき、
忙しさを忘れてゆったりと楽しみたいとき、
オーナーが心をこめて焼いた手作りケーキを楽しみに来てみませんか。

オシャレ古民家カフェ「64 Cafe + Ranai/64カフェプラスラナイ」(武蔵小杉)

目黒線・東急東横線・南武線が通り、川崎市営地下鉄の乗り入れ予定や横須賀線の新駅開業、商業施設とタワーマンション建設ラッシュなど、子育てしやすい街として注目度の高いエリア、武蔵小杉。

「64 Cafe + Ranai」(武蔵小杉)

「64 Cafe + Ranai」(武蔵小杉)

そんな人気上昇中エリアで向かった古民家カフェが、小さくて可愛らしい看板が目印の「64 Cafe + Ranai」。

都会化に流されない、古い日本家屋

なんとカフェはパーキングの敷地内という立地。
初めて来た方には分かりにくいかもしれませんので、注意してくださいね。

また、64 Cafe + Ranai という名前は、1964年築の古い日本家屋をリノベーションした、ということが由来になっています。

「64 Cafe + Ranai」(武蔵小杉)

「64 Cafe + Ranai」(武蔵小杉)

お店に進むと、黒板で書かれた小さな看板とテラス席が。
木造の建物や、玄関の扉なども当時のままということで、”昭和の住宅”という風情が残っています。

昔と今が混じり合う、お洒落リノベーションカフェ

扉をあけ店内に入ると、カウンターの横には、写真などの小物があり、見渡しながら席に。
フカフカの椅子・ソファー、そして正方形の木のテーブルは北欧な雰囲気を演出しています。

「64 Cafe + Ranai」(武蔵小杉)

「64 Cafe + Ranai」(武蔵小杉)

天井は取り払われ、開放感とアンティークのシャンデリアの光が、きらきらとあたりを照らしています。

「64 Cafe + Ranai」(武蔵小杉)

本棚は、自由に本を読むことも可能です。
星の王子様やライ麦畑で捕まえてなど、さまざまな種類の本があり、お気に入りの一冊を見つけながらの食事も楽しいですね。

学生は大喜び!?多すぎて嬉しすぎるメニュー

カウンター頭上の、メニューが書かれた大きな黒板を見ると、ランチはパスタやチキンカレーなど様々な料理が。
特にパスタは量が多いそうなので、学生は大喜び間違いなしですね。

「64 Cafe + Ranai」(武蔵小杉)

スイーツは、ミルクレープ(500円)や、チーズケーキなどがあるので、読書をしながら甘いものを楽しむことができます。

ドリンクはコーヒー(500円)や紅茶、ココアやアルコール類など、たくさんの種類があります。
2杯目以降は300円引きになっていると、居座ってしまいそうです。

「64 Cafe + Ranai」(武蔵小杉)

14時からは飲み物だけのオーダーとなっていて、ドリンクなどに、アイスクリームやチョコレートソースなどの、
トッピングが可能なので、自分だけのドリンク作りも楽しむことができます。

昔のものはそのままで。都会の中でゆったりとした空気を。

外からは、きらきらと反射した自然の緑と日の光が、とても気持ちよく店内に。
座り心地の良いソファに深く腰をかけ、深呼吸をすると木の匂い…。

「64 Cafe + Ranai」(武蔵小杉)

昔の建物は残しながら、住宅街の中の静かで自然を感じられるなお洒落なカフェ。
懐かしさと新しさが入り混じるこのカフェで、こころ落ち着くひと時を過ごしてみませんか?

ギャラリーも併設!古民家カフェ「753cafe/ナナゴーサン」(横浜市中山)

都会の中にひっそり佇む、隠れ家的カフェ

蛍を見ることが出来る、県立“四季の森公園”。
活気あふれる声が聞こえる、昔ながらの雰囲気が楽しめる中山商店街。
駅前は、人が多いことと、道が細いことから、交通整理をしなければいけないときも。

そんな自然が溢れている中に、賑やかな人の声をも持つ中山駅ですが、少し歩くと、閑静な住宅街が広がっています。

753cafe (横浜市中山)

753cafe (横浜市中山)

今回向かった「753cafe」は、住宅街にひっそりと佇み、夏の暑さから隔離されているような隠れ家的カフェでした。

沢山の自然に囲まれた3つのスペース

店内は、オシャレな雰囲気を残しつつ、古民家カフェらしい懐かしい匂いや、内装が特徴です。

753cafeは、地域とのつながりが強く、建物内は、「カフェスペース」「野菜の直販スペース」「ギャラリースペース」の3つに分かれています。

753cafe (横浜市中山)

今回は、「カフェスペース」に伺わせていただきました。

自然のカーテンがお店を覆い、リラックスできる店内

庭には緑が広がっているため、自然を近くで感じることができます。
そのため、庭に足を踏み入れただけで、自然な涼しさに体が包まれました。

石畳の上を歩き、緑に囲まれたテラス席と店内へ続くドア前へ。
どちらの席も魅力的で、とても悩んでしまいます。
ドアを開け店内に入ると、濃い茶色で統一された、落ち着いた雰囲気がそこに広がっていました。

753cafe (横浜市中山)

窓が広いため、自然の光が入ってきて、柔らかい光が店内に入ってきます。
外と中は数メートルしか変わらないのにも関わらず、色々なカフェの顔を見せてくれています。
テーブルと椅子の近くには、置きものや本があり、落ち着いた店内にぴったり。

753cafe (横浜市中山)

また、カウンター席にも窓があり、ここからはまた違う風景が広がっています。
大木が目の前にあるため直接光が入ることなく、光の入り具合を調節してくれています。

愛犬とお散歩中にも立ち寄れちゃう、素敵なメニュー

メニューの最初のページには、「753は人の手による様々な営みを通して、自然や動物と調和した暮らしを共有する参加型ライフスタイルショップ」と書かれていて、繋がりを大事にしていることが伝わってきます。
さらにページをめくっていくと、様々なメニューが目に飛び込んできます。

753cafe (横浜市中山)

メニューは、1000円以下で満足できる品々がたくさんあり、ランチは日によっても和食や洋食など様々で、いつ来ても楽しめますね。
お味噌やお醤油、また無農薬の野菜も自家製だそうで、お子様も安心して召し上がることができます。

スイーツは、シフォンケーキ(500円)や季節限定とちおとめのミルクアイス(650円)などがあり、ドリンクはコーヒーや烏龍茶のラベンダー風味など、珍しいものもあります。

753cafe (横浜市中山)

ウーロン茶のラベンダー風味は、お好みでラベンダーを抽出したシロップを加えることができるため、花のにおいが苦手でない人には、是非召し上がっていただきたい飲み物です。

753cafe (横浜市中山)

しっかりとした甘さがあるのに、それだけではなくラベンダーの風味が鼻を抜け、頭をすっきりさせてくれます。
ペット同伴が可能な上に、愛犬用の料理も用意されているため、散歩の途中に立ち寄ることも可能ですね。

喧騒を忘れられるカフェ

蒸し暑い日が続いているため、「リフレッシュしたい!」と考える日があるのではないでしょうか。
そんなときは、自然に目を向けてみる、ということも一つのリフレッシュ方法だと思います。

753cafe (横浜市中山)

753cafe (横浜市中山)

自然の中で美味しいコーヒーを飲む、という簡単に出来そうで出来ない、簡単なリフレッシュ方法。
是非、753cafeでおこなってみてはいかがでしょうか?

手塚治虫が元住人?!アパートリノベーションカフェ「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

木漏れ日が溢れる欅並木で見つけた、ノスタルジックな建物

買い物客で賑わう副都心”池袋”のすぐ側、落ち着いた雰囲気で風情のある街「雑司が谷」。

夏目漱石の有名な作品の一つ「こころ」で描かれた“雑司が谷霊園”や、安産・子安の神様である子母神をお祀りする“鬼子母神堂”など、神社やお寺が数多くあります。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

そんな雑司が谷駅から徒歩2分、鬼子母神堂へ続く、欅並木が素敵な参道を歩いていると、
ノスタルジックな雰囲気を醸し出すカフェがありました。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

その名は「キアズマ珈琲」。
入り口のガラスの格子戸が、まるで昭和にタイムスリップしたかのように感じさせてくれます。

「キアズマ珈琲」の“キアズマ”というのは、オーナーさんが好きなジャズアルバムのタイトルから由来しているそうです。
また、“キアズマ”は、“染色体が交叉する結び目の部分”を意味していて、店内も、人々のそれぞれの時間や感情が交叉するような空間になっています。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

「キアズマ珈琲」は、かつて手塚治虫が住んでいたといわれる並木ハウスの別館で、築80年の木造建築をリノベーションしました。
できるだけ以前のデザインを維持し、昔ながらの日本の良さをうまく残した可愛らしい建物に仕上がっています。

色使いが魅力、シックで大人な空間

店内も古民家らしい空間が広がっているのだろうと、引き戸を引き、足を踏み入れると、予想を良い意味で裏切る、センスの良いシックな内装に、アンティーク調の家具が目に飛び込んできました。

店内を暗くし、少しの照明と外から差し込む光をうまく活用することによって、開放的で落ち着いた空間を演出しています。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

なんといっても、色使いが統一されているのが魅力的。
左の壁とキッチンは緑一色で覆い尽くされていて、壁は黒板になっており、メニューが書けるように工夫されています。
対して、右の壁は白一色。
差し色に黄色が少し使われています。

そして、全体的に古民家らしい木の茶色が柱や、天井、テーブル、椅子などあちこちにちりばめられていて調和を保っています。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

お店の1階は、入り口入って左手にカウンター、右手には2人席の小さなテーブルが2つあり、奥には2階へと続く階段が。

2階に上がると白い壁で4人席の大きな木のテーブルが2つ。奥にあるちょっとした空間は、壁一面赤く、緑色のソファ2つに木のテーブル。

天井が高く、窓がたくさんあるため、日の光が心地良い開放的な空間が広がっています。ここでも色使いがとても魅力的でした。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

座席数は1、2階あわせて25席。お客さんとの距離が近すぎず、適度に離れているためとても落ち着けます。
1階が禁煙で、2階は喫煙席になっているため、タバコを吸う人にとっても、吸わない人にとっても安心で嬉しいですね。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

また、メニューは珈琲好きにはたまらない内容となっています。
ドリンクは、自家焙煎のコーヒー450円~。10種類と種類が豊富で、カウンターの中で珈琲を挽く香りがたまらなく良いです。紅茶は500円〜。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

フードは、ホットドックが400円〜、サンドウィッチが500円。そして絶品のベイクドチーズケーキ、ミルクシフォン、ガトーショコラが各400円。
フードと珈琲または紅茶とセットで800円〜と満足の内容です。

珈琲の味は苦みが少なくさっぱりしています。
鼻から豊潤な香りが抜けて、とてもリラックスできます。

レトロシック×古民家=キアズマ珈琲

店内にはオーナーさんが好きなジャズがBGMとして静かに流れています。
開放的な店内に、珈琲の美味しい香りに包まれて、なぜか自然と暖かな気持ちにさせてくれます。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

時間の流れがゆったりしていて、時が経つのを忘れてしまいそうです。
古き良き日本を感じさせる昭和な外観にシックな内観。そのギャップにあなたもきっとキアズマ珈琲の虜になること間違いなし。

「キアズマ珈琲」 (雑司が谷)

雑司が谷を散歩して、「キアズマ珈琲」で美味しい珈琲を一杯。
そんな贅沢な休日を過ごされてはいかかでしょうか。

メジサバ御用達の着物屋カフェ「花想容/かそうよう」(目白)

目白の住宅街の中にある隠れ家カフェ

若者が多く集まる池袋と高田馬場の中間に位置する“目白”。
有名私立幼稚園・小学校が集まる地域で、子どもを迎えにくるお母様たちのコンサバファッションに注目した、“メジサバ”という造語を生んだ街です。

目白駅を出て住宅街を進むと、一歩路地裏に入ると坂道がたくさんあることと建物が密集していることから、建物の重なった様子や急な階段の作りなど、一風変わった街並が広がります。

花想容

そのまま進むこと徒歩10分、元は着物屋から始まった落ち着いたカフェ、「花想容(かそうよう)」がありました。

「花想容」(目白)

もともと着物屋だった「花想容」は、評判の良かったお菓子やお茶をもっと多くの人にふるまうために、2006年にカフェ用のスペースをリノベーションし、OPENしました。

「花想容」(目白)

ここは、大正時代の家屋に作られたカフェで、昔ながらの縁側や日本庭園を楽しむ事ができます。路上に置かれている看板を目印に一歩二歩石畳を進んで小道を進むと、緑いっぱいのぱっと開けた景色が広がっています。

玄関では、靴を脱いでから店内へ。
カフェに靴を履いたまま出入りすることの多くなった日本では、靴を脱ぐ事の方が逆に珍しくなってきましたね。

落ち着く空間で、日本の文化に触れる

店内に入ってスリッパを履き、廊下を進むと、8席ほどのソファーとテーブルが置かれています。畳ではなくフローリングでリノベーションされており、和モダンなインテリアが落ち着く空間を演出。

「花想容」(目白)

そこから緑いっぱいの日本庭園のような中庭を眺めることができます。また、店内には着物や帯が展示されており、実際に触ってみて楽しむことができるのも魅力的ですね。

なお、ここでは着物の販売はもちろん着付け教室も行っています。
カフェでくつろぎながら、アットホームなスタッフの方と着物の相談をしてみてはいかがでしょうか。

「花想容」(目白)

メニューは、コーヒーはもちろん、お抹茶、ゆず茶など和テイストを取り揃えています。ドリンクは全て500円均一なので、日頃飲まない種類のドリンクにも手がのびそうです。

「花想容」(目白)

また、デザードメニューも豊富。
洋菓子から見た目が綺麗な生和菓子まで、ドリンクに合わせて食べ物を選ぶ事ができます。デザートも500円からという値段設定でもいいですね。

いつのまにか時間が過ぎていく空間

店内はとても静かですが、そこに流れる静かな音楽がとても心地よい空間を作り出しています。カフェのスペースはキッチンから離れていて、スタッフの方の目も気になりません。友達同士でくると、ついつい時間を忘れて話に没頭できる空間があります。

「花想容」(目白)

「花想容」(目白)

着物や庭をみて心で楽しむような空間は日本ならではの文化ですね。ほっと落ち着くことができる空間に癒されます。

カフェ内の身近にある綺麗な着物の和柄をみてうっとりし、遠目では縁側越しに生い茂った自然を感じながら、和の空間を十二分に楽しむことができますよ。